夢と現実の曖昧な狭間、映画ウェイキング・ライフの世界

puchimaru
デジタルペインティングで描かれたサイケデリックで哲学的な映画ウェイキング・ライフの世界を覗いてみよう。

あなたが見ている現実は、実はまだ夢の中ではありませんか?

映画『ウェイキング・ライフ』
『ウェイキング・ライフ』(Waking Life)は2001年のアメリカ映画。リチャード・リンクレイター監督。 実写映像を撮影しそれをデジタルペインティングで加工したアニメーション映画である。
出展wikipedia

「ウェイク・アップ(起きろ)」をキーワードに、ゴダールばりに引用や言葉を散りばめた哲学的作品。
映画『ウェイキング・ライフ』 – シネマトゥデイ

人物はその人の心を映し出すかのように色彩が移り変わり、背景は小舟に乗ってるみたいに常に揺れ、たゆたっているので浮遊感があり、ヘタすると船酔いを起こしそうになるほど^^;。
『ウェイキング・ライフ』(2001 米) : 映画の心理プロファイル

脚本兼監督のリチャード・リンクレイターにとっての最初の挑戦は、「すべて頭の中で起きたと思われることを、どうやって映画にするか」だった。
■リチャード・リンクレイター監督   『ウェーキングライフ』 Waking Life: ★究極映像研究所★

デジタルペインティングで実現された独特の浮遊感が更に深い世界に心を誘う

物語のあらすじ

青年は自分の部屋で何度も目覚めるが、いつも夢の中にいる状態から抜け出せないでいる。もはや夢と現実の境も分からない彼は、完全に覚醒する方法を見出そうと外に出掛けた。そして青年は、様々な人々に出会う。人々は彼に語りかける。人間の存在意義、生きるとはどういうことか? 死とは何なのか? 夢とは何か? 我々人間は何処から来て何処へ行くのか? 青年は、人々の次から次へと投げかける問いかけや発言に耳を傾ける。だが、彼は何の解決も得られないまま、再び自分の部屋で目覚めるのだった…。
解説・あらすじ – ウェイキング・ライフ – 作品 – Yahoo!映画

ウェイキング・ライフと変性意識

視覚も、聴覚も、脳も、感覚すべてがやられてしまうドラッグのような映画だ
芸術的、哲学的、カルト的なアニメ映画『ウェイキング・ライフ』 – Tagbot

作中人物たちの行動。彼らはただダラダラとおしゃべりするだけなのだが、これが、マリファナ服用時に人々がとる行動そっくり。しゃべっている時は世界の真理を発見したような気になるのだが、後で思うと、トホホな内容なのもそっくりだ。
ウェイキング・ライフ 特集: トリップ・ムービー特集のためのちょっと長めのイントロ – 映画.com

作中で語られるように、死んで行く老女が夢を見ている。肉体の死の後の、6~12分の脳の活動が観る夢。それがウェーキングライフ。
■リチャード・リンクレイター監督   『ウェーキングライフ』 Waking Life: ★究極映像研究所★

観賞した人の感想は?

公開から15年、今なおファンの多い映画である。

su@su84029968

たぶん夢の中で、普段使っているLEDライト複数が電池切れで点かなかった。
ロトスコープアニメ「ウェイキングライフ」で夢と現実を見分ける方法として「電気のスイッチが入るかどうか」と語る場面があるが、当たってるなーと。

青山@ay_peca

ぼくが一番人に薦めたいアニメ映画はウェイキングライフってアメリカの作品だけど実写撮影をアニメに落とし込んだのだし哲学チックな話題を延々登場人物が語り続ける明晰夢がテーマの映画なので薦めたい人がなかなかいない

鬼手佛心@hope_5515

ウェイキングライフは何回も見たけど本当意味分からなかった。いやあれ意味ないのかも

鳥≡@Temperance_Bird

ウェイキングライフって映画で「人は7年で全身の細胞が入れ替わるから全く別人になる」とかなんとか言ってたんだけど、確かにそうかもしれない。
酒の趣向が当時と変わってきている。
http://www.youtube.com/watch?v=uk2DeTet98o

□公式サイト

https://matome.naver.jp/odai/2145725519406247101
2016年04月10日