白髪の原因と白髪を予防するには??

kabokyoro
老化とともに現れる白髪。30代半ばから白髪に悩まされるといった方が多くなるそうです。白髪の原因と予防法。

□■“白髪”の原因とメカニズム■□

■遺伝■

親が白髪が多かったり若くから白髪が出て来るタイプの場合、その子供も、同様の傾向があるように感じますが、どの程度関連があるかや遺伝情報のどの部分が関与しているか等、詳しいことは未だほとんど解明されていないそうです。
白髪を防ぐには ー 白髪の原因と対策、予防法

■加齢■

体の老化によって、様々な器官や細胞の機能が低下する傾向がありますが、色素細胞(メラノサイト)も、加齢によって機能が低下して行くと考えられます。
白髪を防ぐには ー 白髪の原因と対策、予防法

■生活環境や生活習慣■

気温や防止をかぶった際の湿度などの外的なものを始め、ミネラルやビタミン、タンパク質の摂取状況等の食生活、頭皮が清潔に保たれているか等のケアの状態等によっても左右されるそうです。
白髪を防ぐには ー 白髪の原因と対策、予防法

■睡眠不足■

不規則な生活や睡眠不足は、自律神経のバランスを乱します。自律神経は成長ホルモンの分泌や全身の血行などもコントロールしていますので、自律神経が乱れると新陳代謝や血行が悪くなり、白髪の原因となります。
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■病気■

慢性の胃腸疾患や貧血症、甲状腺疾患などの病気があると急に白髪が増えることがあります。
また、尋常性白斑(じんじょうせいはくはん)ができるとその部分が白髪になったり、円形脱毛症だった部分が白髪になるケースもあるそうです。これらは病気が完治すると元の黒髪に戻る場合もあるそうです
白髪を防ぐには ー 白髪の原因と対策、予防法

■ストレス■

古くから「苦労すると白髪が増える」と言われて来た様に、 ストレスは白髪にも大きく関与しているようです。
ストレスにより、体内の生理的バランスが崩れたり、器官や細胞の機能が阻害され低下する等が起こるためと考えられます。
白髪を防ぐには ー 白髪の原因と対策、予防法

□■白髪はどうやって防ぐ??■□

白髪は一度できたら治らないものだと思われがちですが、正しく改善していけば、黒髪に戻すことができます。けれど、内側から生えてくる髪の毛に対して、外側からケアをしても、効果は実感できません。白髪を改善するためには、内側からのケアが必要です。

■頭皮の紫外線対策■

外出の際はできるだけ帽子をかぶりましょう。
頭皮に日焼け止めを塗ることも有効です。
クリームやジェルタイプは塗りづらいので、スプレータイプがお勧めです。
使う前に、シャンプー(石鹸)で落とせるかどうか確認しましょう。

■頭皮環境を守る白髪ケア・頭皮ケア■

細胞にダメージを与える活性酸素の発生原因は紫外線だけではありません。

頭皮の皮脂が酸化することによっても活性酸素は発生します。
頭皮が乾燥することも悪影響。それだけではありません。白髪染めに含まれる脱色剤の過酸化水素水は頭皮に多大なるダメージを与えているのです。白髪を隠し美しく見せるための白髪染めが、白髪を増やす結果となってしまっては悲しいですよね。

頭皮環境を守るために、保湿しながら洗浄する良質なシャンプー&トリートメントを使い、頭皮にやさしい脱色剤フリーの白髪染めトリートメントを選ぶことをお勧め します。

■生活習慣や食事を見直そう■

寝不足やストレス、不規則な生活も白髪の原因になります。
細胞は日々分裂し、新しく作り変えられています。その過程で、良質な栄養を送り込んであげなければ、細胞の老化は早くなってしまいます。

また、髪色を作り出すメラニンを生成する色素幹細胞を活発に働かせるために必要なビタミン・ミネラルが豊富な食事を心がけましょう。

■髪が喜ぶ栄養素一覧■

◎ビタミンC: カラダを錆びから守る抗酸化成分の代表。フルーツや野菜に多く含まれます。

◎銅: メラニンの生成をサポートする成分。納豆やきなこなど大豆製品に多く含まれます。

◎カルシウム: 神経の伝達を助ける働きをし、イライラを軽減します。乳製品や小魚に多く含まれています。

◎ヨウ素: 甲状腺ホルモンをサポートする、昔から美髪を育てると言われる栄養素。昆布やわかめなどに多く含まれます。

◎亜鉛: 成長ホルモンをサポートする栄養素。牡蠣やレバーなどに多く含まれます。

■大豆食品と一緒にトウガラシや海苔を添えて■

チロシンの吸収を高めるためには、ビタミンB6、B9と一緒に摂ることがよいとされています。

ビタミンB6はトウガラシやニンニクに多く含まれています。
ビタミンB9は葉酸と呼ばれ、海苔やパン酵母に含まれています。

■体のリズムと食事をあわせる■

体の1日のリズムは、「食べ物の消化」「栄養の吸収」「老廃物の排泄」の3つの時間にわかれています。このリズムと食事をあわせることで、栄養を取り入れ、いらないものを排泄する作業の効率がアップします。メラノサイトが若々しくなり、色素を作る命令が伝わり、白髪を改善しやすくなります。

4:00~12:00「排泄モードになる時間」

朝は、体働きが排泄モードになっています。朝はご飯を食べることが常識ですが、排泄モードになっている体の働きを邪魔してしまいます。なので、体の働きを考えると、本来は何も食べないことが理想ですが、それだとエネルギー不足になるので、できるだけ消化に負担のかからない、「フルーツ」がおすすめです。フルーツは、栄養や水分が豊富なので、頭皮を健康にするのにも効果的です。

12:00~20:00「消化が活発になる時間」

フルコースディナーを消化するのに、フルマラソンを走るのと同じくらい体は疲労します。消化活動というものは目には見えない働きですが、想像以上に体力を奪います。消化活動が盛んになっているこの時間帯に食事をする事で、消化に余分なエネルギーを使うことがなくなり、効率よく消化できるようになります。消化にエネルギーが使われなければ、メラノサイトの修復に体力を使うことができます。ランチは、12:00以降にして、ディナーは20:00までに済ませるようにしましょう。この時間帯に食べるものの目安として、体の7割が水でできているように、食べ物もそれを見習うことが理想的です。水分が多く含まれている野菜類を7割、その他の穀類・肉・魚を3割の割合でいただくと、細胞を作る際に必要な栄養素を、食事から取り入れることができます。

●野菜類=7割
●穀類・肉・魚=3割

20:00~4:00「栄養を吸収する時間」

栄養を吸収し、その栄養を使って、体中の細胞の修復が行われる時間帯です。質のいい睡眠で、メラノサイトの機能の低下を、修復をすることができます。この時間帯に食事をしていると、栄養の吸収や、細胞の修復にエネルギーを使うことができません。新陳代謝が低下して、細胞の修復にも時間がかかるようになります。細胞を修復する力を最大限に活用するためにも、この時間帯はできるだけ体を休めましょう。どうしてもおなかが減っている時は、できるだけ消化に負担をかけない、「フルーツ」がおすすめです。

■質のいい睡眠で、メラノサイトを活性化させる■

理想的な睡眠時間

食事方法でお伝えした、体のリズムに合わせて、睡眠をとることが理想的です。20:00~4:00の栄養の吸収が活発になる時間帯が、睡眠時間にもっとも適しています。

けれど、20:00に眠るのは難しいですよね。なので、とくに栄養の吸収が活発になる、22:00にはベッドに入り、細胞の修復が活発になる、0:00には眠れるようにしましょう。体の細胞を作り変えるのには、7時間前後の睡眠が、理想的です。

より睡眠の効果をあげるために

● 寝室は真っ暗にする
●枕は高すぎないものを選ぶ
●マットは、固めのものを選ぶ

深く眠れることで、細胞修復作業も、その分効率がアップします。質のいい睡眠は、メラノサイトを活性化させる効果もあります。

深く熟睡するためには、寝室を真っ暗にする事が大切です。皮膚には光を感じるセンサーがあり、目を閉じていても、体は光を感じているのです。暗くなると、体は休まり、光を感じるとだんだん起きるようにできています。

さらに、寝返りを打つことで、体のゆがみを整えられ、血流もよくなります。柔らかいマットは、お尻が沈んでしまい、寝返りが打ちにくくなるので、できるだけ固めのマットか、床に布団をしいて眠れるようにしましょう。枕の高さが高いと、あごが引いて、お辞儀をしたような姿勢になります。首から上の血流を悪くし、メラノサイトの働きを弱めてしまうので、できるだけ、低めの枕を選びましょう。

■頭皮マッサージでメラノサイトへ栄養を届ける■

マッサージは、血流を改善し、毛根まで栄養をはこぶ働きがあります。頭皮は自分で動かすことができないので、血流も滞りやすいです。マッサージをして、血流を促し、いらない老廃物を流すことで、メラノサイトの働きが高まり、白髪が再び黒髪に戻るようになります。

マッサージをする時は、指の腹を使って、優しく、頭皮をなでるくらいの強さで行いましょう。優しくマッサージする事で、血流の滞りが改善され、髪を黒くするための命令が、再開されるようになります。

①頭のてっぺんへ血流を促す

血流が滞りやすくなる、ハチから頭頂部へむかって、指の腹を滑らせます。頭頂部へマッサージする事で、頭皮全体の血流がよくなります。

ステップ1:生え際から頭頂部へ向かって、指の腹を滑らせる
ステップ2:次は耳の上から頭頂部へ
ステップ3:次は耳の後ろから頭頂部へ

②首のリンパを流す

血液の出入り口になっている、首のリンパの流れを良くする事で、栄養を取り入れたり、老廃物が流れやすくなります。

ステップ1:指の腹(人差し指~小指の4本)を使って、耳の下から、鎖骨まで優しくなでる

マッサージは、1日3セット以上。何度でもいいので、時間があるときに行ってください。お風呂上りや、朝のメイク前に行うとより効果的です。

https://matome.naver.jp/odai/2145750203895202701
2018年11月22日