P-MODEL『ASHURA-CLOCK』 CDジャケット考察

ゴッド兄やん
P-MODELの楽曲『ASHURA-CLOCK』のCDジャケットに隠された隠喩?のようなものについて考察しました。『ASHURAーCLOCK』の解釈に関しては「非局所性緑色免疫団万国点検隊」のストーリーも参考になるので是非ご参照ください。

須弥山の印相

須弥山の印
『ASHURA CLOCK』のCDジャケットには須弥山をかたどった印相が写されている。
須弥山は仏教の宇宙館に於いて宇宙の中心に位置すると考えられている山。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A0%88%E5%BC%A5%E5%B1%B1そして白字で「悪魔のフォーク」(blivet)という不可能図形が描かれています。


https://matome.naver.jp/odai/2146232834856563501/2146339810974702603
四つの接点が薬指によりかたどられた須弥山を囲む。

https://matome.naver.jp/odai/2146232834856563501/2146339810974702503
CLOCK=砂時計?

杉浦康平は『かたち誕生』において、アジア各地で描かれる須弥山の中に「砂時計形」の形状が多数みられることを指摘している。

「アシュラクロック」という命名もこうした須弥山の特徴と何か関連があるのだろうか。

智拳印
一方『LAYER-GREEN』のアルバムジャケットには、仏教の印相にある「智拳印」が写されている。
智拳印とは、金剛界の大日如来の結ぶ印のこと。
金剛界と胎蔵界の和合を示すシンボルである。

「智拳印」
左手が胎蔵界、右手が金剛界を象徴する。
胎蔵界の般若の力、金剛界の方便の働きが結びあい、循環し合うさまを表す。
「般若」=仏教の静寂で清らかな智慧、また女性の力
「方便」=われわれ衆生を救うための激しい活動、叡智が基本となり、それを持つ男性の働きを示す

阿修羅と須弥山

阿修羅伝承との関連
仏教伝承では、阿修羅は須弥山の北に住み、帝釈天と戦い続けたという。
阿修羅は帝釈天に倒されて滅ぶが、何度でも蘇り永遠に帝釈天と戦い続ける、との記述がある。帝釈天とはヒンドゥー教・ゾロアスター教の武神インドラの名を漢訳したもの。
梵天と一対の像として表されることが多く、両者で「梵釈」ともいう。

平沢進が製作に携わった楽曲の中には
『INDRA』(インドラ)や、
『巡航プシクラオン』の歌詞「梵天に連なる長いlog」
など、この「阿修羅」との関連をにおわせる単語が出てくることがある。

http://www.youtube.com/watch?v=CLQH8SSINE8
阿修羅を相手に戦い続けたという伝承のある帝釈天(たいしゃくてん)。仏教の守護神である天部の一つであり、
ヒッタイト条文にも見られるインドラ(梵: इंद्र、इन्द्र)と同一の神。
平沢進はソロ楽曲において『INDRA』という表題の歌を作っており、『ASHURA-CLOCK』との関連が窺われるがその実態やいかに

こちらがPV
ソロである平沢進が、二人のメンバーを非連続的な移動で追い越すシーンに何かしらの意味がありそう。

悪魔のフォーク

blivetの錯視
左はblivet(悪魔のフォーク)という名の不可能図形。
目の立体錯覚を利用しただまし絵。
これは人間の錯覚を象徴しているのだろうか?
https://matome.naver.jp/odai/2146232834856563501
2016年05月16日