American Top 40 Singles September 8, 1973

chiiierimo
1973年9月8日「全米Top40」まとめました。お楽しみ下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=7UhD0Hc8114
1 (↑2) LET’S GET IT ON – Marvin Gaye

邦題「レッツ・ゲット・イット・オン」  一位獲得!

これぞ愛欲ソウル歌謡の決定版だ!ソウルの香りプンプンさせて。感じるままになれるなら、君を気持ち良くさせておくれ、イカしてあげたいんだ。

もーメロメロですわ♡

【マーヴィン・ゲイ】1939年生まれ、ワシントンD.C.出身のミュージシャン、シンガー・ソングライター、作曲家、音楽プロデューサー。1984年4月1日、父と口論になり拳銃で2発撃たれ没。

http://www.youtube.com/watch?v=T6XHfVjkmOQ
2 (↓1) BROTHER LOUIE – The Stories

邦題「ブラザー・ルイ」

これはカヴァーバージョンという話で、本家はホット・チョコレートという英国のバンド。本家もカヴァーもそれぞれハスキーなヴォーカルで気怠さが魅力。

ワウ・ギターで、ルイ・ルイ・ルイ・ルアーイ♬

【ストーリーズ】米のバンド。1972-74年と活動期間は短い。ヴォーカルのしわがれ声が魅力。「ザ・キングスメン」のヒット曲「ルイ・ルイ」をヒントに作られた曲が大ヒット。

http://www.youtube.com/watch?v=O9mO7ELoXik
3 (→3) DELTA DAWN – Helen Reddy

邦題「デルタの夜明け」

若く美しい女性が、フィアンセと結婚の約束を・・・しかし、二人は結ばれず、彼女は41歳になった今でも彼を想い探し続けている女性の孤独を歌います。。

三角ドーンッ!中年の女性の哀しい人生です(涙)

【ヘレン・レディ】1941年、豪メルボルンの芸能一家に生まれ、4歳からステージに立つ。ロスに移住後、70年デビュー。アダルトコンテンポラリー・チャートで8曲のNo.1ヒットを持つ。

http://www.youtube.com/watch?v=OBynARUNB7o
4 (↑6) SAY, HAS ANYBODY SEEN MY SWEET GYSPY ROSE – Dawn Featuring Tony Orlando

邦題「嘆きのジプシー・ローズ」

イケイケドンドンドン、ドーンっと来い!ってな訳で、大波の幸せの黄色いリボン波に乗って颯爽とリリース。2匹目も大物か。

邦題の嘆きが幸せと対称的でグー♬

【トニーオーランド&ドーン】トニー・オーランド、1944年生まれの歌手。61年から歌手として活動したが、裏方の仕事が主だった。73年3週間で3百万枚のセールスを記録。

http://www.youtube.com/watch?v=nxZRdxrP0Vo
5 (↓4) TOUCH ME IN THE MORNING – Diana Ross

邦題「タッチ・ミー・イン・ザ・モーニング」

フィラデルフィア・ソウルの猛攻に押されっぱなしの昨今だった老舗モータウンが、満を持して物凄い名曲をぶっ放ちました!

朝になったら私に触れて、そしてただ行ってちょうだい♡

【ダイアナ・ロス】1944年米ミシガン州デトロイト出身の歌手。アメリカで最も成功した黒人女性歌手の一人。61年、シュープリームスのリードシンガーとしてデビュー。

http://www.youtube.com/watch?v=h3BJl5Zy7HQ
6 (↑9) LOVES ME LIKE A ROCK – Paul Simon

邦題「ママはご機嫌」

リリース当初は「母からの愛のように」と紹介され、後にシングル邦題「ママはご機嫌」と決定したようだ。ゴスペルグループのディキシー・ハミングバーズがバック・コーラスとして参加。

アルバムでは「母からの愛のように」

【ポール・サイモン】1941年、米ニュージャージー州ニューアーク生まれ。サイモン&ガーファンクルとして、フォーク・ロック・ミュージシャンとして人気を博した。

http://www.youtube.com/watch?v=swVoXHVW-jI
7 (↓5) LIVE AND LET DIE – Wings

邦題「007 死ぬのは奴らだ」

映画『007 死ぬのは奴らだ』の主題歌である。ポールは、映画の中でもウイングスとして歌うつもりだったが果たせなかった、とのエピソードが残る。

ライブじゃ〜打ち上げ花火を仕掛けるなど観客を特に盛り上げちゃう曲。

【ウイングス】1971年に結成。元ビートルズのポール・マッカートニーと妻リンダ・マッカートニー、元ムーディー・ブルースのデニー・レインの3人を中心に構成されたロックバンド。

http://www.youtube.com/watch?v=lMsIrKjSM6Y
8 (↑11) WE’RE AN AMERICAN BAND – Grand Funk

邦題「アメリカン・バンド」

トッド・ラングレンによるエンターテイメント性が開花!イントロ、ギターリフとロック小僧のハートを鷲掴み、一緒に歌って踊っちゃう。文句無くノリノリでカッコイイです!

1971年後楽園球場で激しい雷雨での演奏、ロック伝説のひとつ!

【グランド・ファンク・レイルロード】1968年結成。69年に「グランド・ファンク・レイルロード登場 (On Time)」でデビュー。日本でも早くから人気があった。

http://www.youtube.com/watch?v=PvEwLmJ8Qqo
9 (↑11) GYPSY MAN – War

邦題「ジプシー・マン」

当時のコアなロックファンにもソウル、ファンクファンにも圧倒的に人気の高いバンド。だったのが、当時のツッパリ坊やズベ公に人気爆発。

Lee Oscar ハーモニカが好い。

【ウォー】1969年にカリフォルニア結成、音楽のクロスオーバーの要素融合バンド。アルバム「世界はゲットーだ!」73年のビルボード年間アルバムチャートで一位、ゴールドディスクを獲得。

http://www.youtube.com/watch?v=l73FkH3v7yg
10 (↑14) HERE I AM (Come and Take Me) – Al Green

邦題「ヒア・アイ・アム」

非常にポピュラリティの高いソウル・シンガー。一般大衆を虜にする要素を持ち合わせ、独特の「体臭」のようなものがある。幼少からゴスペルを歌ってノドを鍛えていた。

彼の人生は、ソウル・アーティストとしての典型的な生き方。

【アル・グリーン】1946年生まれ、アーカンソー州出身の歌手。69年デビュー。70年代を代表するヴォーカリスト。80年代以降はゴスペル・シンガーに転身、牧師として宣教活動に力を入れる。

http://www.youtube.com/watch?v=bcLazPauA1c
11 (↓7) THE MORNING AFTER – Maureen McGovern

邦題「モーニング・アフター」

ちょっとカントリー的堅物な感じだが、誠実で芯の強いたくましさ、爽やで伸びのある歌声が、前向きで美しいメロディにベストマッチってか。

20世紀レコードの社長秘書をしてレコーディングのチャンスに恵まれたらしいぞ。

【モーリン・マクガバン】1949年、米オハイオ州ヤングタウン生まれの歌手。1972年公開の映画「ポセイドン・アドベンチャー」主題歌としてデビュー。アカデミー賞歌曲賞受賞。

http://www.youtube.com/watch?v=TdorgC9qUkI
12 (→12) IF YOU WANT ME TO STAY – Sly and the Family Stone

邦題「一緒にいたいなら」

60年代後半からファンク畑を開墾、開拓したのはこのバンドリーダーのスライ・ストーンだ。なんだか妙にヨレヨレながらもディスコ踊り場への息吹を感じてチョ。

ディスコ・ヒット・ナンバーのフレーズ。

【スライ & ザ・ファミリー・ストーン】1967〜75年にかけてサンフランシスコを本拠地として活動。米国の人種・性別混合ファンクロックバンド。

http://www.youtube.com/watch?v=nXl5P2xO9-o
13 (↓8) GET DOWN – Gilbert O’Sullivan

邦題「ゲット・ダウン」

ちょいファンキーになっちゃったけど!なかなか言うことを聞かない女の子を調教しようと思っても無駄なんだけど。

可愛がり過ぎて躾が出来ずに育っちゃったのね〜ワンコ♬

【ギルバート・オサリバン】1946年生まれ、アイルランド出身の歌手、シンガーソングライター。67年デビュー。72年、シングル「アローン・アゲイン」が世界的に大ヒット。

http://www.youtube.com/watch?v=4PvN7ujfj2w
14 (↓10) FEELIN’ STRONGER EVERY DAY – Chicago

邦題「愛のきずな」

ちょいと彼らとしては異質な印象だが、後半は一気にテンポが加速し、そのまま疾走してフィナーレを迎える展開はシカゴらしい。

君を信じる。それに君が僕を信じている事を僕は知っている。

【シカゴ】1969年デビュー。70年にはシングル「25 Or 6 To 4(邦題:長い夜)」が世界的に大ヒット。シカゴで結成されたが、プロ・デビュー後の活動拠点はロス。

http://www.youtube.com/watch?v=6CcpXw5q3fc
15 (↑17) ARE YOU MAN ENOUGH – The Four Tops

邦題「アー・ユー・マン・イナフ」

映画『黒いジャガー/アフリカ作戦 (Shaft in Africa)』のテーマ曲です。『黒いジャガー』シリーズ第3作目で、今回はパリとエチオピアが舞台。

オージェイズ風味満載。

【フォー・トップス】ミシガン州デトロイトで結成のR&Bコーラス・グループ。1956年デビュー。65年「I Can’t Help Myself」66年「リーチ・アウト (Reach Out I’ll Be There)」が全米1位。

http://www.youtube.com/watch?v=pSA_RLCriHs
16 (→16) SATURDAY NIGHT’S ALRIGHT FOR FIGHTING – Elton John

邦題「土曜の夜は僕の生きがい」

週休二日が定着した現在、これほど土曜日だからってビールを鱈腹飲みたいとは思わない。当時は土曜の夜は誰もがフィーバー!フィーバー!

Queenのフレディも歌っているしぃ〜ホントお盛ン♡

【エルトン・ジョン】1947年生まれ、英国のミュージシャン、シンガー・ソングライター。69年にソロ・デビュー後ヒットを量産、世界で最も成功した男性ソロ・アーティストの一人。

http://www.youtube.com/watch?v=7aqlZu7cow8
17 (↑21) THAT LADY (Part 1) – The Isley Brothers

邦題「ソウル・レイディ・No.1」

名盤と誉れ高いアルバム”3+3″からの7″カット!アルバムの冒頭を飾ったアーニー・アイズレーのギターが素晴らしいソウル・ナンバー!

ファンク風味満載

【アイズレー・ブラザーズ】50年代から活動し、6人編成のファンク・グループとなった70年代絶頂期を迎え、幾多のアーティストに影響を与えたグループ。

http://www.youtube.com/watch?v=RDeBOoE7dCk
19 (→19) I BELIEVE IN YOU (You Believe In Me) – Johnnie Taylor

邦題「アイ・ビリーブ・イン・ユー」

オーティス・レディング亡き後、ソウル・ファンからの大いに期待が掛けられ。サム・クックのような偉大なソウル・シンガーにも目を掛けられて。

本当に信じてしまってええのんか。

【ジョニー・テイラー】1938年、米アーカンソー生まれのシンガー。66年「アイ・ハド・ア・ドリーム」を発表し本格的なソウル・シンガーとして出発。

http://www.youtube.com/watch?v=JdBvTvxHy7E
20 (↑25) MY MARIA – B.W. Stevenson

邦題「マイ・マリア」

スリー・ドッグ・ナイトの「Shambala」を思い出す。作者がこの曲を共作したDaniel Mooreで同じ。ラリー・カールトン他、一流のスタジオ・ミュージシャン「品質保証付き」のトラック。

ご機嫌な仕上がりです。

【B.W.スティーブンソン】米テキサス州ダラス生まれのカントリー・ポップシンガー,ギタリスト。プログレッシブ・カントリー。

http://www.youtube.com/watch?v=QvwDohEEQ1E
21 (↓13) BAD, BAD LEROY BROWN – Jim Croce

邦題「ルロイ・ブラウンは悪い奴」

喧嘩っ早くて、女にもてて、皆から一目置かれるかっこいいワル。叶うはずもない憧れを歌ったこの一曲で、ジムは夢に見つづけたスターになったのだ。

最初にして最大のヒットでもってあの悲劇を予見したのだ。

【ジム・クローチ】1943年南フィラデルフィア生まれのシンガーソングライター。72年デビュー。73年9月10日、ルイジアナで飛行機事故で死去。新譜リリース日だった。享年30歳。

http://www.youtube.com/watch?v=Z6E98ZRaU1s
22 (↑33) HALF-BREED – Cher

邦題「ハーフ・ブリード」  赤丸急上昇!

出自も自ら生きるネタとし、インディアン・ビートと重種馬にまたがり世間様を睨みつけ歌うそのド迫力。カッチョイイことカッチョイイこと!

哀しきジプシー風味満載!!

【シェール】1946年生まれ、63年ソニー・ボノと結婚し夫婦ユニットとして活動開始。65年に全米・全英No.1ヒットとなった「アイ・ガット・ユー・ベイブ」を始め、数多くのヒットを放つ。

http://www.youtube.com/watch?v=w5z5vulgiGI
23 (↓20) ANGEL – Aretha Franklin

邦題「エンジェル」

クインシー・ジョーンズをプロデューサーに迎え西海岸にて録音されたニュー・ソウル、ジャズ・テイストも感じられる問題作。73年のグラミー賞・ベスト女性R&Bパフォーマンス賞受賞曲。

クイーン・オブ・ソウル

【アレサ・フランクリン】1942年メンフィスの生まれ、デトロイト育ちの女性ソウル歌手。サザン・ソウル歌手としてはオーティス・レディングと人気を二分する。

http://www.youtube.com/watch?v=NMIMH3xt8TI
24 (↑27) THEME FROM “CLEOPATRA JONES” – Joe Simon Featuring the Mainstreeters

邦題は「クレオパトラ危機突破 ダイナマイト諜報機関」

特命麻薬調査員クレオパトラ・ジョーンズを演じる主演のタマラ・ドブソンは身長188cm。モデル出身だけあって歩く姿だけでもカッコ良く、ファッションも最高にクール。

ブラック・エクスプロイテーション映画で、なかなか痛快作。

【ジョー・サイモン】サザン・ソウルのシンガー。カントリー、バラード、ディスコ、と多彩なスタイルのヒット曲を量産。

http://www.youtube.com/watch?v=-tHyRQOdqf0
25 (↓22) MONSTER MASH – Bobby “Boris” Pickett and the Crypt-Kickers

邦題「モンスター・マッシュ」

世界一有名なキワモノ・ソング。1962年に大ヒットし、未だに季節が来るたび売れ続ける、世界一有名なノヴェルティ・ソング。その季節はハロウィーン。

お菓子くれないといたずらするぞ!モンスター級ヒット♬

【ボビー・ボリス・ピケットとクリプト・キッカーズ】1962年発売。ボビー”ボリス”ピケットのボリスとは、映画フランケンシュタイン(1931年)の怪物を演じた名優ボリス・カーロフが由来。

http://www.youtube.com/watch?v=g2u_rEcWW8M
26 (↑31) WHY ME – Kris Kristofferson

邦題「ホワイ・ミー」

このTop40登場以降、ドラマティックなチャートアクションする恐ろしいナンバー。ゴスペルなのか、やっぱり神業の成せる技なのか。

リタ・クーリッジと仲睦ましいアルバムジャケからシングルカット。

【クリス・クリストファーソン】1936年米テキサス州ブラウンズヴィル生まれ。カントリー・シンガー・ソングライター・そしてアクター。73年に女性歌手リタ・クーリッジと結婚。

http://www.youtube.com/watch?v=uHh-oiFlOTw
27 (↓23) YOUNG LOVE / A MILLION TO ONE – Donny Osmond

邦題「ヤング・ラヴ」

オズモンズのメンバーとして5歳より歌い続ける。同じく兄弟バンド出身という事もあり、マイケル・ジャクソンは何年間も友人であり続けた。

日本でもアイドルとして人気があったねえ。

【ダニー・オズモンド】1957年生まれ、米国ユタ州出身の歌手、俳優。オズモンド・ブラザーズのメンバーで子役出身。

http://www.youtube.com/watch?v=952h-AJ3Bcg
28 (↓18) UNEASY RIDER – Charlie Daniels

邦題「アンイージー・ライダー」

南部人ならあの映画にいろいろ言いたかろう、ずいぶん時間が経ったがのLAに言ってひでえ目に有った顛末に違いない語り唄です、

南部の巨漢です。

【チャーリー・ダニエルズ】1936年米ノースカロライナ州リーランド生まれ、カントリー、サザンロックで活躍するミュージシャン、シンガーソングライター、ギタリスト、フィドル奏者。

http://www.youtube.com/watch?v=_ICBh17uIIs
29 (↑32) NOBODY WANTS YOU WHEN YOU’RE DOWN AND OUT – Bobby Womack

邦題「きらわれ者」

ソウル・ファンク・ナンバー!ロック風味が彼のヴォーカルを光らせているのだろうか。ローリング・ストーンズのミック・ジャガーも歌いたくなるでしょう。

実に御機嫌なナンバー♬

【ボビー・ウーマック】1944年オハイオ州クリーブランドで生まれ。ソウルシンガーのサム・クックに見出される。ローリング・ストーンズらも敬愛する。2014年6月27日亡くなる。享年70歳。

http://www.youtube.com/watch?v=J9No6E9QqO8
☆30 (↑42) GHETTO CHILD – The Spinners

邦題「ゲットー・チャイルド」

この「軽さ」「かわいさ」で大変馴染み易く、メロディ・ラインも印象的で覚え易い。ドキドキ、ウキウキさせるノリはスピナーズならではなのだ。

フィリー・ソウルの不朽の名曲だ。

【スピナーズ】50年代、ミシガン州デトロイトで結成。モータウンで70年「It’s a Shame」で14位を記録。72年にアトランティック移籍後一気にブレイク。

http://www.youtube.com/watch?v=ng5WlvpZh3A
31 (↑36) STONED OUT OF MY MIND – The Chi-Lites

邦題「ストーンド・アウト・オブ・マイ・マインド」

バラード系グループとの烙印を押されているきらいがあるが、多彩な名曲を数多く残している。カーティス・メイフィールドと並ぶノーザン・ソウルのキーパーソンでもある。

シカゴの灯 チャイ・ライツ

【シャイ・ライツ】70年代のノーザン・ソウルを代表する、シカゴの名ヴォーカル・グループ。“Have You Seen Her(全米3位・1971年)”や“Oh Girl(全米1位・1972年)。

http://www.youtube.com/watch?v=WYZi5bTFskI
32 (↑38) THERE IT IS – Tyrone Davis

邦題「ゼア・イット・イズ」

モダンなシカゴ・サウンドをバックにしながらも、南部出身者特有のディープな節回しで歌い込む。軽快なスウィートなヴォーカルがヨロシイ。

シカゴ・ソウルを代表するシンガー♬

【タイロン・デイヴィス】米ミシシッピ州ワシントン郡グリーンビル出身の歌手、ミュージシャン。60年代から「タイロン・ディヴィス・スタイル」と呼ばれる独特のウォーキング・テンポで人気。

http://www.youtube.com/watch?v=EvDl3w8JVFg
33 (↓24) HOW CAN I TELL HER – Lobo

邦題「ハウ・キャン・アイ・テル・ハー」

さすがに日本発売元さん制作部も「君」とか「僕」とかってな安直な流れをヤメましたが、味わいはやっぱりロボ節。

まだまだロボを信じなさい。

【ロボ】1943年、フロリダ州タルハシー生まれのシンガー・ソング・ライター。デビュー曲「僕と君のブー」「片思いと僕」は日本でもヒットを記録した。

http://www.youtube.com/watch?v=-FKHG15J0xI
☆34 (↑55) YES WE CAN CAN – The Pointer Sisters

邦題「イエス・ウイ・キャン・キャン」

もうカッチョイイことカッチョイイこと!この可能性の深さは恐るべし。ジャンルの枠を超えて幾千もの道のりを歩いて出会った姉妹の音に痺れます。

イエス、ウイ・キャン♬を予感します。

【ポインター・シスターズ】米カリフォルニア州オークランド出身のコーラス・グループ。ルース、アニタ、ボニー、ジューンの四姉妹は幼い頃からゴスペルに親しみ、1973年にデビュー。

http://www.youtube.com/watch?v=6VxoXn-0Ezs
☆35 (↑58) RAMBLIN’ MAN – The Allman Brothers Band

邦題「ランブリン・マン」

シングルヒット?有名になる?お金?そんなもん欲しくない。毎日飯食えて、ギターをジャラジャラ鳴らせれば、それで満足だよ。ってな、心底南部のバンド野郎なのだな。

デルタ地帯の女たちはオイラに優しくしてくれるのさ!

【オールマン・ブラザーズ・バンド】1969年結成。ブルースをベースとしながらも、ツイン・リード・ギターとツイン・ドラムスの演奏を展開。サザン・ロック・サウンドの基礎を築いた。

http://www.youtube.com/watch?v=0iNiF8785HY
36 (↑37) I’VE GOT SO MUCH TO GIVE – Barry Whit

邦題「アイヴ・ゴット・ソー・マッチ・トゥ・ギヴ」

低音エロヴォイス炸裂で一世を風靡。ラヴ・アンリミテッド・オーケストラをバックにセクシーなバリトン・ヴォイスで囁くピロートーク的芸風。東のヴァン・マッコイ、西のバリー・ホワイト。

つのだ★ひろじゃないのよ。

【バリー・ホワイト】1944年テキサス州ガルベストン生まれ、ロスアンジェルス育ち。69年女性3人組ラヴ・アンリミテッドを結成。バックを務めた「愛のテーマ」が大ヒット。03年死去。

http://www.youtube.com/watch?v=nIBOG8BRcdY
☆37 (↑45) FREE RIDE – The Edgar Winter Group

邦題「フリー・ライド」

さあ おいで、そして自由に飛べ おいで、そしてただ僕のそばに座ってるだけでいい おいで、そして自由に飛ぶんだ 絶好調!

ロック野郎、楽しいそう♬

【エドガー・ウィンター・グループ】エドガー・ウィンター1946年テキサス州生まれ、キーボード、サックスを主に演奏。実兄はギタリストのジョニー・ウィンターで、二人ともアルビノ。

http://www.youtube.com/watch?v=6_cXUTw9UhY
38 (↓28) BELIEVE IN HUMANITY / YOU LIGHT UP MY LIFE – Carole King

邦題「ビリーヴ・イン・ヒューマニティ」

もっともらしい人がもっともらしい意見を述べておるが、何が原因でこんなに住みにくい世の中になっているのか、あなた自身の目で見て、そして考えて。

人は信頼するに足る存在なのだと思いたい。私は信じたいのです。

【キャロル・キング】1942年生まれ、ニューヨーク市ブルックリン生まれの女性シンガーソングライター・作曲家。58年デビュー。71年「つづれおり (Tapestry)」グラミー賞を4部門制覇。

http://www.youtube.com/watch?v=U2gL4De5Wnc
☆39 (↑47) HEY GIRL (I Like Your Style) – The Temptations

邦題「ヘイ・ガール」

新しいソウルを探し続けて「マイ・ガール」を期待する聴衆をズッコケさせようと画策する我らがテンプス。より彼女を甘く包み込むハーモニー。

間違ってリクエストしないように。

【テンプテーションズ】1961年にモータウンからデビュー。ソウル・コーラス・グループで。60年代に「マイ・ガール」等のヒット曲を放つ。

http://www.youtube.com/watch?v=QOu1Tc4Eu4o
40 (↓29) I WAS CHECKIN’ OUT SHE WAS CHECKIN’ IN – Don Covay

邦題「アイ・ワズ・チェッキン・アウト・シー・ワズ・チェッキン・イン」

「俺がホテルからチェックアウトするとき、彼女がチェックインしてきた」なんて〜話でしょうね。これじゃ〜銃規制は無理でしょう。

ミック・ジャガーの歌い方に大きな影響を与えたR&Bシンガーの一人。

【ドン・コヴェイ】1938年米サウス・キャロライナ州オレンジバーグ生まれ。アレサ・フランクリン、オーティス・レディング、ウィルソン・ピケット、ソロモン・バークなどに作品を提供。

次週は、

先週は、

https://matome.naver.jp/odai/2145069409592011201
2015年12月23日