脳の老化を防ぐために「1日に歩くべき距離」は1.4km~2km

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米ピッツバーグ大学の研究によって、人が1日に歩く距離が脳の老化を左右することが判明。

★ 米ピッツバーグ大学の研究によって、人が1日に歩く距離が脳の老化を左右することが判明

米ピッツバーグ大学(ペンシルベニア州)心理学助教授のKirk I. Erickson氏らは、1989年に300人近くの成人の身体活動と認知(または思考)パターンの追跡を開始した。
週に約9.6~14.5kmの歩行が加齢による認知障害リスクを低減 海外ニュース【健康美容EXPO】

◆ 脳の老化が遅くなる歩行距離は・・・

米ピッツバーグ大学によると、なんと1週間で9km~14km、1日で1.4km~2km歩いている人は、脳の老化が遅くなることが判明
脳の老化を食い止める「1日に歩くべき距離」が判明 – WooRis(ウーリス)

1週間で9km~14km歩いている人は、歩いていない人と比べて、大脳の表面を覆うシワシワの部分(灰白質)の量が多いと分かったのです。
脳の老化を食い止める「1日に歩くべき距離」が判明 – WooRis(ウーリス)

1週間にだいたい10~14キロは歩いたという中高年の人々は、あまり歩かない人々より、9年後に知力や記憶力に関連する領域の脳細胞が多くて、さらに将来の認知症のリスクも半減するようだと示す研究結果が報告
週に10キロ歩くことが脳と記憶力を守る!?

◆ 1日2km以上歩いても効果は変わらない

ちなみに1日2km以上歩いても、脳の老化予防の効果は変わりがないとか。
脳の老化を食い止める「1日に歩くべき距離」が判明 – WooRis(ウーリス)

◆ Erickson助教授のコメントは

「我々は常に、脳疾患治療に有用な薬剤や魔法の薬を探してきたが、本当に求めていたのは少なくとも一部はより簡単なことかもしれない。単に定期的に歩き、適度な身体活動を少し維持すれば、アルツハイマー病発現の可能性を低減し、脳組織を温存できる。運動しなければ、加齢とともに大きく衰退し、減退する可能性がある」
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★ 必要とされる「適度な運動」とは1.4km~2kmのお散歩!?

https://matome.naver.jp/odai/2146290608809688201
2016年05月11日