【アニメ】 ゲゲゲの鬼太郎の登場人物 一覧 全113キャラクター (画像、声優、特徴など)

ずかんづくり
ゲゲゲの鬼太郎の登場人物全113キャラクターの画像、声優、特徴などについてまとめました。
鬼太郎(ゲゲゲの鬼太郎、墓場鬼太郎)
本作の主人公。幽霊族最後の生き残り。
目玉おやじ(目玉の親父)
鬼太郎の父親。(正確にはその分身)
ねずみ男
鬼太郎の悪友。トリックスター。半妖怪。
猫娘
鬼太郎の幼馴染、本作のヒロイン。半妖怪。
砂かけ婆
鬼太郎の仲間。砂を撒き散らす。奈良県出身。
子泣き爺
鬼太郎の仲間。石化して重くなる。徳島県出身。
一反木綿
鬼太郎の仲間。空を飛ぶ布の妖怪。鹿児島県出身。
ぬりかべ
鬼太郎の仲間。巨大な壁の妖怪。福岡県出身。
呼子(よぶこ)/ 山彦(やまびこ)/ 山小僧(やまこぞう)
声 – 富田耕生(第2作)、杉山佳寿子(第3作)、上村典子(第4作)、中山さら(第5作)
山で音声を反響させる妖怪。わら頭巾をかぶった顎や前歯が大きい男児の姿で、眼や足は1つだったり2つだったりする。話によって上記の様に3つの呼称がある。大声でショックを与える、音波攻撃を反射する(『妖怪千物語』)、声真似、かなり遠くからでも「ヤッホー」と呼ばれると相手と場所を特定でき、また自分の声はあの世までも届く(アニメ第5作)など、音に関係した術が得意。
つるべ火(つるべび)
老人の様な顔がある火の玉。鬼太郎の助っ人として時々登場し、敵妖怪を焼き払ったり照明(朝日に偽装できるほど明るくなれる)になったりする。アニメ第2,4,5作では群れで登場したこともある。初登場は原作『モウリョウ』、アニメでは第1作第1話でねずみ男よりも先に登場。第1作の第1話と第39話では喋っている。
アニメ第3作では炎の妖怪五人衆の一員。
お歯黒べったり
声 – 中友子(第5作)
目鼻がなくお歯黒を付けた口のみの顔をした女妖怪。
初登場はアニメ第1作7話『ゆうれい電車』で、妖怪ショーに参加したが乱暴な2人組に落書をされてしまった。
第5作では妖怪横丁で銭湯を営む。
ろくろ首
声 – 木下しのぶ(第3作)、豊嶋真千子(第5作・本編)
伝承でも知名度の高い妖怪ながら、原作・アニメ共に長らく群衆扱いされ続けてきたが、アニメ第5作から砂かけ婆の妖怪長屋の住人・容姿端麗な美女としてレギュラー入りを果たし、ネコ娘に次ぐヒロイン的位置付けとなった。首は伸縮自在で、伸ばさなければ人間の女性と変わらない外見だが、長時間首を縮めると肩が凝る。人間界では「ろく子」と名乗ってネコ娘と共に働く。その際知り合った人間の青年・鷲尾誠と交際している。
かわうそ
声 – 山本圭子(第1作)、小宮山清(第3作)、柏倉つとむ(第4作)、丸山優子(第5作)
初登場は『オベベ沼の妖怪』およびそのアニメ化作品第1作第40話。オベベ沼に住む妖怪で、通称オベベ。貧しさ(アニメ3,4,5作では寂しさ)から人間を騙して金儲けをしていた。人間に化けることが出来、水鉄砲を発射し攻撃する。アニメ第4作第79話,80話では傘化けと共に中国妖怪チーとの戦いに応援に駆け付けたが、チーの妖術で反物にされてしまう。川魚が大好物で、魚を焼く匂いを嗅ぐと変身がとけてしまう。最後は反省して、正式に鬼太郎達の仲間に入った。
油すまし(あぶらすまし)
声 – 塩屋浩三、小林通孝(第3作)、中井和哉(第4作)、平野正人(第5作)
地蔵の様なすまし顔に蓑を着た妖怪。初登場は『妖怪大裁判』だが、当時は敵側の群衆扱い。
1980年代以降の原作では鬼太郎や仲間の妖怪が住む「ゲゲゲの森」の村長として頻繁に登場する。大の将棋好きで、デザインも髷が加えられた。鬼太郎達に加勢する事も多く、体から油を出す術や、敵の術を破る術、逆用する術などを駆使する。原作「地獄編」並び、アニメ第3作『地獄編』では地獄の旅に同道、地獄に関する知識で一行を支えた。
井戸仙人(いどせんにん)
声 – 北川米彦(第2作)、青野武(第3作)、八奈見乗児(第4作)、矢田耕司(第5作)
井戸に漂うメタンガスを吸って幾千年を生きる仙人。中国出身でユーラシア大陸方面の妖怪や術に詳しく、また妖怪医術や薬学にも長けている。初登場は『妖怪反物』およびアニメ化作品。第3作劇場版(『最強妖怪軍団日本上陸!』)の予告では、体が赤く見た目も若干異なっていた。
第3,4作では度々鬼太郎たちに協力していた。第5作では妖怪横丁の井戸に住むが、目玉おやじとは仲が悪く、やたらと口が悪い。
つるべ落とし
声 – 江川央生(第5作)
突然樹上から目の前に落ちて驚かすとされる、巨大な頭のみ(小さな足が描かれることもある)の妖怪。本作では禿頭ひげ面に厚い唇、左右非対称な目となっている。敵を大頭で押さえつけたり口に収めたりする。
初登場は『釜なり』(初アニメ化第2作19話)で、多くのアパート仲間と共に釜なり退治に参加した。
第5作では妖怪横丁で雑貨屋を営む。
シーサー
沖縄の著名な獅子の妖怪(まだ子供なので小犬サイズ)。本作では頭頂部で跳ね上がる鬣と口から覗く2本の牙が特徴(第4作ではそれぞれの牙が二又になっている)。ドリルの様に高速回転して地中を掘り進むのが得意。アニメ第4,5作では怪力を持つ成獣形態になることもできる。成獣幼獣問わず二足歩行が可能。
色はシリーズ毎に明る目や赤黒い、基本の色調が異なるなど差がある。水木による画とアニメ第3作では肌色や黄などを基調とするが、後年の作品では濃緑の毛髪と髯、黄土色や茶色などの身体をしている。体全体が薄赤で金の体毛のシーサーもいる。
アマビエ
声 – 池澤春菜(第5作)
熊本出身で鳥のような口をした幼女風の人魚(首から下が鱗に覆われている)。「ひらめき」で近い未来の出来事や隠されたものの在処などを知ることができるが、大抵は悪い出来事の予知(しかも近過ぎてほとんど手が打てない)や誰でもわかることばかりひらめく。他には空中に浮いたり海水を吐いたりする能力がある。
白坊主(しろぼうず)
足の無いのっぺらぼうの様な姿の妖怪。大阪府出身。
アニメ第5作では輪入道が営む運送屋に火車と共に勤める。90話で火車が冤罪を晴らすために鬼太郎と入れ替わったことを知り、輪入道に伝えて共に畑怨霊戦の応援に駆け付ける。顔から放つ光線で姿を隠した畑怨霊を見破り、この戦いで輪入道や火車と共に妖怪四十七士に覚醒した。
座敷童子(ざしきわらし)
声 – 加藤みどり(第1作)、山本圭子(第3作)、柏倉つとむ(第4作)、広橋涼(第5作)
東北地方に住む子供の妖怪。大人には見えないが子供や妖怪には見え、住み着いた家を栄えさせる。坊主頭に、常に眠そうな目をした色白の男児の姿をしている(アニメ第5作のみ少女の姿)。
初登場は「笠地蔵」(初アニメ化第1作第60話)。冬越しに入った家の老夫婦の貧しくも情け深い様子を見て、鬼太郎達に相談して贈り物をした。
がんぎ小僧
声 – 永井一郎(第3作)、千葉一伸(第4作)
河童に似ているが皿はなく、やすり状の鋭い歯を持った水棲妖怪。その歯はライフル銃をも噛み砕く。
アニメ第3作26話「おばけナイター」で妖怪野球チームの一員として初登場。32話や43話では百々爺やさら小僧に付いて鬼太郎に敵対した事もあったが、他では特に水中戦や水力戦で頻繁に鬼太郎に加勢した。
第4作42話では股旅姿で登場。行き倒れた所をねずみ男に救われた事があり、以来彼を「ねずみ男の兄い(あにい)」と呼び慕っていた。
倉ぼっこ
声 – はせさん治(第3作)、松野太紀(第4作)
倉に住み着いて栄えさせる妖怪。初登場は原作「吹消婆」(群衆扱い)。
アニメ第3作では恐山妖怪病院の医師、第4作では迷い家の主。
岩魚坊主(いわなぼうず)
声 – 広中雅志(第3作)、佐藤正治(第4作)、辻親八(第5作)
年経たイワナが化けた僧形の妖怪で、死者の霊を導いたり悪霊を封じたりする法力を持つ。
初登場は第3作53話。鬼太郎が押さえたモウリョウを、経を唱えて石に封じ込めた。
第4作59話ではオバリヨンと親しかった少女の死期を知り、その魂の昇天を一日遅らせて姉と会わせた。103話では旧鼠を生み出す元になった廃寺の不浄霊を浄化する。
蒼坊主(あおぼうず)
声 – 古川登志夫(第5作)
青い衣を着た青年行脚僧の姿をした妖怪。普段は笠で隠しているが、額には一本角(瘤?)と第三の目(通常は閉じている)がある。初登場はアニメ第5作17話『さすらいの蒼坊主』。
人間の行脚僧として振舞いながら生活しているが、実は悪妖怪の封印を巡視する役目を持ち、日本各地を旅している(その割には方向音痴で、目的地とは列島の反対側に行ってしまう事もある。緊急時には呼ばれれば場所がわかる呼子が迎え役となる)。妖力を暴走させた幼い頃の鬼太郎を鎮めて以来、「蒼兄さん」と呼び慕われる兄貴分。猫娘から青いお守りを貰った。
傘化け(かさばけ)
声 – 兼本新吾(第2作)、草尾毅(第4作)、小西克幸(第5作・第49話まで)、高戸靖広(第5作・第53話以降)
古びた傘が魂を持った妖怪。ゲゲゲの森の住人。
殆どの技は一本足を軸にした回転に由来し、飛行・催眠術・丸鋸式に切断・攻撃の跳ね返し・強風と多彩。
他に必殺武器として、目から放つ高出力熱線を持つが、消耗が激しくて多用できないのと、鏡に反射されてしまうのが欠点。
小豆洗い(あずきあらい)/ 小豆とぎ
声:はせさん治(第1作)、田中和実(第3作)、西村知道(第4作)、小西克幸(第5作)
河原で歌いながら小豆を磨ぐ妖怪。ゲゲゲの森の住人。
原作「小豆連合軍」では敵として登場。工場廃水で小豆畑を汚染された報復に仲間の小豆はかり・小豆婆と共に工場の機械を壊し、人間の顔から養分を小豆として搾り取る術をかけた。ゲゲゲの森に畑を持つことで鬼太郎達と和解した。
アニメ初登場は第1作第7話「ゆうれい電車」で、第3,4期にも登場し、特に第4期では現代社会に生きる善良妖怪の哀愁漂う姿が細かく描かれている。
丸毛(まるげ)
声 – 八奈見乗児(第1作)、はせさん治(第2作)、塩屋翼(第3作)、沼田祐介(第4作・第5作)
毬藻のような体の小妖怪。逆柱に子供たちを人質に取られ、貯金箱に化けて金を盗み集める奴隷にされていた。鬼太郎により解放されてからは仲間として活躍。『妖怪反物』では目玉親父と共に中国妖怪の根城に侵入し、箱の中から反物にされた鬼太郎たちを助け出した。しかし『妖怪大裁判』では百々爺たちの圧力でかわうそと共に鬼太郎に有利な発言をすることができなかった。
のっぺらぼう
声 – 永井一郎(第1作)、安西正弘(第3作)、山口勝平(第4作)
顔がなく口だけのどこか間の抜けた感じのする妖怪。
初登場は原作『のっぺらぼう』およびアニメ第1作第45話。墓地で人魂を捕えて天麩羅にし、それを食べさせた相手から顔を奪い取る能力を持つ。
「人魂の天麩羅を食べさせ顔を奪う」構想は『のっぺらぼう』以前に鬼太郎以外の水木作品『なまけの与太郎・顔ぬす人』でも描かれている。そこでの「顔ぬす人」の姿はねずみ男だった。
ひでり神(ひでりがみ)
声 – はせさん治(第3作)、立木文彦(第4作)、小野坂昌也(第5作)
一眼の狒々の様な姿の妖怪(一腕一足とされる伝承と違い、手足は2本ずつある)。口から熱風や火炎を吐き、高温に晒されるほど強くなる。
初登場は『ひでりがみ』(初アニメ化第1作43話)。
毛目玉(けめだま)
声 – 矢田耕司(第2作)、はせさん治(第3作)、田の中真弓(第5作)
目玉親父に毛が生えた様な姿の妖怪。
初登場は『鬼太郎のベトナム戦記』で、ベトナムで百年眠っていた目玉親父の従兄弟という設定だった(幽霊族との関連性には触れられていない)。
『髪さま』(単行本にて『髪の毛大戦』と改題、初アニメ化第2作第9話)では離島を支配する髪様の忠実な僕として登場。第2作で「(目玉親父とは)関係ない」と言っていることから、ベトナムの毛目玉とは別個体。
だるま
声 – 北川国彦(第1作)、滝口順平(第3作)、田中信夫(第4作)、麦人(第5作)
文字通り手足の生えただるまの妖怪。別名「おばけだるま」。
初登場は原作「だるま」およびアニメ第1作第59話。
腹から大量の子だるまを出す。その内の青い子だるまが本体の心臓部。
夜行さん(やぎょうさん)
声 – 大竹宏(第3作)、掛川裕彦、川津泰彦、佐藤正治(第4作)、楠見尚己(第5作)
1つ目の髭を蓄えた鬼。首切れ馬に乗っている。
初登場は1980年代『最新版』第2話で、百鬼夜行衆の大将。当初はぬらりひょん一味だったが、第6話で鬼太郎に敗れ、部下共々鬼太郎ファミリーに入った。
地獄編「最後の出会い」では餓鬼道の番人。他シリーズの夜行さんと似た姿の部下多数を、鉄の皮膚を持つ大将が率いている。
天童夢子(てんどう ゆめこ)
声 – 色川京子
アニメ第3作目に登場した人間の女の子であり、猫娘に並ぶもう一人のヒロイン。通称ユメコちゃん。人間と妖怪の共存共栄を重点に置いた第3作目ならではのレギュラーヒロイン。父母や弟との四人家族の小学生である。アニメ第3作第2話「鏡じじい」で家族共々初登場、鏡じじいに狙われて姿を奪われたが、鬼太郎たちに救出され、それをきっかけに鬼太郎たちと友達になり、やがてゲゲゲの森に出入りするようになる。美しい外見に、自分を襲った妖怪をも思いやって改心させるほどのキレイな心を持ち合わせているがゆえ、妖怪の目標にされることも少なくない。
ミウ
声 – 浅野真澄(ミウの母も担当)
アニメ第5作に登場するアマミ姉弟の姉。西洋妖怪の侵略から自分たち姉弟を救った鬼太郎に想いを寄せ、彼を人生の師と仰ぐ。
瀕死の母から体内に秘宝・『地獄の鍵』を託されたことで、ミイラ男バルモンドの執拗な拷問を受けた。その際、命がけの駆け引きで敵を牽制して島民を守り、自分も生き残るという困難な課題を見事に達成した。西洋妖怪への恐怖心や母親を殺された恨みなどといった個人的感情に流されず、自分の命と引き換えに島民を守ることで鬼太郎への愛を示そうとした一連の勇気ある行動は、彼女を殺して地獄の鍵を回収しようとした地獄の高官・五官王の心をも動かした。
カイ
声 – 下野紘
アマミ姉弟の弟。姉思いの優しい少年。
西洋妖怪の全貌を、負傷しながらも命がけで広い海を泳ぎ渡って鬼太郎に伝えた。東京見物ではガイド役の猫娘を姉のミウと引き合わせた。ビルの倒壊事故では、姉の指示のもと負傷者の救助に当たった。鬼太郎より背が高く、大人びていて高校生のような風貌をしている。85話で姉が連れ去られた際には彼に関する描写が無く、その後も登場していない。作中で見られた泳法はドルフィンキック。
オソレ
声 – 鈴木清信
アニメ第5作54話と79話に登場。恐山にある妖怪大病院にいる凄腕の妖怪医者で、4眼に大きな2本角、ウナギの様な尾を持つ老人の姿。金にがめついがそれ以上に新鮮な天然アユに目がなく、鬼太郎の治療で最初1億円以上要求しても、かわうそが獲って来るアユで承諾してしまう。
バケロー
声 – 田中秀幸
アニメ第5作第55話「百目の呪い」から登場。古今同様、バンダイ関連商品「DX携帯妖怪 BAK600(バケロー)」のタイアップとして登場したキャラクターである。
元は妖怪百目の杖だったが、百目が鬼太郎に倒された時に壊れ魂だけとなった。その後色々な物に取り憑いて生き延びてきたが、携帯電話に取り憑いた時に人間の少年隆(声:置鮎龍太郎)に買われ、現在の体である携帯電話の型番「BAK600」をもじって「バケロー」と名付けられた。隆と一緒に過ごすうちに彼に情が移ったらしく、百目の魔手から守り、鬼太郎に百目をもう一度倒すように頼んだ。
閻魔大王(えんまだいおう)
声 – 永井一郎(第1作)、柴田秀勝(第2作・第4作)、郷里大輔(第3作・第5作)
言わずと知れた地獄の最高権力者である東洋の地獄神。鬼太郎親子の力を高く評価しており、彼らに助言や協力をしたり、逆に地獄と現世に跨る様なトラブルの調査・解決を依頼したりする。
名の初出は貸本『アホな男』で、鬼太郎親子を訪ねて来た記述がある。姿の初出は『死神大戦記』。
五官王(ごかんおう)
声 – 広瀬正志
『鬼太郎の地獄めぐり』では嘘をついた罪を裁くと解説されている。
アニメ第5作では十三王の一柱で閻魔大王の副官。最初は鬼太郎を快く思わなかったが次第に認めていく。
剣術を主に戦うが、バリアーや雷と共に飛来する能力等を披露している。「地獄の鍵」とその使用法にも詳しいが、彼含め十三王(閻魔以外の十二柱)自身が奥義を使用できるか否かは知られていない。
宋帝王(そうだいおう)
声 – 竹本英史
『鬼太郎の地獄めぐり』では異性を騙した罪を裁くと解説されている。
アニメ第5作では十三王の一柱で閻魔大王の副官、五官王と双璧をなす。武骨な五官王と対照的に穏やかで物腰の柔らかい人物である。
ぬらりひょん
日本妖怪の総大将。一般には、忙しい暮れに勝手に他人の家に上がり込み、家人の様な顔をして飲み食いをするなどと言われる。
卑怯で狡猾な手口で悪事をはたらく。基本的に他者を利用するのが得意な悪参謀タイプ。だがどこか間抜けな面がある。強い妖怪を雇ったり騙したり、あの手この手で鬼太郎達を倒そうと画策する。シリーズを通して登場するが、シリーズによって若干性格や位置づけが異なる。
朱の盆(しゅのぼん)
声 – 小林通孝(第3作)、郷里大輔(第4作)、小西克幸(第5作)
朱の盤とも書く。赤ら顔の鬼の妖怪で朱塗り盆の化身。初登場のアニメ第3作4話『妖怪ぬらりひょん』以降、第4,5作でも、ぬらりひょんの子分として登場した。のんびりとした性格で、人間に化けて突然正体を現し驚かすくらいしか術がない(伝承ではそれで人間をショック死させているが、ユメコは驚かなかった。第4作・第5作では化けてすらいない)。人間の大人7人を突き飛ばす力がある(第3作60話)が、妖怪同士の闘いでは殆ど無力。
蛇骨婆(じゃこつばばあ)
声 – 麻生みつ子(第1作)、山本圭子(第3作)、津田延代(第4作)、鈴木れい子(第5作)/ 演 – 佐野史郎
伝承では首に蛇を巻いた老婆の姿で、夫が眠る蛇塚を守るとされる妖怪。
原作「妖怪ぬらりひょん」で初登場。ぬらりひょんの仲間で医療・知恵袋的な立場で登場する。(丁度鬼太郎側で言えば砂かけ婆の役割であり、実写映画では彼女達は古くからの仇敵でもある)。他のぬらりひょんの部下とは違い、ぬらりひょんに対して同格の言葉遣いをする。
ぬらりひょんが鬼太郎の宿敵として準レギュラー化した第3作では、ぬらりひょんの参謀的キャラクターとして登場。
辻神(つじがみ)
声 – 岩崎ひろし(第5作)
伝承では丁字路に面した家に入り込むとされる一種の疫病神。一反木綿に角と牙の生えた口を付けた様な姿。
百々目鬼(どどめき)
声 – 桑島法子
盗みをやめられなくなった人間が妖怪化したもの。普段は人間の姿をしているが、妖怪形態は全身に眼がつき、カエルの様に口が裂けた姿である。元が盗人の為、妖気等の気配を断つのがうまい。人間が妖怪となったものなので、正確には人間の姿が正体。
アニメ第5作8話でぬらりひょんの手下の一人として登場。ひとみという人間の姿で鬼太郎を油断させ、ちゃんちゃんこを奪い、弱体化させた。しかし鬼太郎に敵だと知られても自分を案じてくれた事に人間だった頃を思い出して改心、ぬらりひょんの攻撃から鬼太郎を庇い息絶えた。その後の妖怪大裁判では、ねずみ男により霊体として登場し鬼太郎を弁護する。
火取り魔(ひとりま)
声 – 楠見尚己
上半身が炎で下半身が人間の姿で、夜道を行く人の灯火を奪う妖怪。アニメ第5作17話では火だけでなく電気なども吸収でき、ぬらりひょんは街のエネルギーを吸収させ、池も蒸発するほどの熱で鬼太郎を焼き殺そうと企む。鬼太郎を呑み込んだが調子に乗ってエネルギーを吸収し過ぎ自爆寸前となる。妖怪横丁の面々に取り押さえられ、蒼坊主によって古今の封じ札で封印された。
たんたん坊(たんたんぼう)
声 – 緒方俊也(第1作)、田中康郎(第3作)、立木文彦(第4作)、チョー(第5作)
妖怪城に棲む妖怪たちのリーダー格。巨大な頭のみの姿をしている。口から吐き出すタイヤ状の青痰が武器(第1作では青痰から目脂に変更され、第3作では口から吐く痰を「粘着トリモチ液」と呼称)。誘導ミサイルのように敵を追い、膠の様に張り付き、体中の穴を塞いで窒息死させる。目からの怪光線や、その巨体で押し潰すなどの攻撃もする。
初登場は原作『妖怪城』およびそのアニメ化作品・第1作第3話。
百々爺(ももんじい)
声 – 柴田秀勝(第2作)、今西正男(第3作)、松尾銀三(第4作)、西村知道(第5作)
陰険な手段を行う卑劣漢の妖怪。鼻のでかい禿げた老人姿である。「鼻毛針」や、幻覚ガス入りの鼻ちょうちんで分身を見せる「鼻もんもの術」を操る。
初登場は『妖怪大裁判』(初アニメ化第2作3話)。鬼太郎に濡れ衣を着せ冤罪に陥れようとしたが、最終的に失敗し、天狗ポリスに身柄を拘束された。アニメ第4作と妖怪千物語ではぬらりひょんに利用されていた。
刑部狸(ぎょうぶだぬき)
声 – 富田耕吉(第1作)、柴田秀勝(第3作)、仲木隆司(第4作)
八百八狸の長。登場した敵役妖怪の中で最もスケールの大きな者の一人。
抜群の統率能力を持ち、配下の八百八狸の大軍勢、蛟龍(こうりゅう)や大なまずといった妖怪獣を縦横に操る。妖怪獣や触れた物全てを石に変える巨石・要石(かなめいし)を操る念力、特定の人物に毛を植えつけ、苦しめたり支配する呪術を用いる。
アニメ第三作では人間による開発が誘発した飲料水の不足と落盤事故による部下の死傷に激怒したことが決起の直接理由になっており、鬼太郎父子も「やり方は間違っていたが、言い分には一理ある」と事件後に同情的な感想を述べている。
天狐(てんこ)
声 – 内海賢二(第1作)、増山江威子(第3作)、川村万梨阿(第4作)/ 演 – 小雪
日本の妖狐族の総元締め。人間の様な髪を生やし着物を纏った姿。悪事は働かず、滅多に姿を見せない。
「天狐」(初アニメ化第1作49話)に登場。人間の地下駐車場建設が彼らの領域に触れた為に部下達が事故を引き起こす。鬼太郎との交渉の末、稲荷神社に油揚げを絶やさない条件で工事を許可した。
アニメ第3作では鬼太郎と直接対決、一族の安全のために敢えて負けを選んだ。
青子(あおこ)
声 – 小原乃梨子(第2作)、上村典子(第5作)
水木の別作品『サラリーマン死神』シリーズの主人公である106番の妻。
アニメ第2作45話でも『サラリーマン死神』シリーズと同様の設定で、42号の妻として登場する。
第5作では、42号に近い設定の99号の妻として登場。第2作より逞しく、夫を尻に敷いている。
大天狗(だいてんぐ / おおてんぐ)
声:富田耕生(第2作)、屋良有作(第3作)、笹岡繁蔵(第4作)、楠見尚己(第5作)
天狗ポリスの長と妖怪法廷の裁判長を務める最高位の天狗。強力な神通力で突風を起こす。
アニメ第2作・第3作・第4作では真剣な態度を持った裁判長として登場。
アニメ第5作では目玉おやじと100年以上前からの知り合いで酒豪(目玉の方が多く飲める)。本名は赤嵐坊(せきらんぼう)。他シリーズに比べ豪放な性格。仇敵・黒雲坊の遺児である黒鴉を引き取って育てた。
二口女(ふたくちおんな)
声 – 千々松幸子(第1作・第3話)、小串容子(第1作・第7話)、梨羽雪子(第3作)、鈴木麻里子(第4作)、金月真美(第5作)
妖怪城に住む妖怪の一人。顔とは別に後頭部に巨大な口を持ち、獲物を見つけると蛇になっている髪で捕え、食べてしまう。その髪は二百メートルも伸びる上に起重機の様な力も備えており、鬼太郎をもそれで捕らえ食べようとしたが口に胡椒を撒かれ、怯んだ所を城から投げ出されて墜落死した(アニメ第3作第1話では砂かけ婆に砂を撒かれて視界が利かなくなり城から転落、第1・4作では転落後も生存、城ごと封じられるまで暴れた)。
見上げ入道(みあげにゅうどう)
声 – 緒方俊也(第1作)、北川米彦(第2作、第4作・第1話)、田中康郎(第3作)、川津泰彦(第4作)、郷里大輔(第4作・第96話)、大川透(第5作)
伝承では山道などで現れ、見る見る巨大化していく妖怪。本作では一つ目の法師姿(鳥山石燕画の妖怪青坊主が原型)。空気を吸う(本人は“食べる”と表現)事による巨大化能力を持ち、逆に吐き出す事で小さくなったり、強風や空気の糸、炎などを吐いたりして攻撃する。炎の輪で敵を空へ巻き上げ、この世から消す秘法「霊界流し」を使う。全て呼吸による術なので、喉を塞がれると使えないのが弱点。
猫仙人(ねこせんにん)
声 – 大竹宏(第1作)、青野武(第3作)、矢田耕司(第4作)
「猫仙人」(初アニメ化第1作17話)に登場。不老不死の秘術を見つけ、猫塚と呼ばれる祠に1200年も生き続けている仙人。その秘術とは自分の肉体と魂を分離し、魂は普段猫の中に宿らせ(アニメ第3作では命の水が入った宝の玉に吹き込んでいた)、肉体は猫塚の中で冷凍保存して非常時以外はなるべく使わない様にすると言うもの。幹線道路工事の為、猫塚が破壊された事に怒り、工事現場と麓の村を猫の大群に襲わせ、村を占領して人間達を奴隷の様に扱っていた。
伸縮自在の体を持ち、また猫に限らず、魂を生物から生物へと乗り移らせる事が出来る。
のびあがり
声 – 田中康郎(第3作)、立木文彦(第4作)、津久井教生(第5作)
「吸血木」(初アニメ化第1作19話)に登場。地中深くに棲む半透明でゲル状の体と無数の腕を持つ妖怪。地震によって千石岩にできた龍宮穴から地上に這い出してきた。人間を眠り花の花粉で眠らし、血液を養分とする吸血木の芽を植え付けて吸血木にしてしまう。原作では妖怪ではなく、地上の生物とは違う発達をした地下生物という設定だった。また巨大な目は相手を催眠状態にさせ、飛行機を次々に墜落させた。
雪ん子(ゆきんこ)
声 – 白石冬美(第1作)、山田栄子(第3作)、三輪勝恵(第4作)
初登場は原作『雪ん子』(初アニメ化第1作48話)。少女の姿だが、吹雪や冷たい息で人間を凍らせ、アイスキャンデー状になった魂を取って食べる恐ろしい冷凍妖怪。雪女や雪男と組んで大雪山系の洞窟を根城にし、近隣住民を凍らせて魂を集めた。捜索に訪れた鬼太郎も凍らせようとするが、逆に熱放射(アニメ第3作では化け火が助力)で溶かされる。3人の溶液が集まり氷の巨人になって逆襲するが、さらなる高熱を浴びて蒸発した。
雪男(ゆきおとこ)
声 – 佐藤正治(第3作)、宇垣秀成(第4作)、平井啓二、宮崎寛務(第5作)
初登場の原作『雪ん子』、アニメ第1、3、4作で雪ん子や雪女と組んで登場。外観はUMAとしての雪男よりもむしろなまはげ(アニメ第1作では原始人)に似ている。原作では冷たい息を吐くだけだが、アニメではつららを振るったり雪崩を起こしたりと力技を披露する。第4作第58話では雪女の夫で雪ん子の父親。冬の山の管理者であり、動物たちの守護者でもある。大雪崩や氷柱を弾丸にして飛ばすなどの能力を持つ。強行的な行動を取ったが、人間らが山の動物たちを殺さなければ暴れない。
水虎(すいこ)
声 – 緒方俊也(第1作)、田中和実(第3作)、大友龍三郎(第4作)、掛川裕彦(第5作)
体が水状の妖怪。そのため殴る・切る等の物理攻撃が通用せず、霧状になることも可能。生物の形も取れるが基本の形はシリーズによって異なる(原作とアニメ第3作では幽霊の様、第1,4作は人獣型(雄)や四肢の細い虎型(完全帯)、第5作では日本伝承風に虎の性格が入った河童、妖怪千物語では中国伝承風に虎顔の半魚人)。後述の長江の水虎とは別の存在。
毛羽毛現(けうけげん)
声 – 永井一郎(第1作)、大竹宏(第3作)、八奈見乗児(第4作)、村松康雄(第5作)
「墓場〜」から「ゲゲゲ〜」に改題しての初エピソード「妖怪毛羽毛現」(初アニメ化第1作55話)に登場。太古から生きている毛むくじゃら・・・というより毛そのものの妖怪で、大の文明嫌い。妖術で相手を恐竜に変える(原作やアニメ第1,3作では魂を抜いて化石に移すことで蘇らせている。第5作では眼光で相手の体を変化させる)ことができる。
アニメ第4作では動物の毛や羽毛が集まって現れた、彼らの代表意思の様な存在。住処の森が利権絡みの道路工事で荒らされた為、がしゃどくろを操って妨害した。恐竜化の術は使わない。
海座頭(うみざとう)
声 – 内海賢二(第1作)、大竹宏(第3作)、沢木郁也(第5作)
「海座頭」(初アニメ化第1作26話)に登場、海に住む琵琶法師姿の妖怪。沈没船員達の魂を奪って船幽霊にし、更に船を襲わせ、そこに積まれた財宝を納めさせていた。また、大鮫を使役している。鮫を倒して船員の魂を解放した鬼太郎に襲いかかり、魂を奪おうとしたが、逆に精気を吸い取られて海底に消えた。
アニメ第3作では源平合戦で戦死した武士の亡霊たちを静めるために現れた。鬼太郎とは禅問答のような会話を交わしただけで戦ってはいない。
ぶるぶる
声 – 中谷ゆみ(第3作)、沢海陽子(第4作)
「峠の妖怪」(初アニメ化第1作23話)に登場。暗闇などで人の背筋を震えさせる妖怪。封じ絵の中に閉じ込められていたが、大掃除の際に焼かれ、解放された。その姿は妖怪メガネでしか見る事ができず、その体は鬼太郎の霊毛でしか固定する事ができない。またぶるぶるが体内に入ると、その人間は徐々に体温が下がり、しまいには凍死してしまう。しかし一方で熱には弱く、風呂などに入られると抜け出ていく。
モウリョウ
声 – 永井一郎(第1作)、増岡弘(第3作)、松尾銀三(第4作)、田中大文、川津泰彦、森岳志(第5作)
死体から死体に乗り移って生きている妖怪とそれに付きまとう妖怪達の総称。
初登場は「モウリョウ」(初アニメ化第1作31話「もうりょう」)。乗り移っている死体が古くなると、新しい死体を求めて墓を暴く。死体に乗り移ったままでも姿を現せるが、これは幻の様な物で、現在乗り移っている死体を完全に焼いてしまえば消滅する。墓を暴いている所を墓守をしていた少年・玉吉(たまきち、声 – 小串容子)に目撃され襲ったが、鬼太郎の呼び寄せたつるべ火に死体を焼かれて消えた。
おどろおどろ
声 – 富田耕吉(第1作)、北村弘一(第3作)、佐藤正治(第4作)、西村知道(第5作)
長毛に覆われた鬼面の獣の様な姿。毛を突き刺して人間の血を吸う。
初登場は『おどろおどろ』(初アニメ化第1作27話)。科学者が自らの体で「毛生え薬」の人体実験を行い、その薬の副作用で妖怪になった。子供を誘拐して血を吸い、証拠隠滅の為に霊界輸送機で霊界に送る。実は正太郎(しょうたろう、声 – 朝井ゆかり)という息子がおり、正太郎は人間に戻る研究をしているのでおどろおどろを殺さない様に鬼太郎に頼んだ。しかし、科学者当人は人の心を無くしており、秘密を知った者を全て葬る気で霊界に送った子供を帰す気は無かった。
逆柱(さかばしら)
声 – 北川国彦(第1作)、矢田耕司(第3作)、高木渉(第4作)、稲田徹(第5作)
「げた合戦」(初アニメ化第1作第44話)に登場する、古い木材の妖怪。
丸毛の子供を人質にして親丸毛に盗みをさせていた。丸毛を捕まえて調査に乗り出した鬼太郎のリモコン下駄を偽物とすり替え、それを履いた鬼太郎や触れたねずみ男をくっつけたまま踊り狂わせた。だが目玉親父に解放された本物の下駄に偽下駄を破壊され、しかもその下駄が本体だった為即死。
あまめはぎ
声 – 杉浦宏策(第1作)、槐柳二(第3作)、上田敏也(第4作)、飛田展男(第5作)
「こま妖怪」(初アニメ化第1作第35話)に登場したコマ回しが得意な妖怪で、頭にキノコを生やしている。子どもの足の裏の皮を食べるのが好きで、その妨げになる鬼太郎を倒そうとする。一度はコマ試合に敗れ引き下がったが、ねずみ男にイイナリ茸を食べさせて操り、鬼太郎を妖気消滅地帯に誘き出して術を封じ痛めつけた(あまめはぎのコマ技は妖気を必要としない)。だが脱出されて敗北、もう子供を襲わないと誓う。
第4作では子供好きで足の皮は食べないが、コマを粗末にする子供達に怒ってコマに変える。鬼太郎への術封じにはコマの結界を使用。
手の目(てのめ)
声 – 富田耕吉(第1作)、銀河万丈(第3作)、石塚運昇(第5作)
『手の目』(アニメ化第1作37話)に登場。顔ではなく両の掌に目がある妖怪。その眼光を浴びた相手の手を一日に数時間操れる。人間の青年「山田」の手を操りサラリーマンを殺させ(アニメ第1作では重傷を負わせ)現金を強奪した。鬼太郎にも手を操ったり幻覚を見せたりして苦しめたが、彼と砂かけ婆に目を2つとも潰され、強盗殺人の真犯人として警察に突き出された。
人食い島(ひとくいじま)
声 – 青野武(第4作)
「人食い島」(初アニメ化第1作42話)に登場。和歌山県佐々岡村の沖に千年も前から住み、海神として毎月二人の生贄を村に要求し続けてきた。逆らうと嵐や大波を起こす。生贄は海神の住処と思われていた島の洞窟に送られていたが、その島こそが海神の正体である巨大な人間型生物「人食い島」だった。嵐や大波は島の凄まじい呼吸力による物。洞窟は口であり、そこから入った生贄は胃腸に送られ徐々に消化されてしまう。鬼太郎達に同行した村長は死んでしまったが、チャンチャンコの守りで消化を免れた鬼太郎に体内で胃液を撒いたことで、逆に消化された。
邪魅(じゃみ)
声 – 内海賢二(第1作)、銀河万丈(第3作)、郷里大輔(第4作)、竹本英史(第5作)
初登場は『妖怪関ヶ原』(初アニメ化第1作50話)。
毒気を出して人を狂わせる妖怪で、ガマ仙人の封力によって百年もの間ガマの姿に変えられていた。鬼太郎を騙して封印の石を動かさせ、元の姿に戻った後は、毒気で鬼太郎を狂わせて子分にし、銀行強盗を働かせた。ガマ仙人に復讐するため家に放火しようとしたが、相手の知略にはまり、再びガマに変えられてしまった。
後神(うしろがみ)
声 – 池田昌子(第3作)、江森浩子(第4作)、土井美加(第5作)
『後神』(初アニメ化第1作61話)に登場。
二つの目だけが付いた真っ黒な顔を持つ女の妖怪。サボテン好きな少年に妖怪サボテン(愛称サボちゃん)を売り、そこの家族を始末して家を乗っ取ろうと企んだ。調査に来た鬼太郎達もサボテンに捕食させるが、サボテンを内側から倒されると自身に大した力はなく、鬼太郎のチャンチャンコで捕えられ、そのまま捨てられた(アニメ第1作では逃げ込んだ木ごと落雷で燃え尽き、第4作では影の化身である為つるべ火の光で封印の壷に追い込まれた)。
陰摩羅鬼(おんもらき)
声:北川国彦(第1作)、北村弘一(第3作)、佐藤正治(第4作)、中尾隆聖(第5作)
『陰摩羅鬼』(初アニメ化第1作64話。原作の雑誌初出時とアニメ第1作では「いんもらき」と読まれた)に登場。
三つ目の鳥のような姿の妖怪。魂と肉体を分離でき、魂は死体に乗り移って操れる。地下五メートルの古墳状の家に太古から住んでいたが、上に人間の家を建てられて怒り、そこを相続した青年・哲夫(てつお、声:市川治)を殺して肉体と家を乗っ取ろうと企んだ。哲夫の急死した恋人・大下啓子(おおした けいこ、声:桂玲子)に憑いて機を窺っていたが、鬼太郎の霊紙と霊筆を使った魂かなしばりの術にかかり、魂を焼き殺される。
ほうこう
声 – 永井一郎、北川国彦、杉浦宏策、富田耕吉(第1作)、玄田哲章、増田均、岐部公好、稲田徹、増谷康紀(第4作)
「妖怪ほうこう」(初アニメ化第1作65話)に登場。漢字では彭侯と書く。般若と天狗が混ざった様な顔をした妖怪。漬物が好物でねずみ男を騙して村中の大根を盗ませ漬け込み、捜査に来た鬼太郎をも毒牙を打ち込んで痺れさせ漬物に漬け込んで食おうとした(アニメ第4作では自らの妖力を高めるために鬼太郎をおびき出し漬け込む作戦だった)。しかし、目玉おやじ達の機転や、裏切ったねずみ男の手により失敗に終わる。
泥田坊(どろたぼう)
声 – 永井一郎(第2作)、塩屋浩三(第3作)、増田均(第4作)、大場真人(第5作)
「泥田坊」(初アニメ化第2作1話『妖怪復活』)で登場。体が泥でできた隻眼の妖怪。
本来は水田に住む大人しい妖怪だったが、田が少なくなった為ヘドロに住む様になり凶暴化した(田を奪われた理由は原作で基地建設、アニメ第2,4作で減反政策、第3作で新幹線開通、第5作で宅地造成とシリーズにより様々)。口から粘着性の熱い泥を吐く。真水によって再生するらしく、一度は鬼太郎により粉々にされたが、雨が降った際に復活した。逆に乾燥には弱い。
土転び(つちころび)
声:槐柳二(第3作)、古谷徹(第4作)
毛むくじゃらで丸い身体をした妖怪。
「土ころび」(初アニメ化第2作11話)で初登場。原作では本来の土ころびは絶滅していたが、人間が工業排水混じりの水を飲んで変化。石油や電気などを食糧とするため、近隣の村から象の様な鼻で吸い盗んでいた。ねずみ男に唆されて鬼太郎の妖力を狙い彼を吸い込むが、妖力が大き過ぎて爆死した。
髪さま(かみさま)
声 – 北川米彦(第2作)、野本礼三(第3作)、掛川裕彦(第5作)
髪の毛のみの姿の妖怪。八咫の鏡の神通力によって、人間や妖怪の髪の毛を奪う事ができる。
原作やアニメ第2作第9話では離れ小島の洞窟に住み、島民に生贄を要求していた。
かまいたち
声 – 富田耕吉(第1作)、大竹宏、広中雅志(第3作)、鈴木琢磨(第4作)、菊池正美(第5作)
旋風と共に現れ人肌に斬り付ける妖怪。本作では短髪で口の尖った男に描かれる。
初登場話『妖怪城』(第1作第3話)では妖怪城に住む妖怪の一人で、呼吸で風を操り鬼太郎を苦しめた。
『妖怪万年竹』では鬼太郎の味方として登場。両手の鎌で妖怪竹を斬ったが、万年竹本体には逆に鎌を折られてしまう。その後も日本妖怪が集結する際には参戦した。
鏡爺(かがみじじい)
声:永井一郎(第1作)、宮内幸平(第3作)、丸山詠二(第4作)、石塚運昇(第5作)
古い鏡の中に潜む老人姿の妖怪(鳥山石燕画の百々爺が姿の原型)。若い女性や少女が鏡を用いる際に鏡の中から覗き見たり、いかがわしい真似を働くやや好色な面がある。他方、アニメ第3〜5作では女性や子供を守る紳士的な面もある。
原作「鏡爺」(初アニメ化第1作8話)では少女の姿を奪い鏡に閉じ込める(被害者の実体は透明になる)。「形が無い故に鬼太郎の必殺技が通じない」と言う特性で鬼太郎を苦しめたが、本体である鏡に戻った際にその鏡を破壊されて退治された。
輪入道(わにゅうどう)
声 – 銀河万丈(第3作)、郷里大輔、増谷康紀(第4作)、三宅健太(第5作)/ 演 – 西田敏行
炎を纏った車輪に、厳つい入道顔が付いた妖怪。
原作「ダイヤモンド妖怪」が初出。以後、そのアニメ化(初アニメ化第1作第36話)エピソードなどに登場する。炎を操る他、口から炭素化光線を吐き、生物をダイヤモンドに変えて喰らう(アニメ第3作では砂かけに懲らしめられ千年眠っていたが、ダイヤ目当てに出入りする人間に目を覚まされた。アニメ第4作では喰うのは魂でダイヤは抜け殻、欲深い魂ほど美味でダイヤも大きいと言う)。その戦いでは最後に、光線を鏡で返され自滅した。
磯女(いそおんな)
声 – 麻生美代子(第1作)、山口奈々(第3作)、上村典子(第4作)、真山亜子(第5作)
初登場は『磯女』(初アニメ化第1作56話)。半人半蛇の狂暴な海の妖怪で、縄張りに踏み込んだ子供をさらおうとした。常に赤ん坊を抱いているが、実はそれが本体で相手に抱きつき石の様に重くなったり、強力な吸引力で鬼太郎を飲み込もうとしたが、空気ポンプの術で倒された。
アニメ第3作では鬼太郎と対戦後和解、協力して住処を乱開発しようとする人間を懲らしめる(この時赤ん坊と子泣き爺とのコンビで、船を沈めた)。その後、鬼太郎の海の仲間として親子で再登場した。
枕返し(まくらがえし)
声 – 北川米彦(第1作) 、屋良有作(第3作)、肝付兼太(第4作)、石塚運昇(第5作)
寝ている人間の枕を移動させ睡眠妨害をする妖怪。夢を操る力と目に入った相手を眠らす砂(アニメ第5作のみ、この砂は砂かけ婆から盗んだ物)を持ち、塩に弱い。
初登場は原作「まくら返し」(初アニメ化第1作28話)。この原作やアニメ第1,4期では自分の領域に入った子供を夢世界に連れ去って食べようとした。原作と4期では塩で溶かされ、1期では動物園のバクに食われる。
原作「羽衣」ではねずみ男に雇われ、彼と天女を取り合っていた鬼太郎に、彼女に近付くと不運に見舞われる夢を見せ敬遠する様にした。
さざえ鬼(さざえおに)
声 – 北川国彦(第1作)、千葉順二(第3作)、松野太紀(第4作・第5作)
300年生き長らえたさざえが変化した妖怪で、千葉の天狗岩に出現した。細胞を自由に変えられ、他人に変身することが出来る。ユーモラスな外見の反面、性格は獰猛。また体を潰されても平気で、腕も伸縮自在。鬼太郎を食べて更なる妖力を得よう(アニメ第1作では更に、壷焼きにされた仲間の復讐に人間を壷焼きにする企みだった)と、鬼太郎に化けて街中で人魚の子を売り歩き、鬼太郎の誘き出しを謀った。一度は鬼太郎を食べる事に成功するも、毛穴から抜け出した鬼太郎に、本体である目の付いた舌を締め上げられ絶命する。
赤舌(あかした)
声 – 屋良有作(第3作)、増谷康紀(第4作)、飯塚昭三(第5作)
長毛犬とゴリラの身体が合わさった様な姿をした巨大な妖怪。高波を起こすなど水を自由に操る。巨体相応のパワーは勿論、機動性においても水の車輪を履いて疾走したり雲を纏って飛んだりと優れる。好物は人間や妖怪の水分。獲物は腹中で水の触手で絡めとり、水分を抜かれて石の様な糞と化すが、妖怪なら(アニメ第3,5作や千物語では人間も)湯をかければ復活する。
初登場話『妖怪ラリー』(初アニメ化第1作54話)では審判として登場。競技結果に文句をつけたベアードを一喝した。
穴ぐら入道(あなぐらにゅうどう)
声:北川国彦(第1作)、石森達幸(第3作)、屋良有作(第4作)、中博史(第5作)
「穴ぐら入道」(初アニメ化第1作51話)に登場。穴の中に住む妖怪で、虫の生態に詳しい。廃坑で食用のクモを飼い静かに暮らしていたが、「マンガ一家」というヤクザの親分(声 – 富田耕吉)が新しい家だと騙して冷蔵庫に閉じ込め、見世物にしようとした(ここでは冷気や水滴、大声などの攻撃手段を持つが、常人でも小道具で防げる程度)。
牛鬼(ぎゅうき)
声 – 斎藤志郎(第5作)
頭部は牛の角や耳を備えた鬼、胴は蜘蛛に似た怪獣サイズの海の妖怪。
原作初登場はガロ版「鬼太郎夜話」で、貸本版「下宿屋」の夜叉とほぼ同じ役回り(夜叉の項を参照)。
マガジン版「牛鬼」(初アニメ化第2作15話)では、昔に迦楼羅様によって封印されていたが、人間に塚が荒らされて復活。本体は細胞を変化させる目に見えない生きた気体で、他の生物の体を乗っ取って牛鬼の姿に変え、宿主が死ぬと最も近くの生物に乗り換える。
百目(ひゃくめ)
声 – 大竹宏(第3作)、稲葉実(第5作)
全身に多数の目を持つ妖怪。その目玉で多彩な術(飛ばして偵察、機関銃の様に打ち出す、金縛りの眼光など)を使う。
アニメ第1作1話で百目の子が「悪魔くん」の者と同様の姿と性格で登場。妖怪バットを失くし仲間妖怪に怒られると嘆いて鬼太郎に相談した。また、この原作「おばけナイター」の審判は少年マガジンの特集記事「墓場の鬼太郎 妖怪大作戦」にて「百目の親方」と呼称される。
釜鳴り(かまなり)
声 – 田中康郎(第3作)、青野武(第4作)、木内レイコ(第5作)
『釜鳴り』(初アニメ化第2作19話)に登場。使い古された釜に住む妖怪で、伝承では釜を被った毛むくじゃらの獣の様な姿だが、本作では一つ目の影の様な姿で描かれている。釜の中は異次元になっており、吸い込んだ者の生気を吸い取ってしまう。そのため2作ではほとんどホラー映画のような展開になっていた。鬼太郎に不意打ちをしかけて髪の毛を奪い、妖力を強化させて暴れた。アニメ第3,5作では自分達を粗末に扱う人間への復讐を狙っていた。
第4作95話でも登場し、下駄やちゃんちゃんこまで奪って鬼太郎に化けた。
骨女(ほねおんな)
声 – 小原乃梨子、中西妙子(第2作)、松島みのり、弥永和子(第3作)、山崎和佳奈(第4作)、沢海陽子(第5作)
長髪を生やした骸骨の姿の女妖怪。伝承では美女に化けて男を誑かすとされるが、本作でこの能力を用いたのはアニメ第3,4作。体の骨を分解して撃つ攻撃手段を持ち、それ以上にねずみ男顔負けの弁舌と策略で強者に取り入るのを得意とする。
初登場は原作では『赤舌』、アニメでは第2作第26話『大首』。原作では初め赤舌の部下として現れ、ねずみ男が骨壷を盗んだと警察官に嘘の密告をして呼び出し、赤舌の餌となる人間を集めさせた。
バリバリ
声 – 田中真弓(第5作)
アニメ第2作第21話「心配屋」、第5作第60話に登場(原作はねずみ男を主人公とした、鬼太郎の登場しない短編『心配屋』)。人間の体内に入り、強い意志と非凡な行動力を与える妖怪。
第2作ではこの卵を人間の体に埋め込むと、バリバリは体温によって孵化し、その人間は自身の才能を伸ばされ、ベートーベンや聖徳太子のような大天才となってバリバリ働き出す。ただし伸ばすのはあくまで「本人の才能」なので、時にはヒットラーのような、恐るべき危険人物をも生み出す可能性がある。目玉おやじの説明によると、人間と妖怪世界とのバランスが崩れそうな時こそバリバリの活躍の場だという。
目目連(もくもくれん)
声 – 永井一郎(第2作)、銀河万丈(第3作)、佐藤正治(第4作)、中井和哉(第5作)
『目目連』(初アニメ化第2作32話)に登場。多数の目だけの姿で、他の物体に擬態または憑依する。光の粒子になって移動する為、暗闇では行動力が鈍る(アニメ第3作・第5作では逆に光が苦手)。
住処の廃屋を工事で潰されたため、工事関係者に襲い掛かった。鬼太郎やねずみ男にも衣服に憑いて締め上げたり幽素を吹き付けて石にしたりして苦しめたが、レンズで一点に集められ妖怪カメラでフィルムに封じられた。
化け草履(ばけぞうり)
声 – 田中康郎(第3作)、橋本晃一(第4作)、諏訪部順一(第5作)
九十九神(付喪神)の一種で、古くなった草履に魂が宿った妖怪。捨てられた履物に宿った霊を整理する。
アニメ第3作99話、第4作43話、第5作53話に登場。履物や古道具を粗末にする人間を恨み復讐しようとする。第5作ではエンディングテーマを歌っていたスワベジュンイチの諏訪部順一が声を当てた。
黒坊主(くろぼうず)
声 – 大友龍三郎(第5作)
クロヒョウに似た頭部をもった、霧の様な妖怪。百年以上前、美人画の中に封じ込められたが、長い年月のうちに封印が解けた。生き物の生気を吸って生きる妖怪で、絵を買ったねずみ男達の生気を吸い取った。弱点は水。
アニメ5作では、黒い煙の姿で人間を襲っていた。鬼太郎も敗北寸前に追い込むほど強力な妖怪だったが、妖怪うわんが自らを犠牲にして永遠の闇の中に封じ込めた。その後、妖怪大裁判で枕返し、おどろおどろと共に霊体で現れたが、鬼太郎に不利な証言をする事は無かった。
針女(はりおなご)
声 – 渡辺美佐(第5作)
頭髪の先が釣針状の女妖怪。
原作「針女」では髪の針で魚を捕らえ魚屋を営む。少女を誘拐して召使にし、妖怪に改造しようとした。少女を助けに来た鬼太郎も地中から手を伸ばす「土中手長の術」で捕まり、髪の針を刺され傀儡と化した。目玉親父は猫娘が集めた猫に魚屋を荒らさせ、ねずみ男を通して「鬼太郎の指鉄砲で猫を撃たせるといい」との助言と猫の絵のエプロンを針女に贈る。命じられた鬼太郎はエプロンの猫ごと針女を撃ち、気絶した間に髪を全部切ると鬼太郎と少女は解放された。
以津真天(いつまでん)
声 – 真殿光昭(第5作)
戦乱や飢餓などで死んだ人間の野晒し死体の怨念から生まれた妖鳥。
漫画では1980年代『最新版』に登場。翼とは別に腕がある怪鳥の姿で、狙った獲物をいつまでも追い続ける。成績最下位を級友達に揶揄され恨んだ少年と「級友全員を食い殺し、その対価に少年は以津真天と同化する」と言う契約を結び、一人残し喰らった所で彼らが呼んだ鬼太郎と対峙。鬼太郎が匿った最後の一人を喰らい(実は爆弾入り蝋人形)同化にかかる寸前、鬼太郎に爆破される。
豆腐小僧(とうふこぞう)
声 – 難波圭一(第3作)、阪口大助(第5作)
『豆腐小僧』(初アニメ化第3作106話)では山神の部下で、自然を破壊する人間に怒りカビ豆腐をばら撒いた。分身能力もあるが、豆腐(アニメでは舌)を撃たれると消えてしまった。
第5作では横丁の住民で豆腐屋を営む。拳銃の弾程度なら舌で受け止めてしまう。出番は少なめ。
家鳴り(やなり)
声 – 高塚正也、森岳志(第5作)
伝承では古びた家を揺らし、ポルターガイスト現象を引き起こす妖怪。
初登場はアニメ第3作第92話「人喰い家と妖怪家鳴」。3体が登場し、山里にひっそりと暮らしていたが、ある日自分達のいる家が人間を食べて成長する人喰い家と言う事に気付き、その性質を利用して家鳴帝国を築こうと企み、骨女を配下にして餌になる人間を集めさせていた。だが、鬼太郎が夜行さんから借りた妖怪戦車で人喰い家を破壊され、逃げようとした所を野づち砲で吸い込まれた。
旧鼠(きゅうそ)
声 – 曽我部和恭(第4作)、高戸靖広(第5作)
歳を経たネズミが化けた妖怪。
アニメ第4作103話では廃寺の不浄霊がネズミに憑いて変化。ねずみ男を操って妖気を帯びたハツカネズミを配らせ、人間をネズミに変えてしまう。その妖気は猫娘もネズミ化するほど。ねずみ男が自分の妖気を注いだネズミの知らせで乗り込んできた鬼太郎と戦い、一度は彼をネズミに変えるも、失敗。次にネズミ化した猫娘を差し向けたが、鬼太郎の攻撃によって元のネズミに戻され、激怒した猫娘に引っ掻き攻撃を喰らう。その後、廃寺の不浄霊も岩魚坊主によって払われた。
くびれ鬼
声 – 鈴木れい子、江川央生(第4作)、岩田光央(第5作)
伝承では通行人に首を括れと迫る悪霊とされる。
初登場はアニメ第4作第19話「恐怖!妖怪くびれ鬼」。現世で疲れた人間を黄泉の世界に連れ込み、その者の魂を徐々に奪い、最期には死に至らしめる凶悪な妖怪で、足の無い幽霊のような身体に巨大な顔が特徴的な姿をしている。ある男性を黄泉の世界に連れ込みその魂を奪っていたが、その男性の娘の相談を受け、その存在を知った鬼太郎の霊毛ちゃんちゃんこで取り押さえられ、目玉親父と砂かけ婆に「偉い坊さんのいる山」に封じられた。その後第46話妖怪大裁判で原告側として登場し、鬼太郎に不利な証言をした。
沼御前(ぬまごぜん)
声 – 葛城七穂(第5作)
伝承では美女に化けて人を襲うとされる妖怪。
初登場はアニメ第5作第5話「呪われた映画」。昔は沼に住んでいたが、その沼に映画の撮影所が築かれ、しかもその撮影する映画「クメール遺跡の亡霊」の内容が彼女の身の上と重なったために、現代に蘇った者であり、20年前にも同様の理由で出現した。上半身は美女で、下半身は三匹の白蛇になっており、これで撮影所の人々を襲った。最後は蛇で鬼太郎を呑み込むも、体内電気で内側から攻撃された後、霊毛ちゃんちゃんこで締め付けられて退散したが、完全に倒されていない。
うわん
声 – 遠近孝一(第5作)
伝承では人を両手を振り上げて怒鳴りつけて脅かす妖怪。
初登場はアニメ第5作第20話「闇からの声!幽霊スポット」。大柄で長い腕の人型の妖怪。悪戯好きで人気のない古い屋敷などに住みついてそこにやって来る人間を「うわん」という大きな声で脅かす。温厚な性格で人に危害を加えたりはしない。「うわん」という声しか発する事が出来ない。人間に見られたら永遠の闇に封じられてしまうという定めを持っており常に声だけで姿を決して見せる事はなく特に人間の前には絶対に姿を見せない。
狂骨(きょうこつ)
声 – 麻生智久(第5作)
伝承では井戸から現れる白髪を生やした幽霊と骸骨を合わせた様な姿の妖怪。
初登場はアニメ第5作第29話「ネコ娘の妖怪バスツアー」。周囲の人間を襲い自身の邪魔をする相手にも容赦なく攻撃するなど残忍な性格で髪の毛針やリモコン下駄ぐらいの攻撃なら簡単に再生してしまう。さらに死人の魂の集合体の為、チャンチャンコをもすり抜けてしまう。ネコ娘がアルバイトのバスガイドとして小学校の修学旅行で訪れた観光地の古井戸で眠っていたが生徒の一人が悪戯で井戸に石を入れた事で目を覚ました。
川男(かわおとこ)
声 – 小西克幸、鈴木琢磨(第5作)
伝承では川沿いにいる大柄な人の様な姿の妖怪。
初登場は第5作第42話「オベベ沼の妖怪かわうそ!」。その後第82話「命カラカラ!赤舌温泉」にも登場。二人組で一人は大きな鼻髭と顎髭を生やした中年姿でもう一人は顎に無精ひげを生やした青年姿でいずれも長髪で両手足に鰭の様な物がある。常に飄々とした雰囲気で沼や川の近くに座り込んで話をしている。基本的に会話は青年の方が話して中年の方が答える形で始まる。
舞首(まいくび)
声 – 増谷康紀(火首)、川津泰彦(風首)、服巻浩司(雷首)
伝承では喧嘩の末に首を斬り合った3人が、首だけになっても海上で争い続けている妖怪。
初登場は第5作第41話「打倒鬼太郎!ねずみ男大逆襲」。元々はとても仲の悪い三人組の首が集まって生まれた巨大な妖怪で常に喧嘩しているがそれぞれの首が火首、風首、雷首と呼ばれ口から吐く炎、風、雷を自在に操り天変地異をも巻き起こす程の力を持っており二つの首だけが目覚めた状態でも鬼太郎を追い詰める程の力を持っている。
七人ミサキ(しちにんミサキ)
伝承では海沿いを常に七人で徘徊する人間の死霊。
アニメ第5作第49話「あの世の七人ミサキ」に登場。今作のミサキは以下の7人がそれぞれ漢数字の書かれた札を身に付けている。
赤えい(あかえい)
声 – 西原久美子
島と勘違いしてしまう程の巨大なエイの妖怪。
第5作51話「ネコ娘の東京妖怪見物」に子供が登場。目立った力はないが目玉だけで鬼太郎たちの倍以上という圧倒的な巨体を持っている。海底で永い間、静かに眠っていたが自身の周りの海を人間の突貫工事で埋め立てられさらにその上にショッピングモールを建てられた事で完全に身動きが出来なくなってしまった。その苦しみから時折、暴れて大地震を起こしていた。偶然、鬼界ヶ島から東京見学に来ていたミウ達とネコ娘がショッピングモールを訪れている時に、地下でインチキ霊媒していたねずみ男の屁で驚き建物が崩壊するほど暴れた。
化け灯籠(ばけどうろう)
声 – 大友龍三郎
伝承では何度火を灯してもすぐ消えてしまうという灯篭。
第5作57話「伝説の大妖怪鵺!!」に登場。灯篭の支柱の両側に火が灯り火袋に一つ目のある姿。何らかの形で雷の能力を宿した特別な個体で、雷撃を自在に操る他、人間に化ける、強力な妖怪を簡単に封じ込めるほどの封印術、陰陽師を利用した式神の行使(捕獲した妖怪を、妖力を糧に燃える燈篭に変える)、大規模な人間操作術など幅広い能力を持つ強力な妖怪であった。世を支配せんと陰陽頭として陰陽師たちを操って妖怪狩りを決行し、当時の京から百鬼夜行を夜の闇共々失くさせた。
野寺坊(のでらぼう)
声 – 塩屋浩三
廃寺で鐘を鳴らすという、鋭い爪を生やしぼろ服を纏っている僧形の妖怪。
初登場は『朧車』(アニメ化第1作第58話)でぐわごぜ率いる怪気象の妖怪の一員だが、大臣の1名として呼称されただけで能力や性格などは不明。
明確なキャラクターを持っての登場は第5作84話「野寺坊!夜の闇に響く鐘」。山村の古寺に住む心優しい妖怪で、動物や人間の子供たちを温かく見守ってきた。動物たちにも妖力を分け与え、人語を話せるようにするなど施しも行っているので、動物たちからの尊敬と信頼は厚い。人前には殆ど姿を見せないが時節、寺の鐘を夕暮れ時についており、近隣の村々では住民からも存在を信じられてきた。
いそがし
声 – 山口勝平
第5作89話「師走の奇跡!鬼太郎大いそがし」に登場。一つ目で顔の横に鼻があり常に舌を出した小柄な妖怪。人間の忙しオーラが好きでそれを赤い輪っかのような物を人の頭に巻き付け、それによって人が忙しくなり興奮する様を楽しんでいる。しかし、忙しオーラを出し続けると人間は我を忘れ命を削る事になり完全に出し尽くすといそがしの言いなりになってしまう。師走の大忙しに乗じて姿を現した。動きも忙しく素早く動きを止められる事やゆっくりやのんびりが嫌い。
経凛々(きょうりんりん)
第5作91話「妖怪筆師!一つ目小僧」にて登場した妖怪。経典で出来た竜の様な姿を持つ。体の表面には、取り込んだ人々の顔が蠢き、一つ目小僧の文字の具現化能力を弾く強さを持つ。
一つ目小僧が、妖怪を知らない人間が一つ目小僧を人間と見えるように生活空間に「信」の文字の術をかけて働いていた会社(古文書や芸術作品などの解析やデジタルでの復元作業も取り扱う)のコンピューターに潜伏し、一つ目小僧同様に経文字で人間を操って騒動を引き起こした。キーボードでコンピューターの画面に文字を打ち出させる事でも経文字の術を発動させられる。
文車妖妃(ふぐるまようび)
声 – 松井菜桜子(第5作)/ 演 – 中川翔子
文車の付喪神である女妖怪。その出自から書物に造詣が深い。
初登場は実写映画「千年呪い歌」。妖怪図書館の司書で猫娘の妹分。
アニメは第5作98話に登場。退屈すると老いて楽しいと若返る。子供達がコンピュータゲームに興じて本を読まなくなったことを不満に思い、人気ゲームソフトに乗り移って「フグル姫」と「魔女マヨウ」の二役を演じて子供達をソフト中の世界に引き込んだ。
亀姫(かめひめ)
声 – 井上喜久子
福島県の猪苗代城の主である強力な女妖怪。金髪に厚化粧を施した派手な雰囲気の美女の姿をしている。
アニメ第5作99話に登場。通常の妖怪よりも高位の存在であり、圧倒的な妖力を持つ。式神の侍女を多数従えている。自分の城に番犬としてケルベロスを飼っている。長壁姫と二百年おきに派手な妖術を競い合う「雅(みやび)比べ」を行っている。今回は長壁姫に城跡のビルから集めた人間の魂の炎をぶつけたり、人魂を提灯に閉じ込めてビルをイルミネーションで飾った。
長壁姫(おさかべひめ)
声 – 勝生真沙子
兵庫県の姫路城の主である強力な女妖怪。紫の髪に赤い目を持ち、白塗りを施した熟女の姿をしている。
アニメ第5作99話で亀姫と共に登場。亀姫同様に高位の存在であり、非常に強力な力を持つ。彼女と二百年おきに派手な妖術を競い合う「雅比べ」を行っている。前回は瀬戸内海の島を一つ消し去って亀姫に勝ち、今回は琵琶湖の水を丸ごと吸い上げて作った水の竜巻を福島に持って来て亀姫にぶつけた。そして、上記の亀姫と同様に鬼太郎達に阻止される。その技に亀姫と共に感服し、褒美として「雅比べの為に人間や動物を犠牲にしないで下さい」と言う鬼太郎の頼みを聞き入れる。
ヤトノカミ
声 – 藤田淑子(少年体)、小杉十郎太(青年体、完全体)
伝承では、その姿を見た者は一族もろとも滅んでしまうとされる蛇神。
アニメ第5作劇場版「日本爆裂!!」のボス敵で、日本を滅ぼす凶悪な蛇神。妖怪を超えた敵として登場。はるか昔に一度姿を現したが、閻魔大王の渾身の力で肉体は大霊山に封印され、二度と復活できないように八つある魂のうち一つを人間の心の中に隠された。人間の強い絆がある限り絶対安全の隠し場所のはずだったが、現在はその絆が弱くなっていた。現在は華の魂が復活の鍵を握る。
大蛇女(おろちおんな)
声 – 半場友恵
アニメ第5作劇場版「日本爆裂!!」で登場。ヤトノカミが封印される際の牙の一部から生まれ、七つの魂の欠片を守りながら、孤独に生きていた。口から吐く溶解液が武器。ピンチになっても脱皮して逃亡する。華の担任教師・日比野マヤに化けて、華を孤立させていた。ヤトノカミに絶対の忠誠を誓っている。最後は華の魂を取り出すと、「全てをお滅ぼしくださいヤトノカミ様!!!」と言い残し、魂の欠片を抱えてヤトノカミ本体が眠る深淵へ落ちていった。
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2016年01月14日