「介護ロボット」北九州市が介護ロボ実験へ、産学官連携で現場負担軽減を目指す

pucyomon
介護離職0が話題になっていますが、人材や人員等の介護力不足問題に光明は見えてきません。介護ロボットは人の代替と成り得るのでしょうか?

産学官連携で「介護ロボット」実証実験へ

実験には、市内に本社を置く世界的ロボットメーカー安川電機、介護用トイレも手がけるTOTO、ベンチャー企業などが参加。労働者の健康や高齢者のリハビリテーションに詳しい産業医科大、九州栄養福祉大などが協力する。
北九州市が介護ロボ実験へ、産学官連携で現場負担軽減 : 最新ニュース : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

ロボット関連産業が集積する北九州市は今春、介護現場の負担軽減に向け、地元の企業や大学と連携して、高齢者施設で介護ロボットを使った実証実験を始める。
北九州市が介護ロボ実験へ、産学官連携で現場負担軽減 : 最新ニュース : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

様々なメーカーの製品を集めた産学官連携の実験は珍しいそうです。

どんな介護ロボットが実験される?

〈1〉入浴時などに要介護者を乗せて動く移乗アシスト型〈2〉介助者の身体的負担を減らす着用スーツ型〈3〉リハビリなどの歩行支援型――などを想定。施設に貸し出し、介助にかかる時間や職員の身体的負担を比較し、職員の疲労度の変化などを数値化する。そのうえで、人間しかできない業務とロボットで代替できる業務を整理し、開発に役立てる。
北九州市が介護ロボ実験へ、産学官連携で現場負担軽減 : 最新ニュース : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

介護関連の人手不足は深刻

団塊の世代が75歳以上になる平成37年度に必要な全国の介護職員は253万人の見通しで、現状の増員ペースのままでは38万人不足する恐れがある
介護職員38万人不足の恐れ 37年度、253万人必要 厚労省推計 – 産経ニュース

介護従事者には多くの負担が…

やっぱり、介護の勉強をして正しいやり方を学んだら体への負担も減るんでしょうか?
背中が痛すぎて仕事を続けれる自信がなくなってきました。
介護職の方、体に負担のかからない仕事の仕方ってありますか… – Yahoo!知恵袋

昨年就業中、浴室で転倒しそうな利用者さんをかばって抱えたまま右膝を強打し、右大腿部骨折、右膝半月板損傷・靱帯断裂となり、現在労災休職させていただいています。
介護職と体力 : キャリア・職場 : 発言小町 : 大手小町 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

身体的な負担だけではありません。多くの介護事業者は人的・物的・資源、それぞれに課題を抱え、介護従事者はその課題に日々直面させられています。

「介護ロボット」の普及は促進されるのか?

補助金事業が始まっています。

「介護ロボット」には、安全性やメンテナス等の課題があると思います。ロボットが人的代替となりえるか?補助金という大義を得たのかもしれない「介護ロボット」の実証実験に、今後も注目していきたいと思います。

https://matome.naver.jp/odai/2145190596842075501
2016年01月04日