川西局地戦闘機「紫電」「紫電改」の画像まとめ

holy777
日本海軍最強の単発戦闘機「紫電改」と「紫電」、その原型の水上戦闘機「強風」の画像まとめ。水上戦闘機の陸上機化という異色の経歴ながら、大戦末期の劣勢の中で奮闘した名機です。紫電は現存しませんが、紫電改は日米に4機、強風はアメリカに3機が現存します。

「紫電」(しでん)、「紫電改」(しでんかい)は、第二次世界大戦期における大日本帝国海軍の戦闘機である。紫電の二一型以降が紫電改と呼称される。連合国側のコードネームは「George」。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%AB%E9%9B%BB%E6%94%B9

水上戦闘機からの派生という異色の経歴。海軍最強の戦闘機として、太平洋戦争末期の絶望的戦況の中で戦い続けた。

1944年12月源田実大佐(司令)の制空権奪還という構想によって松山基地で編成された第三四三海軍航空隊(通称「剣」部隊、以下「343空」とする)に紫電改が優先的に配備された。「紫電改」と腕の立つパイロットを組み合わせ、更に徹底的な改良が施された無線機(無線電話機)を活用した編隊空戦法により大きな戦果を挙げ、太平洋戦争中盤の1943年後半以降、劣勢の度を濃くしていった日本海軍戦闘機隊に、アメリカ軍を中心とした連合国軍の最新鋭戦闘機と互角に戦える新鋭戦闘機として紫電改は本土防空の任務についた。
紫電改 – Wikipediahttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%AB%E9%9B%BB%E6%94%B9

海軍の期待を一身に受けた紫電改は、生き残った精鋭パイロットたちを集めた第343航空隊に配備。米軍圧倒的優位の中で互角以上に渡り合う活躍を見せた。

紫電 一一型
水上戦闘機「強風」を陸上機化した異色の戦闘機。
中翼形式と伸縮式の脚が特徴的
中翼形式のため、脚が長くなってしまった。伸縮するのギミックをつけたが、強度不足で度々故障を起こした。
紫電一一型
2000馬力級エンジン「誉」を搭載
2000馬力エンジン「誉」は当時海軍唯一の戦闘機用2000馬力級エンジンだったが、末期の粗製濫造の影響もあり信頼性に問題があった。
飛行中の紫電
胴体半ばに翼がつく「中翼形式」がよく確認出来る。大戦中の日本軍戦闘機で中翼形式を取ったのは紫電のみである。
日本軍機には珍しい太い胴体
そのスタイルから米軍機に間違われることもあったそうだ。
戦後、米軍のテストを受ける紫電
紫電改
即席の戦闘機であった紫電を本格的に再設計したのが紫電二一型、通称「紫電改」である。
最大の特徴は翼を胴体中央から下翼形式にしたことである。また胴体も細くすっきりとさせた他、生産性向上のため部品数を紫電の2/3程度まで削減した。
飛行中の紫電改
局地戦闘機として各地で迎撃にあたった。
紫電の中翼式から下翼式に変更した
これにより脚が短くなり、頻発した足回りの問題が解決された。
翼と胴体の間の大きなフィレットが特徴的
下翼形式に改めた際に胴体との間を埋めるフェレットが追加された。
米軍機と互角に渡り合える貴重な存在だった
旧式化した零戦に代わり、2000馬力級のアメリカ軍機と戦える海軍唯一の戦闘機であった。
海軍最後の精鋭部隊 第343空航空隊 通称”剣部隊”
末期には数少ない精鋭パイロットを集めた精鋭部隊第343空航空隊が組織され、その専用機にもなった。
写真は第304空航空隊戦闘第301飛行隊 通称「新選組」所属の飛行隊長菅野直大尉搭乗機。
終戦後、横須賀へ空輸される紫電改
翼の下に星のマークが見える。

▼紫電改の空戦映像

太平洋戦争時に米軍が撮影した映像の解析に取り組む大分県宇佐市の市民団体「豊の国宇佐市塾」は30日、旧日本海軍の戦闘機「紫電改」の空中戦を捉えたとみられるカラー動画など11点を公表した。米国立公文書館から入手したもので、塾の織田祐輔さん(30)は「紫電改の空中戦映像が世に出るのは戦後初ではないか。貴重な史料だ」と話す。
紫電改の空中戦映像か 宇佐の市民団体公表 45年、米軍撮影 [大分県] – 西日本新聞

1945年5月4日午前8時ごろ、鹿児島県喜界島の上空で交戦した米軍戦闘機の搭載カメラが捉えていた。当時、長崎県大村市の海軍基地所属だった36機が沖縄戦支援に向かっていたという。
紫電改の空中戦映像か 宇佐の市民団体公表 45年、米軍撮影 [大分県] – 西日本新聞

▼現在も残る「紫電改」

愛媛県 南レク・紫電改展示室の紫電改
1978年に愛媛県久良湾の海底で発見された
1979年に原型を保った状態で引き上げられた
1945年7月24日の迎撃戦で未帰還となった6機の内の1機と見られる
遺族の意向により最低限の補修のみで展示されている
アメリカの国立海軍航空博物館にある紫電二一型甲
アメリカのスミソニアン国立航空宇宙博物館別館所蔵の紫電二一型甲
日本海軍最強の機体と紹介されている
後方には広島原爆のB-29エノラ・ゲイ
迎撃対象のB-29との大きさの違いに驚く
ライト・パターソン空軍基地の紫電改
こちらの背後には長崎原爆のB-29ボックスカー
紫電の元となった水上戦闘機強風
試作段階では二重反転プロペラ装備
整備性の問題で生産型では通常の3翔プロペラに
しかし性能は期待外れ。陸上機に太刀打ち出来ず。
アメリカのニミッツ博物館所蔵の強風

■関連リンク

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2020年02月27日