【お花見】急性アルコール中毒の季節到来!症状や対処は?【新歓コンパ】

弱虫ヘタル

2016年春もまた急性アルコール中毒のニュースが

【飲酒で救急搬送】都内の花見で急性アルコール中毒
news.livedoor.com/article/detail…内訳は男性が82人、女性が22人だった。搬送された104人のうち18人は症状が重く、入院が必要と診断されたという。 pic.twitter.com/BVe8hXOg6j

新人歓迎会や送別会、お花見など飲む機会が増えると毎年繰り返されるニュース。
短時間に大量のお酒を飲むとなるのは分ってるけど、自分のペースで飲めなかったり、自分の許容範囲が分らない人が陥りやすい。お酒デビューの人にも多いが、それ以外の年齢層でも急性アル中になる事は多々ある。
だから、お酒を飲む人は、症状や仕組み・対処などを知っておいた方が良い。

急性アルコール中毒とはどんな症状か

運動失調や意識障害、さらに昏睡、呼吸抑制、血圧低下といった状態が生じる。重症の場合には死亡する事もある。

急性アルコール中毒はどうしたらなってしまうのか?

お酒の消化
1、胃や小腸などで吸収
2、血液で全身に運搬され
3、肝臓に到着しそこで分解される。

肝臓に到着したアルコールは、酵素により分解されるが
時間が掛かる為分解するスピードよりも飲むスピードが
早いと当然血中アルコール濃度は上がって行く。

アルコールを摂取する量とスピードが自分の持つ処理能力より多いと
当然血中濃度が上がり、急性アルコール中毒になってしまう。

血中アルコール濃度と症状
血中アルコール濃度は、飲んだ量・速さのほか、肝機能などの体の状態や、アセトアルデヒド変換酵素の量や働き等の遺伝的性質などによって決まりる。

急性アルコール中毒にならないようにする為には

アルコールは吸収性が高く、胃は20%・腸80%の割合で吸収されるため
胃に何も入ってないと摂取後すぐに胃を通過して小腸まで送られる為
急激に血中アルコール濃度が上がりやすい。

胃に食べ物があれば、その分消化に時間が掛かり小腸へ送られる時間や
アルコールの吸収する時間も掛かる為、血中アルコール濃度上昇は空腹時
と比べて遅くなる。

まとめると
・飲む前や飲んでいる最中に取り合えず食べて、胃の中をお酒だけにしない。
・代謝する時間以上の速さで飲み続けない。
・代謝出来る以上の量を飲まない。

飲み始めの20~30分は、様子をみながら飲む事で急激なアルコール濃度の上昇を
意図的に抑える。

急性アルコール中毒かもしれないと気付いたら

■意識の有無を確認しよう■
呼びかけに応じない時は揺さぶりや叩いたりして反応を確かめる。

■反応がある場合■
血中アルコール濃度を下げる為、水を飲ませる。体を楽にする為に締め付けているものを緩める
体温が低下する為毛布や上着などを掛ける。水も冷たくない温度が良い。熱い季節でも体温低下により凍死する事があるので気を付ける。寒い季節なら尚更。

声を掛け意識がある事を確認しながら行いましょう。

■反応が無い場合■
反応が無い場合や段々悪くなる場合は、すぐに救急車を呼ぶ。
呼吸と脈を確かめる。
体を締め付けているものを緩めて、体温が低下しないように注意する。

嘔吐による呼吸困難に注意しましょう。仰向けだと嘔吐した物が喉につまり
呼吸の妨げとなるので横に寝かせると気道確保しやすい。呼吸困難で死亡するケースが
多いの気をつけましょう。

救急車を呼ぶのをためらう事もあるかと思いますが、遅れた為に亡くなるケースがあるので
ためらわずに呼びましょう。

https://matome.naver.jp/odai/2145985008947912801
2016年04月05日