生理じゃないのに、出血・・・もしかして癌?

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生理ではないのに、出血がある…ちょっと不安ですよね。生理以外の出血「不正出血」から考えらる病気についてまとめてみました。
生理ではないのに出血することを、「不正出血」と言います。

「不正出血」は、病気がそうでないかは、病院でなければ、判断することはできません。

子宮がんなどの可能性もあります。

早期発見・早期治療のため、不安な人はまず受診しましょう。

◎生理以外の出血・・・「不正出血」とは?

(性器) 不正出血( (せいき) ふせいしゅっけつ)とは、月経・分娩などの正常な時期以外で起こる女性器からの出血の総称である。
不正出血とは – Weblio辞書

本来の月経周期以外の時期に出血があった場合、全て「不正出血」になります。
不正出血の種類・原因・治療法 [婦人病・女性の病気] All About

おりものに薄く混ざる程度から月経のような出血まで量は様々ですが、量が多いかどうかではなく、出血しないはずの時期に出血しているかどうかが問題となります。
不正出血の種類・原因・治療法 [婦人病・女性の病気] All About

◎「不正出血」の原因とは?

器質性出血
子宮や膣の病気によって起こる出血を、器質性出血といいます。

器質性出血で代表的な病気を紹介します。

①・・・子宮がん

子宮がんは、がんのできる場所によって、「子宮体がん」と「子宮頸がん」と病名が変わります。

子宮頸がんが多く発生するのは、子宮頸部の入り口である外子宮口のあたりです。がん細胞の増殖はゆっくりで、正常な細胞が浸潤がんになるのに5〜10年以上かかるといわれています。そのため、定期的に検診を受ければ、がんになる前の段階で見つけることが可能です。
子宮がんの基礎知識 | 日本対がん協会

子宮体がんは、「子宮内膜がん」ともいわれるように、子宮内膜に多く発生します。内膜は生理のときにはがれてしまうので、閉経前に子宮体がんが発生することはまれだといわれています。
子宮がんの基礎知識 | 日本対がん協会

子宮がんによる症状

子宮頸がんの特徴的な症状に、性交時の子宮頚部への刺激による出血がありますが、初期には自覚症状はほとんどありません。
子宮がんの症状:不正出血・オリモノの異常は婦人科で検査を!

子宮体がんの場合には、月経以外に出血(不正出血)がみられます。閉経後の不正出血がみられた場合は、すぐに婦人科で検査を受けたほうがよいでしょう。また、子宮や膣粘膜などからの分泌物の増加などによるおりものがみられます。

がんが進行すると、不正出血やおりものの増加が顕著になります。
子宮がんの症状:不正出血・オリモノの異常は婦人科で検査を!

②・・・子宮筋腫

子宮筋腫は良性の腫瘍ですから、それ自体が生命を脅かすものではありません。
子宮筋腫:病気を知ろう:日本産科婦人科学会

女性ホルモンによって筋腫が大きくなりますが、逆に閉経後には小さくなります。
子宮筋腫:病気を知ろう:日本産科婦人科学会

できた場所によって、子宮の内側(粘膜下筋腫)、子宮の筋肉の中(筋層内筋腫)、子宮の外側(漿膜下筋腫)に分けられています。
子宮筋腫:病気を知ろう:日本産科婦人科学会

子宮筋腫による症状

代表的な症状は月経量が多くなることと月経痛です。その他の症状としては月経以外の出血、腰痛、頻尿(トイレが近い)等があります。
子宮筋腫:病気を知ろう:日本産科婦人科学会

③・・・子宮内膜症

子宮内膜症とは、本来、子宮内腔にしか存在しないはずの子宮内膜や子宮内膜様の組織が、子宮以外の場所(卵巣・ダクラス窩・S状結腸・直腸・仙骨子宮靱帯・腟・外陰部・膀胱・腹壁・へそなど)にできる病気です。
医療と健康[日本医師会ホームページ]

月経期になると子宮以外の場所にできた子宮内膜も剥離・出血しますが、血液や内膜を体外に出すことができず、体内に溜まります。結果、チョコレート嚢胞ができたり、諸臓器との癒着が起こります。
医療と健康[日本医師会ホームページ]

子宮内膜症の症状

一番わかりやすいのは、月経痛です。それも、痛い時もあれば楽な時もある、というのではなく、だんだん痛みがひどくなるのが特徴です。
子宮内膜症

また卵道付近に出来た場合も同様で、不正出血もさることながら、不妊の傾向を帯びてきて、深刻な事態になります。
子宮内膜症の兆候と症状 – 子宮内膜症の基礎知識

不正出血は子宮内膜が消化器系の部位にできると、おきやすく、子宮に出来る場合とホルモンの影響が起きにくいために、生理とは関係なく不正出血として下血などを生じさせます。
子宮内膜症の兆候と症状 – 子宮内膜症の基礎知識

◎自己診断は避けて、まず婦人科へ

大きな問題がないときもありますが、「これくらいなら大丈夫」と自己判断をしてしまうと、大きな病気のシグナルを見逃してしまうということにもなりかねません。
eSampo | 女性の健康【女性の悩み 女性のからだ】不正出血

出血は赤い色とはかぎらず、薄いピンクや褐色など分かりにくい場合もあります。一度「おかしいな」と感じたらその後も注意してチェックするようにしましょう。
eSampo | 女性の健康【女性の悩み 女性のからだ】不正出血

https://matome.naver.jp/odai/2145095924857924701
2015年12月24日