
https://matome.naver.jp/odai/2145899970806610601/2145916423620939003
芸術のいまをうつす芸術・美術批評誌。大型書店には並ぶことのないものが多いので、まとめて紹介してみます。
芸術批評誌REAR(2002-)
こちらは比較的手に入れやすい芸術批評誌。創刊から10年以上経過、30号以上発刊されています。内容はいわゆる模範的な芸術批評誌といってよいのではないでしょうか。
「リア」とは現代における芸術に対して、批評・ドキュメントを介して多様な視座を生み出すことを目的とした雑誌です。また、中部/東海地域の作家や展覧会に見られる独自の視点を捕捉することに重きをおいています。
芸術批評誌 REAR: 芸術批評誌「リア」とは
20号まで350円/21号以降450円(本体価格)
芸術批評誌 REAR: 芸術批評誌「リア」とは
芸術/批評(2003-)
藤枝晃雄氏が編集責任をされているだけあって、論文集に近い内容でとても硬派です。2016年3月現在、3号まで発刊されています。
『芸術/批評』0号
特集 芸術理論の諸相
編集責任:藤枝晃雄
A5判/縦組/並製/152p
発行:東信堂
「芸術/批評 0号」 編集責任:藤枝晃雄 | Fine Arts (美術) | photographers’ gallery
引込線(2008-)
展覧会実施に際して発行されているカタログ兼批評誌です。
「引込線」という展覧会のタイトルには、美術に係わるものの覚醒した意志を引き込む、吸引力のある磁場をつくり出したいという、作家側の切なる意図が込められています。
引込線 2015 美術作家と批評家による第五回自主企画展
凶区(2012-)
インタービューなども交えながら、詩、映像、パフォーミング・アーツなども視野に入れた批評誌です。
「凶区」は、芸術に対する言葉の在り方、ひいては芸術と人間との
関係を根底から問い直すことを目的とした雑誌です。 ごく限られた
人しかアクセスしてこなかった芸術批評というジャンルをより開かれ
たものとするために、従来とは異なるボキャブラリーで芸術を語るこ
とや、芸術と名指されないものも芸術でありえることを明かすことを
試みながら、芸術の魅力を引き出していきます。
MADOKA HATTORI -BLOG-|honeyee.com Web Magazine
symposium(2012-)
2016年3月現在で15号まで発刊されています。掲載作家をみると東京藝術大学関連の方が多いようです。号によって掲載形式・内容がかなり異なり、一般的な批評誌とは異なったアプローチを感じられます。
語の由来的意味は、当座、おいておきます。
以下、文字通り受け取っていただいて、かまいません。藝術について
物質と論理だけでは、足りない。
いいかえよう。
技術材料時間空間ご説明、
だけでは、藝術というにはちと足りない。
では、なにが?そいつをいまから、さがしはじめたいと、思います。
Dの3行目-会社概要-