タンデム授乳とは?
下の子を妊娠中にも上の子に授乳している場合と、妊娠中は授乳をやめていても下の子が産まれてからタンデム授乳になるケースがあります。
タンデム授乳のメリット
・上の子とのスキンシップがしっかりとれ、上の子の赤ちゃん返りがひどくなりにくい。
・母乳がつまることによっておきる乳腺炎になりにくい。
タンデム授乳のデメリット
・母体への負担が大きい。
・下の子(赤ちゃん)への母乳の量が足りなくなる心配もある。
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妊娠中に授乳ってできるの?
妊娠中には母乳を与えないように言われる理由の一つとして母乳を与えることでオキシトシンというホルモンの分泌が促進され、血中に移行するからです。
このホルモンは子宮の収縮を促すので流産の可能性があると言われています。
しかし、妊娠24週までは子宮はオキシトシンによるホルモン刺激を受けません。
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子宮や子宮頚管に問題がなければ基本的には大丈夫。もちろん主治医に相談しましょう。
実際にタンデム授乳をされている方のブログです。お医者さんによっても意見が違うようですね…
妊娠中の授乳を避けたほうがいい場合
・過去に何度か流産の経験がある
・授乳中に強いお腹の張り(子宮収縮)を感じる
・医学的な理由から医師に授乳をやめるように言われた
妊娠中は何が起こるかわかりません。自分の体調も気にかけながら柔軟に対応しましょう。無理は禁物です。
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授乳はいつまで続けるか?
日本では一昔前まで、1歳までに断乳という考え方が一般的でした。
しかしWHO では2歳まで母乳育児を続けることを推奨していますし、世界的にも2、3歳を越えても授乳している国ばかりです。
回りの意見に流されずに、それぞれの親子関係で納得のいく卒乳の形を考えればよいでしょう。
こちらも参考に
ちなみに母乳を続けていると虫歯になるというのも迷信です。きちんとした歯のケアこそが大切であり、母乳と虫歯との関連はあまりありません。
こちらに詳しく説明されています。
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タンデム授乳はダイエットになる?
個人差のあることなので一概は言えません。
まとめ作成者の私も現在タンデム授乳中ですが、食べ続けていないとすぐに母乳がでなくなるため、体重を減らすとタンデム授乳ができなくなります…
しかし油断すると体重がものすごく減るのは確かですので、しっかり食べて水分もとりましょう。
こちらも参考に。体重が減るとタンデム授乳ができなくなるジレンマ!
体重が減るのは確かな事実。
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双子などの同い年の兄弟というより、年齢の違う兄弟に授乳することをさす場合が多いです。