松岡修造が試合結果に悔しがる
この日、メルボルンで行われたテニス・全豪オープン第9日の男子単準々決勝で世界1位の前回覇者、ノバク・ジョコビッチに第7シードで同7位の錦織圭がストレート負けを喫したことを悔しがった。
松岡修造が錦織の敗因を指摘!「言いたくないけど…言います」
はっきり言います」と前置きした上で、「ジョコビッチのテニスは決して最高のテニスではなかった」と指摘し、「今日の試合は圭にとって大チャンスだった!」と勝利できたかもしれない試合だったと振り返った。
松岡修造が錦織の敗因を指摘!「言いたくないけど…言います」
錦織圭が負けた原因は必勝3箇条を守れなかったこと?
3箇条の1つ目は錦織が焦ってしまったこと。ジョコビッチを「世界一の守り。完璧な守りの持ち主」と言い表していた松岡は、錦織の気持ちが先走ることでプレイが崩れてしまうと懸念し、「絶対に焦ってはいけない!」と挙げていた。
松岡修造が錦織の敗因を指摘!「言いたくないけど…言います」
しかし、この日の錦織のプレーに「言いたくないけど…言います。焦った、いつも以上のことをしようとした、余計な力が入った!」と指摘した。
松岡修造が錦織の敗因を指摘!「言いたくないけど…言います」
2つ目はファーストサーブが伸びなかったこと。今大会で錦織が勝ち上がってきているポイントとしてファーストサービスが“炸裂”していたことを挙げ、「ファーストサービスの圭になれ!」と提言していたが、実際の試合では「大事な場面でのサーブが悪かった」とコメント。
松岡修造が錦織の敗因を指摘!「言いたくないけど…言います」
3つ目は自分から攻めれなかったこと。「大事なポイントが来たら自分から取りにい圭!」とおやじギャグでエールを送っていたのだが、同試合では積極的な攻めがなかったと嘆いた。
松岡修造が錦織の敗因を指摘!「言いたくないけど…言います」
だが最後には賞賛!
しかし、右太ももにテーピングをしながらも最後まで戦い抜いた錦織に「圭は、最後までネバーギブアップだった」と賞賛。「圭の年にしよう!そのためにも、今日の悔しさを力に…強くなれ圭 立ち上がれ圭 大丈夫だ圭」と修造節炸裂のエールを送った。
松岡修造が錦織の敗因を指摘!「言いたくないけど…言います」
今回の試合に対し本人はどのように思っているのか?
「スタートは良かったですが、サービスゲーム(第1セット第6ゲーム)を落としてから、すべてが変わり始めました。彼はさらによくプレーし始めたし、僕は少し自信を失ってミスを多く出すようになりました。落としたのは本当に大事なゲームでした。僕は第3セットにチャンスがありましたが、自分のレベルを保てませんでした。本当に残念です」
錦織圭「ミスが多すぎた。力を全部は出せていない」「もうちょっと何かできた」 準々決勝敗退一問一答 (サンケイスポーツ) – Yahoo!ニュース
ブレークされた後、なぜキープが難しくなったのか
「彼はリターンがとてもよかった。僕は焦ってしまい、失敗してはいけない簡単なショットをミスしてしまいました。第3セットはチャンスがあったけれど、流れを変えられませんでした。自分のテニスを続けられなかった」
錦織圭「ミスが多すぎた。力を全部は出せていない」「もうちょっと何かできた」 準々決勝敗退一問一答 (サンケイスポーツ) – Yahoo!ニュース
「今日の試合を見ると、まだまだ世界トップとの距離がありますね。集中したときの彼は攻めるのもできるし、守りがすごく堅いので、一番崩すのが大変な選手。弱点がない分、どこを攻めたらいいのか迷うときもありますし、大事なポイントやゲームを簡単には取らせてくれない。まだまだ差はあるように感じます」
錦織圭「ミスが多すぎた。力を全部は出せていない」「もうちょっと何かできた」 準々決勝敗退一問一答 (サンケイスポーツ) – Yahoo!ニュース