上海総合指数の暴落 再び なぜ?

hiroki1993
2015年8月ごろに暴落した上海総合指数であったが、2016年に再び暴落する模様。景気減速に中国政府のテコ入れに疑念。

2015年に上海総合指数暴落

上海総合指数(黄色)は昨年12月22日以来6月までに、65%の急騰後、70%近く下げて8月26日には2927.29㌽迄下げています。
2015年8月上海総合指数暴落と世界の主要株価指数年間騰落率 – 投資相談全般 – 専門家プロファイル

世界同時株安を招いた。

国営メディアが一般の投資家たちを煽り立ててハイリスクな信用買いに向かわせていたと指摘されている

個人投資家がレバレッジ(借り入れ)を活用したハイリスクな株売買をする傾向に。

加熱した投資により株価上昇率は経済成長率をしのぎ、彼らの投資する企業の利益を上回っていた
中国株の大暴落 (2015年) – Wikipedia

実体経済に伴わない株価上昇

こうして実体経済を軽視した「マネーゲーム」は株価暴落という形で終わりを告げました。

2016年も再び、暴落?


https://matome.naver.jp/odai/2145283881885614601/2145386917879282603
1年1カ月ぶりの安値
2016年1月27日現在

4日の上海株式市場は代表的な指数である総合指数が一時、前週末終値比4%超安まで落ち込むなど大幅下落して始まり、3・94%安の3399・91で午前の取引を終えた。
上海株、一時4%安 景況指数低迷で – 産経ニュース

新年早々に

上海総合指数は13日、前日比2.4%安の2949.60と、3000の大台割れで取引を終え、昨年8月26日以来の安値を記録した。
上海株指数3000の大台割れ 昨年8月以来の安値、底見えず – SankeiBiz(サンケイビズ)

再び、3000ポイントを割る形に。

26日の中国株式相場は急落。上海総合指数が約1年1カ月ぶりの安値を付けた。中国経済が減速し、人民元の相場下支えで中国の外貨準備高も減る中、資本流出が加速するとの懸念が広がった。
中国株:上海総合指数、急落-資本流出懸念で1年1カ月ぶり安値 – Bloomberg

2016年1月26日

なぜ?

人民元安の懸念

中国が通貨人民元の切り下げに踏み切ったことを受け、11日の金融市場ではドル高が進むとともに、世界的な株安に見舞われた。
人民元切り下げで世界株安、ドル高進む| Reuters

2015年にも人民元切り下げによる人民元安で世界各地で株価は下落。

まず、人民元安は資本流出を加速させ、国内の金融政策を制約する。次に人民元安は周辺通貨の切り下げを牽引する。第三、人民元の国際化が進む中、人民元為替レートの安定化を維持する必要がある。
オフショア人民元とオンショア人民元共に下落、2011年5月以来の安値に | 新華ニュース 中国ビジネス情報

人民元安の悪影響

新興国からの資金流出が同期に2700億ドル(約32兆円)に達し、2008年の金融危機時の引き揚げ額を上回ったと説明。中国からは12月だけでも過去最大の1590億ドルが流出した。
新興国資金流出ペース最速 10~12月期、人民元安懸念強まり – SankeiBiz(サンケイビズ)

既にリーマンショック時の資本流出を上回った模様。

中国人民銀行(中央銀行)が元相場を安定的に維持できるかどうかについて、市場に疑念が広がっていることを反映しているとみられる
新興国資金流出ペース最速 10~12月期、人民元安懸念強まり – SankeiBiz(サンケイビズ)

元相場の安定に懸念し、株式市場は売りのサインに。

中国の通貨当局が行きすぎた人民元安の抑え込みに本格的に乗り出した。香港など中国本土外(オフショア)の外国為替市場で異例の大規模な元買い・ドル売り介入を実施し、元相場は急上昇した。
香港で異例の大規模介入 中国、人民元安抑えこみ  :日本経済新聞

政府がテコ入れに。
しかし、長期的にみると人民元安の流れは変わっていないとのこと。

景気見通しの不透明感

2016年の中国の成長率見通しを6.7%とし、昨年6月時点の予想(7%)から下方修正した。17年は6.5%と予想した。
世界銀行、2016年の中国の成長率見通しを6.7%に下方修正―中…:レコードチャイナ

GDPの伸び悩み

中国国家統計局が9日発表した2015年の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年比で1・4%と、政府目標の3・0%を大きく下回った。リーマン・ショックの影響を受けてマイナスとなった09年以来、6年ぶりの低さで、デフレに陥る懸念が一段と強まっている。
中国デフレ懸念も、15年インフレ率1・4%、国内消費の伸び悩み映す – 産経ニュース

物価も伸び悩む
政府目標の3%を大幅に下回る結果に!

車をはじめとする耐久消費財や住宅関連で需要の伸び悩みを背景に値上がり幅が縮んだことなどによるものです。
中国の物価 6年ぶり低水準 景気の減速鮮明に NHKニュース

供給過剰状態に。ゴーストタウンを彷彿させます。

中国税関総署が13日発表した2015年の貿易統計によると、輸出と輸入を合わせた貿易総額は3兆9586億ドル(約470兆円)と、前年に比べ8.0%減った。減少はリーマン・ショックの影響を受けた09年以来、6年ぶり。

モノのやり取りを武器にする中国が輸出不振。

GDP、物価、輸出どれを取っても見通しは明るくない。

株式市場へのテコ入れに疑問視も

サーキットブレーカーの一連に

1月1日からサーキットブレーカー制度(一時売買停止制度)を実施
中国、サーキットブレーカー制度を導入

株式市場の値幅率を低下させるために導入

相場の急変時に取引を停止する「サーキットブレーカー」制度を8日から停止
中国、サーキットブレーカー停止 株式相場安定狙う| Reuters

導入されたばかりのサーキットブレーカーが僅か数日で停止。

一般的にサーキットブレーカーはパニックを防止する有益な役割を果たす。しかし中国の場合、投資家の売りの機会をなくして、逆効果を及ぼすと判明した。
コラム:中国、サーキットブレーカー停止で軌道修正能力を証明| Reuters

一種の売却規制となってしまい、パニックに!

それでも心強いのは、当局が間違いを素早く認めて軌道修正した点だ。こうした軌道修正能力は、中国が世界の金融市場に組み込まれて影響力を次第に強めていく中で、先行きを明るくしている。
コラム:中国、サーキットブレーカー停止で軌道修正能力を証明| Reuters

一転・二転としたものの、迅速に過ちを認め、サーキットブレーカーを停止したことは評価されている。

売却規制も継続

中国証券監督管理委員会(CSRC)は8日、持ち株が5%以上の株主を対象に向こう6カ月間、株式売却を禁止する措置を発表した。
中国、大量保有株主の株式売却を半年間禁止| Reuters

2015年に株価安定の為に売却規制を導入。

中国証券監督管理委員会(証監会)は7日、8日に解禁される予定だった上場企業の大株主や経営陣による持ち株売却規制措置について、実質的に解禁を延期する規定を発表した。
時事ドットコム:中国、懸命の株価下支え=売却規制解禁を延期

2016年も新規制として売却規制が継続される。

しかし、新規定は大株主らの売却を止められないとの懐疑論もあり、国内の個人が多数を占める投資家らが落ち着きを取り戻すかは予断を許さない。
時事ドットコム:中国、懸命の株価下支え=売却規制解禁を延期

既に売却規制について疑問視されている。

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https://matome.naver.jp/odai/2145283881885614601
2016年01月27日