没後100年、夏目漱石ゆかりの地を巡る東京・早稲田文学散歩

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2016年は漱石没後100年、2017年は生誕150年です。|夏目漱石誕生の地碑、リカーショップ小倉屋、夏目坂通り、終焉の地(漱石公園)、胸像、猫塚、道草庵、ベランダ風の回廊、記念館、漱石山房、硝子戸の中、芥川龍之介、漱石山房の冬、熊本市「漱石の年」PRパンフレット、ピース又吉直樹
夏目漱石

漱石は今年12月9日に没後100年。来年2月9日は生誕150年。
フォースター「多様性と批判性」/夏目漱石の「ポストモダン」 | 商人舎 結城義晴ブログ

2016年01月02日の記事

夏目漱石誕生の地

営団地下鉄東西線「早稲田」駅から徒歩1分
夏目漱石誕生の地碑
東京都新宿区喜久井町1番地

早稲田駅西口を出て、「早稲田駅前交差点」から夏目坂をのぼりかけたすぐ左手に『夏目漱石誕生之地』と刻まれた黒御影石の記念碑が建てられています。
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漱石は慶応3年(1867年)1月5日(新暦の2月9日)、この地に生まれました。
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私の旧宅は今私の住んでいる所から、四五町奥の馬場下という町にあった。町とは云い条、その実小さな宿場としか思われない位、子供の時の私には、寂れ切ってかつ淋しく見えた。もともと馬場下とは高田の馬場の下にあるという意味なのだから、江戸絵図で見ても、朱引き内か朱引き外かわからない辺鄙なすみのほうにあったに違いないのである。<夏目漱石『硝子戸の中』より>
http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/760_14940.html

小倉屋(酒屋・夏目家の隣家)

営団地下鉄東西線「早稲田」駅から徒歩1分、誕生の地碑すぐ横

明治初年、夏目家のお隣さん、小倉屋酒店に強盗が入ったと。店主の半兵衛さんはウチにはお金がないので夏目さんちに行きなさいと言い張って、強盗は言われるがまま、夏目家に押し入った。漱石先生の父、直克は、しぶしぶお金を出したという話が残っています。
新宿区夏目坂と中山安兵衛 | 東京坂道ゆるラン

漱石先生の小説、「硝子戸の中」より

慶応3年(1867年)   隣家、夏目家に三男金之助誕生 のちの夏目漱石

それから坂をおり切った所に、間口の広い小倉屋という酒屋もあった。もっともこのほうは倉造りではなかったけれども、堀部安兵衛が高田の馬場で敵を討つ時に、ここへ立ち寄って、桝酒を飲んで行ったという履歴のある家がらであった。私はその話を子供の自分から覚えていたが、ついぞそこにしまっているといううわさの安兵衛が口を着けた桝を見たことがなかった。
<夏目漱石『硝子戸の中』より>

夏目坂・夏目坂通り

営団地下鉄東西線「早稲田」駅から徒歩1分。
夏目坂
東京都新宿区喜久井町

夏目家は江戸町奉行支配下の町方名主で、神楽坂から高田馬場あたりまで11カ町を支配していた。
漱石ゆかりの地:喜久井町[漱石 Now and Then]

夏目漱石の随筆『硝子戸の中』(大正四年)によると、漱石の父でこの辺りの名主であった夏目小兵衛直克が、自分の姓を名づけて呼んでいたものが人々に広まり、やがてこう呼ばれ地図にものるようになった。
夏目坂(新宿区喜久井町)

早稲田通りの早稲田駅前交差点から、南に登る比較的緩やかな坂道です。この通りは坂名にちなんで「夏目坂通り」と呼ばれているようです。
夏目坂(新宿区喜久井町)

父はまだその上に自宅の前から南へ行く時に是非共登らなければならない長い坂に、自分の姓の夏目という名をつけた。不幸にしてこれは喜久井町ほど有名にならずに、ただの坂として残っている。しかしこの間、或人が来て、地図でこの辺の名前を調べたら、夏目坂というのがあったと云って話したから、ことによると父の付けた名が今でも役に立っているのかも知れない。
<夏目漱石『硝子戸の中』より>

夏目漱石終焉の地(漱石公園)

漱石公園
営団地下鉄東西線「早稲田」駅から徒歩5分

利用時間
4~9月 午前8時~午後7時
10~3月 午前8時~午後5時

漱石公園
東京都新宿区早稲田南町17

この場所には、明治40(1907)年から大正5(1916)年に、漱石が亡くなるまで過ごした「漱石山房」がありました。
漱石公園:新宿区

ここで漱石は、「三四郎」「それから」「こころ」といった代表作を執筆しました。現在は、その地の一部が「新宿区立漱石公園」となっています。
漱石公園:新宿区

夏目漱石の胸像
碑面には『則天去私』の碑文がある。
猫塚
「吾輩は猫である」のモデルであった猫の13回忌に、遺族によって建てられた。
道草庵
漱石に関する資料やパネルを展示している。
ベランダ風の回廊
漱石が住んでいた和洋折衷の家は「漱石山房」と呼ばれていた。そのベランダ部分を復元したもの。

そして2017年はいよいよ生誕150周年。
この節目の年を目指し、ベランダ風回廊だけが復元された漱石山房跡に記念館を開館させる計画が進行しています。
夏目漱石の一生を1時間でたどる早稲田・雑司ヶ谷散歩 | 東京都 | トラベルjp<たびねす>

芥川龍之介の短編小説である。夏目漱石についての回想を綴った作品である。

わたしは年少のW君と、旧友のMに案内されながら、久しぶりに先生の書斎へはひつた。
書斎は此処へ建て直つた後、すつかり日当りが悪くなつた。それから支那の五羽鶴の毯たんも何時の間にか大分色がさめた。最後にもとの茶の間との境、更紗の唐紙のあつた所も、今は先生の写真のある仏壇に形を変へてゐた。
しかしその外は不相変である。洋書のつまつた書棚もある。「無絃琴」の額もある。先生が毎日原稿を書いた、小さい紫檀の机もある。瓦斯煖炉もある。屏風もある。縁の外には芭蕉もある。芭蕉の軒を払つた葉うらに、大きい花さへ腐らせてゐる。銅印どういんもある。瀬戸せとの火鉢もある。天井てんじやうには鼠の食ひ破つた穴も、……<芥川龍之介『漱石山房の冬』より>
http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/2321_13452.html

没後100年、漱石ツイート

香日ゆら@kouhiyura

漱石没後100年ということで話題の夏目漱石と友人や弟子のことを書いた4コマ『先生と僕~夏目漱石を囲む人々~』全4巻と、
漱石についてあれこれ語ったエッセイコミック『漱石とはずがたり』全2巻があるんですよー(´ω`)ノ(宣伝) pic.twitter.com/eD6RwXCglz

香日ゆら@kouhiyura

夏目漱石没後百年ということで、百年前に漱石が何をしてたか…2016年12月まで使うと夏目先生が亡くなり(没後100年)2017年2月まで使うと夏目先生が生まれる(生誕150年)カレンダーも作ったんですよー(´ω`)ノ(宣伝) pic.twitter.com/pwR5TtLD2h

初版道@signbonbon

夏目漱石「吾輩ハ猫デアル」掲載の初出雑誌『ホトヽギス』(全10冊)。2枚目右下は揃いの合本です。この他に保存用の揃いが2セットあるので計106冊所蔵。「猫」掲載号は人気が高いので、秋の「夏目漱石展」で一挙に放出します。 pic.twitter.com/7ohnxs8QRh
【フェア情報】書海フェア 夏目漱石
junkudo.co.jp/mj/store/event…
ジュンク堂書店 松山店にて1月31日まで開催中。
松山と言えば、坊ちゃん
坊ちゃんと言えば夏目漱石夏目漱石の坊ちゃんを中心にしたフェアです。 pic.twitter.com/CXhyQDtKdU

鎌倉市図書館@kamakura_tosyok

【腰越図書館】夏目漱石没後100年ミニ展示開始してまーす。鎌倉ゆかりの地マップも作ってみました~!d(ゝ∀・) 漱石は様々な切り口で論じられている作家さんですね!今年は夏目漱石を”再発見”してみませんか? pic.twitter.com/BOjyyrDTEc

まるみ@multimix_7

銀座で貰ってきた。二階の観光案内受付のおばちゃんに「夏目漱石の…」と言い掛けたところで「あー、はいはいww 」と笑顔で差し出された… いやワタクシ「又吉」の「ま」の字も出してませんけど??ww 冊子は全20ページ又吉三昧。写真集か! pic.twitter.com/Xzck4LLrGg

夏目漱石(1867~1916年)の没後100年、漱石が熊本に赴任して120年となる今年を「漱石の年」と位置付ける熊本市は、写真集風のPRパンフレット「SOSEKI, SO COOL.」を完成させた。芥川賞を受賞したお笑いコンビ「ピース」の又吉直樹さん(35)をモデルとし、市内の漱石ゆかりの地を訪ねる様子を写真などで紹介。

漱石の収蔵品をネット上で無料公開、「漱石山房」の間取り図も

県立神奈川近代文学館(横浜市中区)が、今年で没後100年を迎える文豪・夏目漱石の収蔵品をインターネット上で無料公開している。

原稿や書画、写真などテーマごとに分類。1ページずつ拡大することが可能で、画像の解像度が高いため、筆跡や色など細部まで確認できる。手紙には読み下し文が付いており、直筆の文章と照らし合わせて読み進められる。
漱石の収蔵品、ネットで公開 : 地域 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

漱石が最後に暮らした東京・早稲田の家「漱石山房」の推定間取り図も公開している。漱石山房では「三四郎」「こころ」など多くの名作が執筆され、芥川龍之介らも出入りしたという。同館は漱石山房の内部写真を所蔵しており、写真の中のモノクロやセピア色をした遺品をクリックすると、それぞれ拡大されてカラーになる。
漱石の収蔵品、ネットで公開 : 地域 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

リンク

夏目漱石に関する書籍・企画の情報をご紹介します。

明治の文豪・夏目漱石がいま、ちょっとしたブームになっているそうです。
たとえば、1914年に朝日新聞で連載された「こころ」。

早稲田キャンパスの界隈には、夏目漱石ゆかりの史跡が数々あります。

区立漱石公園内にある彫像や碑を紹介します。

まとめ

ニュース

発見されたのは、ことし没後100年となる夏目漱石が大正4年に書いた小説「道草」の前半部分の直筆の原稿18枚です。去年11月、神奈川県立神奈川近代文学館に「県内の住宅に保管されている」という情報が寄せられ、担当者が筆跡などから漱石の原稿だと確認したということです。

https://matome.naver.jp/odai/2145309058392544901
2018年09月12日