富川悠太アナとドナルド・トランプ氏を対比すれば、何かが見えてくる
、『報道ステーション』(月~金 後9:54~11:10)の4月からのメインキャスターに同局の富川悠太アナウンサー(39)が決まったと発表した。
富川悠太アナウンサー
1999年入社 愛知県生まれ 横浜国立大学卒
現在の担当番組:『報道ステーション』『報道ステーション SUNDAY』
これまでの担当番組:『やじうまワイド』『スーパーJチャンネル』など
『報ステ』後任は富川悠太アナに決定「古舘キャスターのタスキを繋ぐ」 | ORICON STYLE
富川悠太アナとドナルド・トランプ氏との対比
テレビ朝日・富川悠太アナと言えば報道ステーションでリポーターして活躍していました。あの、物腰の柔らかいしゃべり口調や非常に温和な表情は表情には定評がありましたよね?
しかし、それが故に、線が細い気もします。
これは私の憶測ですが、報道ステーションのメインキャスターという、大役を命じられたときは大変なプレッシャーを感じたのではないでしょうか?
テレビ朝日もよく、決断したなぁと思っちゃいます。
ただ、「地位は人を作る」と言います。
彼は人一倍正義感に富んでいると、私は思っています。
必ずや、彼はこれまでにない報道番組を作っていくに違いありません。
現在の富川悠太アナから2年、3年後の変化を見ていきたい。そのように思っています。
方や、ドナルド・トランプ氏は、今、アメリカ大統領選挙の共和党指名争いで全エネルギーをつぎ込んでいます。
彼は今までにない、多くの敵を作りかねないような過激な言動を用いてでも、また、人を蹴落としてでも共和党の指名獲得どころかアメリカ合衆国の大統領になろうとしています。
彼の発言だけを聞いていると、よくもまあ、あれだけの支持者がいるものだという気がします。
しかし、もし、彼がアメリカ合衆国の大統領になれば、言動のままの過激な政策でもって政治をするでしょうか?
そうは思わない。
「地位は人を作る」ですからね。
富川悠太アナとドナルド・トランプ氏は全く違うようではありますが、ある意味において共通しているんですね。
それは、変わらなければならないということでです。
もっとも、ドナルド・トランプ氏は、アメリカ合衆国の大統領になるには、まだこれから一山二山越えなければなりません。
富川悠太アナは報道ステーションのメインキャスターは決定事項です。
ドナルド・トランプ氏の変化の過程は見られないかもしれませんが、富川悠太アナの変化はこれからじっくりと見ることができます。
これは絶対に面白い。
人が本気で変わるところが、毎日、リアルタイムで見ることができるかもしれません。
朝日らしくない?富川悠太アナが彼の正義を前提にどれだけそれを曲げることなく突き進むことができるか?
それを、どれだけ視聴者に伝えられるか?
また、テレビ朝日もどれだけ彼を許容するか?
というか、会社が許容しがたいような(正義を前提とした)発言をもどんどんとできるようになれるか?
それに尽きると思います。
思うに、難しいかもしれませんが、久米宏氏や古舘伊知郎氏は忘れた方がいい。
尊敬の念は忘れてはならないと思いますが、全く、手本にしなくていい。
一から、富川悠太アナをメインキャスターとした新番組と考えた方がいいのではないでしょうか?
とにかく、トランプ氏はいいとして、富川悠太アナという人間の変化を見ていきたいと思っています。
さて、どれだけ変われるか?ですね。
変わらずに、物腰の低い口調の、また、温和な優しい表情の富川悠太アナを押し通すという選択肢もあります。
むしろ、私はこちらを期待します。