肉体は 数年で 全て 入れ替わっている。【細胞 新陳代謝】

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数年、数十年という月日が経った時、自分を構成していた物質は、過去に自分を構成していた物質とは大きく異なる。もしかしたら、全くの別の物と入れ替わっているかもしれないんだ。【検索用」動的平衡、細胞、新陳代謝、ルドルフ・シェーンハイマー】

人間 の カラダ は、2通りの意味で、入れ替わっている。

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① 細胞レベル での 入れ替わり。

古い細胞が破壊され、かわりに、新しい細胞が作られている。

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人間 = 約 60兆個の細胞
人間のからだは「細胞」という小さなふくろが集まってできている。一人の人間は、約 60兆個 の細胞でできていて、一つ一つの細胞が、呼吸 をし、エネルギーを使って、からだに必要なものを作り出すなどの活動をしている。

つまり、一つ一つの細胞が「生きている」わけだ。 細胞のまわりにある血液などの体液は、一定の濃度・温度になった塩水で、細胞がちゃんと活動できるように守る働きをしているのだ。

新陳代謝
新陳代謝が生命を作る | 健康のパンドラの箱

人間が生きるということは、 もの凄いスピードで体のなかの古い細胞を捨て去り、それ以上のスピードで新しい細胞を作り出しては置き換えて、常に新鮮な細 胞で体を保っていくことなのです。
そのサイクルが日々休むことなくスムー ズに行われる事がこそが「健康」に繋がるのです。

一説には、
健康の雑学 細胞が入れ替わる日数 : 夢をかなえるタヒチ

・皮膚は 28日
・胃腸は 40日
・血液は 127日
・骨は  200日
・肝臓・腎臓は 200日   で、細胞が入れ替わる。とされる。

諸説 ありますが ・・・
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長くとも、数年周期では、多くの細胞が入れ替わっている。
ただし「入れ替わらない細胞」もある
神経細胞 や 心筋細胞のように、発生・成長の初期に増殖した後は、基本的には、分裂しない細胞もある。
心筋細胞の細胞周期
新生仔期のマウスには心臓再生能がありが,それは生後1週間以内に失われる。~~

なぜ哺乳類は心臓再生能を出生後に維持せず,大多数の心筋細胞は細胞周期に入る能力を失うのだろうか。。

https://seikagaku.jbsoc.or.jp/10.14952/SEIKAGAKU.2018.900385/data/

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② 原子・分子レベルでの入れ替わり。

ルドルフ・シェーンハイマーの実験

生命とは動的平衡にある流れである。

ネズミにチーズを与える。
原子レベル の ミクロ視点
ミクロな目線で見れば、
ネズミの体もチーズも炭素や窒素などの集まり。
食事後、チーズは ネズミになる。
もともと「チーズ」だった粒子は、その半分以上が、ネズミの体の一部になっていた。

しかし、ネズミの体重を測ってみると、チーズの粒子分重くなった訳でもなかった。

食べ物は、単なるエネルギーなんかじゃない。
生物の体を作り上げる、1つ1つのパーツなんだ。
isao’s blog雑学File:24 – 命の定義

ネズミは体の粒子を壊し、体外に排出し、
それを補完するためにチーズを食べ、
そのチーズが失われた体の一部となっていたんだ。

ネズミだけではなく、これは犬も猫も人間も
生きている全てのものが同じなんだ。
尿やうんこを構成している物は、
もちろん消化されなかった食べ物も入っているが
大半が体の一部を構成していた粒子なんだ。
そして、それらを補完する為に食べ物を食べているって事さ。
食べた食べ物の粒子はそのまま体の一部となっていく、
この流れを繰り返す事こそが、生きているという事なのだ。
この流れが完全に途絶えた時が本当の死なんだ。

数年、数十年という月日が経った時、
自分を構成していた物質は、
過去に自分を構成していた物質とは大きく異なる。
もしかしたら、全くの別の物と入れ替わっているかもしれないんだ。

ルドルフ・シェーンハイマーの実験
普通の餌で育てられた実験用の成熟ネズミに3日間、重窒素(窒素の同位体)で標識されたロイシンというアミノ酸を含む餌が与えられた。

成熟ネズミはそれ以上大きくなる必要はないので、餌は生命維持のためのエネルギー源となって燃やされ、重窒素はすべて尿中に出現すると予想されたが、結果は鮮やかに裏切っていた。

http://www.seibutsushi.net/blog/2013/12/001450.html

物質代謝 (コトバンク)
物質代謝(ブッシツタイシャ)とは – コトバンク

ぶっしつ‐たいしゃ【物質代謝】

生体内で行われる物質の化学変化の総称。外界から摂取した物質が分解・合成されて自己の構成物質に同化され、やがてエネルギーや老廃物として異化され体外に排出される。物質交代。新陳代謝。代謝。

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考えてみれば、当たり前・・・


https://matome.naver.jp/odai/2145007348127456601/2145010544563688703
数年 という単位では、体重が増減。
数年という単位では、10キロ以上の体重の増減だってある。

当然、体重が減少した場合、肉体を構成していた物質は、体外に排出されている。

体重が増えた場合は、摂取した食料(物質)は、肉体を構成する物質になっている。

一見、数分の間では、体重の増減など、殆ど無いかのように思われるが、ミリグラム単位で増減を繰り返している。

「おおむね一定の体重を保っている。」ように見えているだけ。

当然、体内の水分も、入れ替わる。
サウナなどを、例に挙げれば分かりやすい。

昨日、体内に存在した水の分子(H2O)

と、

今日、体内に存在している水の分子は、

かなりの 割合で 別のモノ。

https://matome.naver.jp/odai/2145007348127456601
2019年09月06日