テニスのシャラポワ選手が使っていた「メルドニウム」って何?

Yappyo

シャラポワ、ドーピング検査で陽性反応
女子テニスでグランドスラム5度の優勝を誇る元世界ランク1位のM・シャラポワ(ロシア)は7日、アメリカのロサンゼルスで記者会見を開き、今年1月の全豪オープンのドーピング検査で陽性反応だったことを明らかにした。

シャラポワは健康のために10年前から服用しているメルドニウムという薬物が検査で陽性反応が出たと話した。メルドニウムは今年から禁止薬物で、シャラポワはそれが禁止されていたことを気付かなかったと主張

メルドニウムはラトビアで製造された薬。
種類としてはホルモンや代謝を調整する薬。
主に狭心症や心筋梗塞の治療などに使われる。

持続力向上、回復力向上、中枢神経機能の活性化による耐ストレス性の向上
という効果があることが発見され、「過去に」心を落ち着かせるためにメルドニウムを使っていた選手がいた。

持続力向上、回復力向上、中枢神経機能の活性化という効果があるなら「ドーピング」指定されても仕方ない。

今回の問題は、ロシア基準が世界のルールから大きくかけ離れていることを露呈してしまった。

心疾患治療薬メルドニウムの売り上げが、ロシアで大幅に増加している。

ロシアで7~13日に販売されたメルドニウムは7万8300箱で、前週比220%の大幅増だった。

「ドーピング騒ぎが、とても良い宣伝になった。シャラポワ選手が使っているのなら本当に効果があると思われた」と分析。一方、急激な需要増で、薬の価格急騰や在庫不足への懸念が患者の間に広がっていると指摘した。

https://www.youtube.com/watch?v=solNUiqc1Uk
https://matome.naver.jp/odai/2145777500487457301
2017年04月25日