これが人間の力!最強囲碁棋士が”神の一手”で人工知能を粉砕!

銀河鉄道の昼
世界最強の囲碁棋士が歴史的な勝利を収めました。現在韓国ではグーグル製の人工知能「アルファ碁」と歴代最強との評価もあるイ・セドル九段が五番勝負を戦っています。ここまで人工知能相手に3連敗を喫していたイ・セドル九段ですが、第四局でついに初勝利をつかみました。

イ・セドル九段がついにグーグル製人工知能を粉砕!

ついに人類が人工知能に勝った
囲碁は人間にとって「最後の砦」であるとも言われています。例えば、対局のパターンは、チェスの場合はおよそ10の120乗、将棋の場合はおよそ10の220乗とされているのに対し、囲碁は10の360乗以上になります。その為、人間の直観的な判断力なしにはこのゲームをまともに戦うことはできないとされていたのです。

しかし、グーグル傘下のディープマインド社が開発した「アルファ碁」はイ・セドル九段を圧倒し、囲碁界に大きな衝撃を与えました。技術的進歩の凄まじさに囲碁界がお通夜ムードになる中、今度はセドル九段が人類の意地を見せてくれました。誰もが当惑する一手がAIを”発狂”させたのです。

世界最強の韓国人プロ囲碁棋士、李世乭(イ・セドル)九段と、人工知能「アルファ碁( AlphaGo )」の第4局で、李世乭九段が念願の一勝をあげました。
サイエンス/ニュース/ニュース/KBS World Radio

今回の対局は5番勝負で、アルファ碁がすでに3連勝して勝ち越しを決めており、残りの対局で李世乭九段が一勝をあげることができるかどうかに注目が集まっていました。
サイエンス/ニュース/ニュース/KBS World Radio

人類最強棋士とグーグル製人工知能の対決は人類の3連敗となった

下馬評ではイ・セドル九段の圧勝といわれていたが…
ふたを開けてみればAI側が圧倒的な強さを見せた。
数十台のコンピューターに1200以上の中央演算処理装置と200以上のグラフィックスカードを装着した「アルファ碁」は恐るべき性能を発揮した。

国際棋戦で10数回の優勝経験を持ち「囲碁界の魔王」とも呼ばれる九段のイ・セドル氏
Google DeepMindチームの囲碁プログラム,今度は“現役最強”と目されるイ・セドル氏を破る。五番勝負の第1局が本日実施 – 4Gamer.net

世界最強の棋士ともいわれる李九段とアルファ碁の顔合わせは「世紀の対局」と呼ばれ、世界の注目を集めた
Chosun Online | 朝鮮日報

対局は13、15日まで全5局あるが、2局を残してアルファ碁が無敗で勝ち越しを決めた
グーグルの人工知能「アルファ碁」、韓国イ・セドル九段に3連勝 無傷で勝ち越し

日中韓の囲碁界はお通夜ムード一色になった

まさかの3連敗に囲碁界には陰鬱なムードが漂った
「自分なら勝てる」と豪語した中国の柯潔九段ですら第三局を終えると「勝率は5パーセント程度」と大幅に下方修正した。棋士の中には囲碁を打つ意味がなくなってしまうと悲観的な展望を口にする者もいた。

優位を疑わなかった囲碁界、そしてDeepMindのアルファ碁の恐るべき成長を目の当たりにした技術者が、お通夜のようなムードにあると報じるメディアもあった
魔王が人工知能に雪辱! 人類トップ棋士イ・セドルが3連敗からアルファ碁に勝利 – MdN Design Interactive – デザインとグラフィックの総合情報サイト

「アルファ碁の囲碁は既存の観念では説明できない。当惑する」
<囲碁:人間vs人工知能>神秘の領域、中央の「厚み」・・・アルファ碁は計算した | Joongang Ilbo | 中央日報

キム・ヒョジョン二段

「ほとんど完璧だった。仕損じたところはなかった。同じ条件なら私も敗れる可能性が非常に高い」
中国・柯潔9段「アルファゴは完璧、私も敗れる可能性大」 : 東亜日報

中国囲碁界の第一人者柯潔九段

「まるで未来が突然目の前にやってきたかのようで、江戸時代に初めて黒船を見た人たちの衝撃はこのようなものだったと感じています」
囲碁 最強レベルの棋士 人工知能相手にようやく1勝 NHKニュース

大橋拓文六段

日本の井山六冠もまさかの結果に衝撃を隠せなかった

井山裕太六冠(26)も衝撃を受けた
日本の第一人者である井山六冠もショックを隠せない様子であった。

「李九段の3連敗は衝撃的。棋士が人工知能に超えられたと思われても仕方がないだろう」
人工知能「人間の感性とは違う手」…井山棋聖 – BIGLOBEニュース

井山裕太六冠

「アルファ碁は人間と近い。全体がよく見えている」
東京新聞:囲碁AI「深層学習」で大局観 自動運転や医療に期待:経済(TOKYO Web)

井山裕太六冠

「コンピューターならでは、とはそんなに感じず、大きな違和感はなく見ていた。思っていたより人間に近い。最善を選んでいるというよりは、勝ちやすい手を選んでいるのでは」
東京新聞:囲碁AI「深層学習」で大局観 自動運転や医療に期待:経済(TOKYO Web)

井山裕太六冠

そして第四局もやはりアルファ碁が優勢に戦いを進めていた

全戦全敗が現実味を帯び、もはやこの勝負から興味を失ってしまうファンも現れたほどだった
せめて1勝はしてくれと誰もが願っていたが、その願いは叶いそうもなかった。

アルファ碁は1~3局と同じく序盤から優位になった
囲碁AIにプロ棋士が初勝利 1勝3敗に  :日本経済新聞

まだ中盤なのにもうセドル負けそうで笑う
解説陣も4連敗濃厚との見立てであった

だが、78手目にセドル九段が誰も予想しない一手を放った

白の78手目…これが形勢をひっくり返す一手となった
この手を見た解説者は当惑した。イ・セドル九段の精神状態を心配する声もあがったほどだ。だが、これこそがアルファ碁を狂わせる「神の一手」だった。

DeepMindのファウンダーDemis Hassabisのツイート(下図)によると、マシンの負けは、第78手におけるSedolの妙手に圧(お)されて、致命的なミスを犯したためだ。
DeepMindのAIに負けた囲碁の世界チャンピオンが最終戦直前のゲームで勝利…AlphaGoを上回る妙手で | TechCrunch Japan

さらに、79手目の直前まではアルファ碁の中で計算されていた勝率は70%であり、79手目が完全に失着であったことを認めている。
魔王が人工知能に雪辱! 人類トップ棋士イ・セドルが3連敗からアルファ碁に勝利 – MdN Design Interactive – デザインとグラフィックの総合情報サイト

masashi tsujinaka@masakyotwo

人類 対 人工知能
勝利のポイントはこの78手目。
このワリコミが読み切れる人類は、セドルしかいない。 pic.twitter.com/IQ5ZJ216uf

Reffi@tomo1109_Reffi

タイムシフトでニコ生解説視聴中。セドルが78手目打った瞬間、プロの解説者が全員驚愕して「あ?何これぇ?」「ワ・リ・コ・ミ?」「え!?」「何ていう意味?」「いや…何かこれは妙手を通り越して精神状態が心配になるレベル、な ん で す が……」本当にプロでも全くわからなかったんだな……

完全無欠に思われたアルファ碁は驚くほど脆かった

多くの人間を当惑させた一手はアルファ碁をも狂わせた
一気に形勢が悪化したアルファ碁は信じられないような悪手を連発し、いつの間にかイ・セドル九段の圧勝ムードとなっていた。

その後、アルファ碁がミスとも取れる手を連発すると、記者室でどよめきが起き、聯合ニュースは「アルファ碁が疑問手、李九段、勝機をつかむか」と速報した。
人工知能がミス連発? 李棋士「アルファ碁」に初勝利 一矢報いる – 読んで見フォト – 産経フォト

「AlphaGo」はそこから盛り返すことができず、後半は一転、李世ドル九段の圧勝ムード
囲碁AI対プロ棋士 4戦目は李世ドル九段が初勝利 「AlphaGo」は3勝1敗に – ねとらぼ

対局開始から4時間半後、アルファ碁は勝てる確率が低いと判断し、自ら投了した。
囲碁AIにプロ棋士が初勝利 1勝3敗に  :日本経済新聞

それはまさしく「神の一手」だった

山口 祐@_blackdevil_

イ・セドル九段の78手目の割り込み、
試しに自前ソフトで検討してみたら当然だが全く理解できてない…。 pic.twitter.com/4HDCz7nUhJ

ハチ公@nohachi666

78手目打った瞬間の解説動画日本の棋士とヨーロッパの棋士と韓国の棋士と色々見てみたけど、あの手見えてたの世界でセドル九段1人だけだったんじゃないかな

itumon@itumon

イ・セドルさんーアルファ碁さん第4局はイ・セドルさんが勝利。

コンピュータの隙を突いたセドルさんの中央への割り込みが好手だったのかな、78手目。それがコンピュータを狂わす。

これが囲碁に魂までを捧げた男の神の一手か

Reffi@tomo1109_Reffi

セドルの78手目、ニコ生解説の振り返りで「予想できた棋士はおそらくいない」「恐ろしい・・・」「囲碁の歴史で今までで一番興奮した一日」とか言ってる。本当に神の一手打って逆転したのか・・・

アルファ碁は驚異的な強さを誇るが、無敵の存在ではなかった

アルファ碁を囲碁の神と崇めるプロも現れるほどだったが…
決して完璧などではなく、まだまだ不完全なものなのだという。

AlphaGoは、囲碁というとてつもなく複雑なゲームをマスターするために、二つの人工知能テクニックを併用している。
DeepMindのAIに負けた囲碁の世界チャンピオンが最終戦直前のゲームで勝利…AlphaGoを上回る妙手で | TechCrunch Japan

それは、深層学習(deep learning, ディープラーニング、多段構造のニューラルネット)とモンテカルロツリー検索(Monte Carlo Tree Search)だ。
DeepMindのAIに負けた囲碁の世界チャンピオンが最終戦直前のゲームで勝利…AlphaGoを上回る妙手で | TechCrunch Japan

数百万のゲームをシミュレートでき、その結果から学んだことを一般化して囲碁の戦略を作り出す。明らかにその成功率は高いが、しかし不敗ではない。
DeepMindのAIに負けた囲碁の世界チャンピオンが最終戦直前のゲームで勝利…AlphaGoを上回る妙手で | TechCrunch Japan

「アルファ碁が自ら学習して蓄積した知識には抜け穴がある」
李世ドル九段の圧迫でアルファ碁の弱点が露呈 : 経済 : ハンギョレ

アルファ碁の開発責任者であるデビッド・シルバー博士

ハサビス氏「この一敗はわれわれにとって非常に貴重なもの」

グーグル側にとっては”貴重な一敗”となった
アルファ碁の脆さが露呈したこの一局はグーグル側にとっても有意義なものとなった。

「アルファ碁は、序盤には自分が優勢という推定値を出したが、李世ドル九段の妙手と、いくつかの複雑な形勢により、ミスが出てくる局面が作られた」
李世ドル九段の圧迫でアルファ碁の弱点が露呈 : 経済 : ハンギョレ

DeepMind創業者のデミス・ハサビス氏

「今日の対局で中盤を見ると、李世ドル九段にアルファ碁がかなり押され気味だったが、これはアルファ碁の限界と弱点を露呈したもの」
李世ドル九段の圧迫でアルファ碁の弱点が露呈 : 経済 : ハンギョレ

アルファ碁の開発責任者であるデビッド・シルバー博士

「この一敗はわれわれにとって非常に貴重なものだ。この敗北のデータを持ち帰り、AlphaGoの今後の学習に役立てたい」
AlphaGoが李氏に一敗、「この敗北データはAIの学習のために非常に貴重」と開発者 – ITmedia ニュース

DeepMind創業者のデミス・ハサビス氏

イ・セドル九段「何物にも代えがたい、価値のある1勝」

“神の一手”は仕方なく打った一手だという

「何物にも代えがたい、価値のある1勝」
Chosun Online | 朝鮮日報

「3連敗して1勝しただけで、こんなに喜んでもらったのは初めて」
Chosun Online | 朝鮮日報

「これでプレッシャーなく戦えるので最終局も勝ちたい」
囲碁AIにプロ棋士が初勝利 1勝3敗に  :日本経済新聞

もん@MON_peer

イセドル九段の会見、78手目のワリコミについて聞かれ「その手を打った理由は、その方法しかなかったし他の手は見えなかったので、仕方なく打った手だったが、そんなに称賛を受けて、逆に戸惑う」とのこと。
https://matome.naver.jp/odai/2145790607942906901
2016年03月14日