尾野真千子をスカウト!映画監督 河瀬直美ってどんな人?

Matyyer

国際的に評価される数少ない日本人女性監督の一人

「カンヌ国際映画祭」の申し子

第50回カンヌ国際映画祭で初の商業作品「萌の朱雀」により、カメラ・ドール(神韻監督賞)を史上最年少で受賞。

第60回カンヌ国際映画祭で「殯の森」により、グランプリを受賞。

第62回カンヌ国際映画祭で、映画祭に貢献した監督に贈られる「金の馬車賞」を、女性、アジア人として初めて受賞。

第66回カンヌ国際映画祭コンペティション部門の審査員を務める。日本人映画監督として初。

女優・尾野真千子を見出す

中学3年生の時、地元中学校で靴箱の掃除をしている際に映画監督河瀬直美の目にとまり、1997年の映画『萌の朱雀』で主演デビュー。
尾野真千子 – Wikipedia

「萌の朱雀」
1997年公開
1998年、カンヌ国際映画祭にて
「殯の森」
2007年公開

10年ぶりに再び尾野真千子とタッグ

最新作「あん」が国内外で映画賞を受賞

「あん」
2015年公開

出演:樹木希林、永瀬正敏、市原悦子など。

カンヌ国際映画祭「ある視点」部門のオープニング作品として出品。

全国映連賞監督賞、キネマ旬報ベスト・テン読者選出日本映画ベスト・テン第3位など。
国内外でロングラン上映となり、一般の観客からも熱い支持を受ける。

学生時代はバスケットボールで国体に出場

「長身(168センチ)を生かしたプレーには定評があり、キャプテンを務めた3年時には国体にも出場している。体育大学からの誘いを蹴って、映像の道に飛び込んだが、今でもバスケットとの縁が深く、奈良県にプロバスケットチームをつくろうという“ナラ・プロジェクト”にも協力しています」(知人のひとり)
2007年6月4日10時0分配信 日刊ゲンダイ

複雑な生い立ちが作風に影響

「両親は彼女が生まれる前に離婚しているのです。生まれてからは母方の祖母の姉夫婦に育てられた。こうした生い立ちをつづったのがデビュー作『につつまれて』や2作目の『かたつもり』。その後の作品にも、彼女の生い立ちが色濃く投影されています」(映画記者)
2007年6月4日10時0分配信 日刊ゲンダイ

河瀬「つらいですねぇ(笑)。でも考えないほうがもっとつらい。空っぽすぎてね。一瞬、楽しいと感じていても、ふと立ち止まると自分が空っぽだということを感じますから」
#047 自分を見つめることが生きること。 – 河瀬 直美 さん(映画作家) | mammo.tv

河瀬「わからないから知ろうとするのは人の根っこにあるもんでしょう。私の場合、父も母も家にいなかった。こういう状態は何なのやろう。母には会ったことはあるけど、父に会ったことはない。そういうことは突き詰めなくても生きていけるけど、突き詰めたほうが生きている感じがするんです」
#047 自分を見つめることが生きること。 – 河瀬 直美 さん(映画作家) | mammo.tv

現在、2度目の結婚生活。最初の夫で、映像プロデューサーの仙頭武則氏とはカンヌで新人賞を取った97年に結婚した。が、映像ビジネスに対する考え方の違いから、00年に離婚。一時は監督業からの「引退」も考えたという。
その後、奈良時代の同級生と再婚し、04年には長男の出産も経験している。
2007年6月4日10時0分配信 日刊ゲンダイ

いまも故郷・奈良を拠点に活動

でき得る限り小学5年生の息子のために時間を割き、田んぼと畑を買い、自然の中で地元の子どもたちと一緒に作物づくりに勤しんだりしている。
河瀬直美(映画作家): 情熱大陸

なら国際映画祭を提唱。奈良から映画・文化を世界に発信。

https://matome.naver.jp/odai/2146290906110296701
2016年05月11日