もしかしたら、あなたも“大人の発達障害”かもしれない。

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今や、子どもだけではない“発達障害”
もしかしたら、あなたもその一人かもしれない。

“大人の発達障害”その特徴は?

やるべきことを先延ばしにする。
仕事のミスが多い。
時間に遅れる。
人の話を聞かない。
人付き合いがうまくできない。
場の空気が読めない。
キレやすい。
落ち着きがない。
片づけられない。
成績優秀なのに仕事ができない“大人の発達障害”急増の真実|男の健康|ダイヤモンド・オンライン

“発達障害”の場合、「ときどき」ではなく、「いつも」こういう問題が起きており、そのために日常生活に支障が出てしまう。
発達障害は生まれながらの特徴なので、こうした問題が、大人になってからではなく、幼少期からずっと続いていることが特徴である。
自覚症状のない、大人の発達障害とは | いしゃまち

“発達障害”の種類とは?

①自閉症スペクトラム

「臨機応変な対人関係が苦手で、自分の関心・やり方・ペースの維持を最優先させたいという本能的志向が強いこと」を特徴とする発達障害。
場合によっては「ちょっと変わった人」程度で済んで、問題なく日常生活を送れることも十分にある。

イメージとしては、「融通がきかない」「ちょっとこだわりが強い」というもの。
ポジティブな方向にいけば、「ブレずに自分のペースをきちんと守り、コツコツがんばり続けること」ができる人になる。
しかし、不適切な環境におかれると、自閉症スペクトラムは自閉症スペクトラム「障害」になってしまい、実際に問題が出てしまうこともある。
大人の発達障害の種類とその症状・特徴―自閉症スペクトラムとADHD、LD|メディカルノート

②「注意欠如・多動性障害(ADHD)」

一言でいえば「そそっかしい」人。
医療用語で表現すると、多動や衝動性、不注意などの要素がある。
「環境次第では集中しきれない」「長時間ダラダラしていたと思ったら急に集中してものすごい勢いで始める」といった表れ方をする人もいる。
このタイプは、コツコツやらないと結果が出ない仕事はあまり得意ではない。
学校の先生からもあまり評価されないことがある。
しかし、「とても活動的であり、とてつもない集中力で短期間に非常にスピーディーに仕事を進めていく人」もいる。

ADHDは、以下の2つのタイプに分類される。

1、多動、衝動性優位型
多くは大人になるとそれほど多動ではなくなる。
ただし,ソワソワして落ち着かない状態は残ることが多い。
2、不注意優位型
うっかりミスや忘れ物が多い。まとまった時間の仕事に集中できない。
大人の発達障害の種類とその症状・特徴―自閉症スペクトラムとADHD、LD|メディカルノート

③「学習障害(LD)」

知的発達には概ね問題がないのに「読み、書き、算数」のいずれか(重なることもあり)が苦手。
周囲に気づかれないことも多くある。
学習障害に関しては、大人になって学校の勉強から解放されると、読み・書き・計算が苦手でもあまり困らない環境で働くことで障害が目立たずにすむケースも多くある。
大人の発達障害の種類とその症状・特徴―自閉症スペクトラムとADHD、LD|メディカルノート

“大人の発達障害”が起こす弊害

子どもの頃に、発達障害と気づかず、そのまま社会に出た途端、コミュニケーションが取れず、職場を追い出されるということが起きている。
発達障害とは?その症状と原因は?大人もやるべき自己診断テスト! | トレンド速報ニュース

会社に入ってから困るのは、会話や対人スキルが上手くいかなくなること。
一方的に自分の気持ちをまくし立てるんだけど、人の話を聞かない。
さらに問題なのは、朝の起床を始め、夜の睡眠、お金、時間、食事、整理整頓、提出物などの管理ができない。
しかも、感情のコントロールができないため、些細なことでもカーッとなってしまい、仕事上では致命的になりかねない。
成績優秀なのに仕事ができない“大人の発達障害”急増の真実|男の健康|ダイヤモンド・オンライン

“大人の発達障害”かもと思ったら・・・?

“大人の発達障害の人々の中には、幼い頃に支援やサポートを受ける機会がなく、様々な困難や生きづらさのなかで成長している。
それでも、発達障害であるとの自覚がなかったり、多少の自覚はあっても、「今さら何をしても変わらない」と諦めてしまいがち。
しかし、症状は改善することができる。
自覚症状のない、大人の発達障害とは | いしゃまち

①本人が“発達障害”であることに気づいて、受け入れる
②適切な治療を受ける
③周囲が適切な支援やサポートを行う

この3つがそろうことで、本人も周囲も安心して症状の改善に取り組むことができる。
なかでも、本人が“発達障害”受け入れることが困難な場合も多い。
自覚症状のない、大人の発達障害とは | いしゃまち

“大人の発達障害”を専門に扱う医療機関はまだ少数ですが、“大人の発達障害外来”を設置している病院もある。
また、“精神科”“心療内科”などに問い合わせて、“大人の発達障害”について受信が可能かどうか聞いてみるとよいでしょう。
自覚症状のない、大人の発達障害とは | いしゃまち

https://matome.naver.jp/odai/2146262658002003401
2016年05月07日