「抗加齢ドック」(アンチエイジングドック)ってご存じですか?
☆「人間ドック」とはー 病気にかかっているかどうかを確認するもの
☆「抗加齢ドック」とはー 未病の段階で患者の体質や老化のトレンド(傾向)を把握し、これから発生しうる病気を予見するもの
「抗加齢ドック」の主な内容って?
1.脳梗塞の早期の予防
高齢社会に不可欠の検査。長生きしても脳梗塞の後遺症で動けないという事態を早期の予防で食い止めることができる
『抗加齢ドック』で病気を予見! 早期治療で健康に長生き|男の健康|ダイヤモンド・オンライン
2.血管の硬さや血流の速さや詰まり具合の判定(動脈硬化)
抗加齢ドックでは、動脈硬化測定のための特殊な検査装置がある。頚動脈に超音波を当てることで、血管の内膜と外膜の厚みを測り、血管の硬さや血流の速さや詰まり具合が判定できる
『抗加齢ドック』で病気を予見! 早期治療で健康に長生き|男の健康|ダイヤモンド・オンライン
血液検査で、コレステロールや中性脂肪などを細かく調べるため、動脈硬化が進みやすい体質かどうかも判定できる
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血管の老化度を測定
老化の進行を抑えることもできる
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3.同世代平均より自分の老化が進んでいるのかが分かる
コレステロール、中性脂肪、遊離脂肪酸、アディポネクチン(脂肪に含まれ、傷ついた血管部分に素早く入り込んで修復する役割をする)などの数値を調べることによって、同世代平均より自分の老化が進んでいるのか、若いのかもわかる
『抗加齢ドック』で病気を予見! 早期治療で健康に長生き|男の健康|ダイヤモンド・オンライン
4.老化に最もかかわっているのが活性酸素で抗酸化力も判定
抗酸化物質の濃度を測定することで、抗酸化力も判定できる。
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5.体の構成を細かく測定
ホルモンバランスや免疫バランスなどが保たれているか、内臓機能が衰えていないか、体の構成(骨密度など)を細かく測定
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東海大学では2006年から本格的に取り組んできた西崎氏の発言
「抗加齢ドック」いったいどんな検査項目なんでしょうか?(~主な検査項目について〜)
血中内のコレステロールや中性脂肪・活性酸素の濃度など
・血管の老化度(いわゆる「血管年齢」)の測定
・「頸動脈エコー(超音波)検査」
動脈硬化になりやすい体質かどうかなどをチェックするため
・脳年齢や骨密度の検査
・筋力の状態検査・ホルモンバランスや免疫バランスの検査
・遺伝子検査
がんのリスクを測るため(遺伝子検査は、一般に検査費用が高額なためオプションであることが多い)
受診後は検査データが渡されるのみならず、食生活や運動量・サプリメント摂取など生活習慣の改善にかかわるアドバイスを、同世代の平均数値との比較などを通じて専門医が個別に行われる
一番気になる、費用はどれくらい?
基本メニューのみで5~10万円前後、オプションを充実させた検査で15~20万円前後で、料金設定している施設が多い
抗加齢ドック~主な検査項目と料金・人間ドックとの関連 – 人間ドック はじめての受診 4分でポイント理解
抗加齢ドックの検査料金は、医院ごと独自に用意するメニュー内容・オプション検査の有無、また人間ドックや脳ドックとの同時受診か否か、などによっても変わってきます
自分の体質や遺伝的傾向、血管や血液の状態を、客観的な検査による数値データとして把握できるため、上手に利用したいものです
「将来的な発病のリスクを減らす羅針盤」ととらえるなら、日々の生活を見直すための強力な動機となるのは確か
抗加齢ドック~主な検査項目と料金・人間ドックとの関連 – 人間ドック はじめての受診 4分でポイント理解
抗加齢ドック (アンチエンジングドック)を受けられる病院
日本抗加齢医学会とは
抗加齢対策を早く始めれば、それだけ老化の進行を抑えることにつながるということですね
いつまでも健康で、自分自身の体のことを理解しつつ、笑顔でいたいものです。