他人事じゃない…アイドル刺傷事件から考えるストーカー対策

２１日夕方、東京・小金井市で、アイドル活動をしていた大学３年生の冨田真由さん（２０）が、当日出演する予定だったライブ会場の前でナイフで刺され、意識不明の重体になっています。
女性アイドル刺傷事件 逮捕の男「殺すつもりだった」 | NHKニュース

警視庁が傷害の疑いで逮捕したのは、住所不定、職業不詳の岩埼友宏容疑者（27）。調べに対し岩埼容疑者は「自分が刺したことに間違いない」と供述し、容疑を認めているという。
女性アイドルが刺されて重体…ストーカーが明かす”個人情報特定の仰天手口”(1ページ目) – デイリーニュースオンライン

岩埼容疑者は「プレゼントを贈ったが、送り返された。現場で問いただしても曖昧な答えをされたので、カッとなって何回も刺した」と供述している
冨田真由さん、警察にストーカー相談も担当部署に伝わらず…小金井刺傷事件 : スポーツ報知

冨田さんは周囲にも「男に付きまとわれている」「個人情報、電話番号教えてくれと言われた」などと漏らしていました。
「2日後にライブ」と連絡　相談受けた警察の対応は

警察庁によると、全国の警察が去年１年間に認知したストーカー事案は前年から３．７％減ったが、２万１９６８件と３年連続で２万件を超えた。
ストーカー事案　３年連続で２万件超える｜日テレNEWS24

被害者の９割近くが女性。警察は被害者の安全確保を最優先に摘発を行っているほか、加害者の執着心を取り除くため、精神医学・心理的手法の調査研究も進めている。
ストーカーなお２万件超＝ＤＶ被害最多に－警察庁：時事ドットコム

冨田さんは今月９日、武蔵野署を訪れ「ブログやツイッターに執拗に書き込みをするファンがいる。やめさせてほしい」と相談し、岩埼容疑者の名前と住所を伝えた。
警察、容疑者に接触せず　被害者から相談　　：日本経済新聞

同署は「書き込んだのが本人か調査が必要」として同容疑者に接触していなかった。加えて「すぐに危害を加えるような書き込みではない」として、ストーカー事案などを担当する部署に情報を伝えなかった。
冨田真由さん、警察にストーカー相談も担当部署に伝わらず…小金井刺傷事件 : スポーツ報知

同署は事件前日の20日に冨田さんに電話で安否を確認。翌日に小金井市でライブに出演することを聞き、「何かあれば110番するように」と指導した。会場を管轄する小金井署にも連絡したが、冨田さんから依頼がなく、ライブハウスに警察官は派遣しなかったという。
警察、容疑者に接触せず　被害者から相談　　：日本経済新聞

ストーカー被害に遭っているといって、『Twitter』やブログを警察に見せても取り合ってくれない可能性は否定出来ません。
なくならないストーカー犯罪！　危険を感じたら必ず弁護士に相談しましょう ｜ ガジェット通信

そんな時は弁護士に相談して下さい。
弁護士に相談すれば、大抵の場合は一緒に警察署に同行してくれます。警察も弁護士を連れて来られた場合、適当な対応は出来ないと心得ているので最善の策を講じて来ます。
なくならないストーカー犯罪！　危険を感じたら必ず弁護士に相談しましょう | mixiニュース

裁判所に対して「接近禁止の仮処分」をだしてもらう手続きなどもしてくれますので、「弁護士」への相談は、ストーカーには有効な手段です。
ストーカー被害の対策で弁護士に相談する時の注意点 | ストーカー対策専門ページ | ピントル