あらすじ
砂がすべてを覆い尽くす世界。砂の海に浮かぶ巨大な漂泊船“泥クジラ”で暮らす人々の多くは、感情を発動源とする超能力“サイミア”を操る短命の種族だった。
「外界から閉ざされた“泥クジラ”で短い一生を終える」
その運命を受け入れる少年チャクロは、ある日突然漂着した廃墟船の中で一人の少女と出会う。帝国との戦いの後、第3勢力「スィデラシア」の青年貴族ロハリト一党を仲間として迎え入れた矢先、チャクロらは短命の原因が“泥クジラ”に命を吸われているためだと知る。あまりにも残酷な秘密に他の者には隠し、守ってゆく誓いを立てる。しかし、無印を蔑み仕切られることに不満を抱く双児シコクとシコンが印である自分達が泥クジラの運命を決めて無印を切り捨てる呼びかけをし、泥クジラの住人の間に動揺が走る。
クジラの子らは砂上に歌う – Wikipedia
第1巻
砂がすべてを覆い尽くす世界。砂の海を漂う巨大な漂泊船“泥くじら”で暮らす少年チャクロは、誰ひとり見たことのない外の世界に憧れを抱きつつ、仲間たちと変わらぬ日々を過ごしていた。そんなある日、突然漂着した廃墟船の中で、チャクロは1人の少女と出会う…。
クジラの子らは砂上に歌う – 電子書籍・コミックはeBookJapan
第2巻
砂の海を漂う巨大な漂泊船“泥クジラ”の子どもたちは外の世界に憧れていた。記録係の少年チャクロは無邪気な好奇心から。問題児グループ“体内モグラ”のリーダー・オウニは焦りから。たった30年という命を宿命付けられたこの世界で、彼らはそれでも希望を探していた。やがて砂海の果てから、災厄がやってくるとも知らずに――。「この島が、私たちの大事な世界のすべてだった」
クジラの子らは砂上に歌う – 電子書籍・コミックはeBookJapan
第3巻
楽園の500人に、選択の時……。話題沸騰、“喪失”の砂漠戦記!砂海の巨船“泥クジラ”に危機は迫る。奇しくも、彼らの脅威は大人たちだった。砂海の果てよりやってきた侵略者。いちはやく未来を放棄した長老会。その命令にただ従う自警団。子どもたちは選択する。それはきっと、善悪ですらなく、彼らにとって必要であったから……。
クジラの子らは砂上に歌う – 電子書籍・コミックはeBookJapan
第4巻
こどもたちの戦争は佳境へ……。砂嵐の中で次々と倒れる“泥クジラ”の仲間たち。希望を、覚悟を、約束を、胸に抱いたまま散り果ててゆく。そんな悲しき戦場の片隅で、いま二つの“狂気”が相見えようとしていた。
クジラの子らは砂上に歌う – 電子書籍・コミックはeBookJapan
第5巻
「ぼくらはきっと、ある時一斉に夢をみるんだ」“帝国”の危機が去った泥クジラにやってきたのは、未知なる国の来訪者。“別れ”ばかりを重ねたこの島で、新しい出会いとなるか。その頃、チャクロは人ではない少女エマに導かれ、新たな“旅”へと出発していた。深く深く、この物語の根源の旅へと…。
クジラの子らは砂上に歌う – 電子書籍・コミックはeBookJapan
第6巻
泥クジラのヌース・ファレナが吸っているのは感情ではなく、もっと残酷なモノだった。たった一つだけの楽園を覆う“呪い”に気づいた時、泥クジラの民たちはそれぞれの思惑で動き出す……。
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