前年のNO.1ヒット曲のまとめです
元にしているチャートです。
(1964年12月第4週)~1月第2週 連続3週 1位獲得
アイ・フィール・ファイン/ビートルズ I Feel Fine/The Beatles
ビートルズ6曲目のNO.1ヒットです
イントロのフィードバック奏法は、リハーサル時に立てかけてあったエレキギターから偶然おきたハウリングを採用したもの。
アイ・フィール・ファイン – Wikipedia
(1964年12月第3週)+1月第3週 通算2週 1位獲得
カム・シー・アバウト・ミー/シュープリームス Come See About Me/The Supremes
シュープリームス3曲目のNO.1ヒットです
1月第4~5週 連続2週 1位獲得
恋のダウンタウン/ペトゥラ・クラーク Downtown/Petula Clark
イギリスでは「アイ・フィール・ファイン」に1位を阻まれ最高2位。歌詞は“疲れた時にダウン・タウンに行ってみれば必ず元気をもらえる、ダウン・タウンはあなたを癒してくれるはず”というもの。日本では弘田三枝子などがカバー。
恋のダウンタウン – Wikipedia
2月第1~2週 連続2週 1位獲得
ふられた気持/ライチャス・ブラザーズ You’ve Lost That Lovin’ Feelin/The Righteous Brothers
カリフォルニア州で結成。ビル・メドレーとボビー・ハットフィールドの2人から成るデュオ。ブルー・アイド・ソウルの代表格。63年デビュー後、フィル・スペクターが設立した『フィルズ・レコード』に移籍。
ブルー・アイド・ソウル
黒人のR&Bやソウルミュージックを白人が取り入れた音楽。最初は黒人にも白人にも揶揄され、本来自嘲的な言葉。今日では充分に評価されている。
ブルー・アイド・ソウル – Wikipedia
2月第3~4週 連続2週 1位獲得
恋のダイアモンド・リング/ゲイリー・ルイスとプレイボーイズ This Diamond Ring/Gary Lewis & the Playboys
俳優ジェリー・ルイスの息子であるゲイリー・ルイス率いる、ポップ・ロックグループ。近所の男の子のイメージで66年にかけてヒット曲を連発。有名な父親のことを告げずにディズニーランドのオーディションに合格し、成功を収める
ロイヤル・ティーンズのギタリストだったアル・クーパーが、ソングライターとして活動していた時期の作品。
アル・クーパー – Wikipedia
ロイヤル・ティーンズはタモリ倶楽部のOP曲「ショート・ショーツ」で知られています。アル・クーパーはこの年6月にボブ・ディランの「ライク・ア・ローリング・ストーン」のレコーディングセッションにオルガンで飛び入り参加することになります。
3月第1週 1位獲得
マイ・ガール/テンプテーションズ My Girl/The Temptations
ミシガン州出身。モータウンを代表するソウル・コーラス・グループの一つ。61年にデビュー後しばらくはヒットに恵まれなかったが「マイ・ガール」以降ヒット曲を量産。2013年グラミー賞で特別功労賞生涯業績賞を受賞。
3月第2~3週 連続2週 1位獲得
エイト・デイズ・ア・ウィーク/ビートルズ Eight Days a Week/The Beatles
ビートルズ7曲目のNO.1ヒットです
リンゴ・スターが「週に8日も仕事だなんて…」と嘆いていたのがきっかけでできた曲でした
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%AF
3月第4週~4月第1週 連続2週 1位獲得
ストップ・イン・ザ・ネイム・オブ・ラヴ/シュープリームス Stop! In the Name of Love/The Supremes
シュープリームス4曲目のNO.1ヒットです
ラモント・ドジャーが、恋人と喧嘩した際に、出て行こうとする恋人に向かって「stop… in the name of love!」と叫び、仲直りしたことがきっかけで出来た曲。
ストップ・イン・ザ・ネイム・オブ・ラヴ – Wikipedia
4月第2~3週 連続2週 1位獲得
好きなんだ/フレディ&ザ・ドリーマーズ I’m Telling You Now/Freddie and the Dreamers
イングランド.マンチェスター出身。飛んだり跳ねたりするユニークなステージアクトで、人気を博す。第2のビートルズを探していたEMIのタレント・スカウトに見出され、63年デビュー。
4月第4週 1位獲得
恋のゲーム/ウェイン・フォンタナ&マインドベンダーズ Game of Love/Wayne Fontana and the Mindbenders
イングランド.マンチェスター出身。63年結成。「恋はウムウム」で初ヒットを記録。メンバーのエリック・スチュワートは後に10CCを結成。
5月第1~3週 連続3週 1位獲得
ミセス・ブラウンのお嬢さん/ハーマンズ・ハーミッツ Mrs. Brown, You’ve Got a Lovely Daughter/Herman’s Hermits
イングランド.マンチェスター出身。64年に「朝からゴキゲン」がイギリスで大ヒット。ボーカルのピーター・ヌーンのアイドル的ルックスと、清潔感のある親しみやすいイメージ戦略で高い人気を博し、多くの全米トップ10ヒットを連発。
5月第4週 1位獲得
涙の乗車券/ビートルズ Ticket to Ride/The Beatles
ビートルズ8曲目のNO.1ヒットです
ジョン・レノンは「ヘヴィ・メタル・レコードとして、最も早いもののひとつ」と発言しました
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B6%99%E3%81%AE%E4%B9%97%E8%BB%8A%E5%88%B8
5月第5週~6月第1週 連続2週 1位獲得
ヘルプ・ミー・ロンダ/ビーチ・ボーイズ Help Me, Rhonda/The Beach Boys
ビーチ・ボーイズ2曲目のNO.1ヒットです
アルバム「ザ・ビーチ・ボーイズ・トゥディ」収録のヘルプ・ミー・ロンダ(Help Me, Ronda)を、ブライアン・ウィルソンがアレンジし直して再録し、「ロンダ」の綴りを「Rhonda」に変えてシングルとしてリリースしたもの。日本ではアルバムバージョンを「Help Me, Rhonda」としてシングル発売
ザ・ビーチ・ボーイズ・トゥディ – Wikipedia
6月第2週 1位獲得
涙のお願い/シュープリームス Back in My Arms Again/The Supremes
シュープリームス5曲目のNO.1ヒットです
6月第3週+7月第1週 通算2週 1位獲得
アイ・キャント・ヘルプ・マイセルフ/フォー・トップス I Can’t Help Myself (Sugar Pie Honey Bunch)/Four Tops
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%B9
6月第4週 1位獲得
ミスター・タンブリン・マン/バーズ Mr. Tambourine Man/The Byrds
カリフォルニア州で演奏活動をしていたソロフォーク歌手やフォークグループメンバーにより結成。フォークの温かな雰囲気と、ロックンロールのリズム感と豊かなハーモニーを融合させた独特のサウンドを持つ。フォークロックを代表するバンド。
ボブ・ディランの曲として、初めて米国・英国のチャートでトップを記録。アニマルズの「朝日のあたる家」に続くフォーク・ロックの大ヒット曲となり、このジャンルの確立に貢献した。
ミスター・タンブリン・マン – Wikipedia
7月第2~5週 連続4週 1位獲得
サティスファクション/ローリング・ストーンズ (I Can’t Get No) Satisfaction/The Rolling Stones
イギリス.ロンドンで結成。現在まで半世紀以上第一線で創作を続ける、ロックの代名詞的な存在。ブルース(リズム・アンド・ブルース)ルーツのロックンロールを特徴とし、多くの追従者を生む。
それまでのロックソングが外面的に描いてきた若者の欲求不満と疎外感を、内面の叫びとしてストレートに表現しており、ロックの精神を体現した曲とされる。
サティスファクション – Wikipedia
8月第1週 1位獲得
ヘンリー8世君/ハーマンズ・ハーミッツ I’m Henry VIII, I Am/Herman’s Hermits
ハーマンズ・ハーミッツ2曲目のNO.1ヒットです。
8月第2~4週 連続3週 1位獲得
アイ・ゴット・ユー・ベイブ/ソニーとシェール I Got You Babe/Sonny & Cher
ソニー・ボノとシェールの夫婦によるポップ・ミュージック・デュオ。フィル・スペクタープロデュースのレコーディング時のR&Bバッキング・シンガーとしてキャリアをスタートさせる。ソニーは後にソロ歌手としても活躍。
9月第1~3週 連続3週 1位獲得
ヘルプ!/ビートルズ Help!/The Beatles
ビートルズ9曲目のNO.1ヒットです
ジョン・レノンは後に「僕らは豚のように暴飲暴食し肥え太っていく己自身に失望していた。助けを求めて叫んでいたんだ」と語っていますhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%97!_%28%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%81%AE%E6%9B%B2%29
ちなみに 9月第1~2週 連続2週 2位獲得
このレコードセッション終了時に残ったスタジオ・ミュージシャンで、ある売れなかったフォーク・ソングにロックテイストの伴奏をつけ、それが後にNO.1ヒットになります。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%B3
9月第4週 1位獲得
明日なき世界/バリー・マクガイア Eve of Destruction/Barry McGuire
オクラホマ州出身。25歳の頃からバーの歌手をはじめる。バリー・ケーンらと共にニュー・クリスティ・ミンストレルズを結成し、63年「グリーングリーン」をヒットさせ、65年ソロになる。
P・F・スローンが提供した楽曲。フーテナニーの目から見た、核戦争後の恐怖を描いた歌で、当時は内容が強烈であるという理由で放送禁止になった。
明日なき世界 – Wikipedia
ベトナムにアメリカ軍による空爆が開始されたのはこの年からでした
10月第1週 1位獲得
ハング・オン・スルーピー/マッコイズ Hang on Sloopy/The McCoys
インディアナ州で結成。「ハング・オン・スルーピー」の他、「フィーバー」「カモン・レッツ・ゴー」をヒットさせる。ギターのリック・デリンジャーは、後にエドガー・ウィンターグループに参加。
10月第2~5週 連続4週 1位獲得
イエスタデイ/ビートルズ Yesterday/The Beatles
ビートルズ10曲目のNO.1ヒットです
世界中のミュージシャンに数多くカヴァーされ、「世界で最も多くカヴァーされた曲」としてギネス・ワールド・レコーズに認定されている。
イエスタデイ – Wikipedia
11月第1~2週 連続2週 1位獲得
一人ぼっちの世界/ローリング・ストーンズ Get Off of My Cloud/The Rolling Stones
ストーンズ2曲目のNO.1ヒットです
11月第3~4週 連続2週 1位獲得
ひとりぼっちのシンフォニー/シュープリームス I Hear a Symphony/The Supremes
シュープリームス6曲目のNO.1ヒットです
12月第1~3週 連続3週 1位獲得
ターン・ターン・ターン/バーズ Turn! Turn! Turn! (To Everything There Is a Season)/The Byrds
バーズ2曲目のNO.1ヒットです
ピート・シーガーの曲。『旧約聖書』の「コヘレトの言葉(伝道の書)」3章を元に曲をつける。
バーズ – Wikipedia
イングランド・サリー州出身。歌手、女優。イギリスを代表するシンガーの一人。イギリスのみならずフランスにも進出を果たした。映画『チップス先生さようなら』等に出演。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%AF