人間 の カラダ は、2通りの意味で、入れ替わっている。
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① 細胞レベル での 入れ替わり。
古い細胞が破壊され、かわりに、新しい細胞が作られている。
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人間が生きるということは、 もの凄いスピードで体のなかの古い細胞を捨て去り、それ以上のスピードで新しい細胞を作り出しては置き換えて、常に新鮮な細 胞で体を保っていくことなのです。
そのサイクルが日々休むことなくスムー ズに行われる事がこそが「健康」に繋がるのです。
・皮膚は 28日
・胃腸は 40日
・血液は 127日
・骨は 200日
・肝臓・腎臓は 200日 で、細胞が入れ替わる。とされる。
なぜ哺乳類は心臓再生能を出生後に維持せず,大多数の心筋細胞は細胞周期に入る能力を失うのだろうか。。
https://seikagaku.jbsoc.or.jp/10.14952/SEIKAGAKU.2018.900385/data/
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② 原子・分子レベルでの入れ替わり。
ルドルフ・シェーンハイマーの実験
生命とは動的平衡にある流れである。
しかし、ネズミの体重を測ってみると、チーズの粒子分重くなった訳でもなかった。
食べ物は、単なるエネルギーなんかじゃない。
生物の体を作り上げる、1つ1つのパーツなんだ。
isao’s blog雑学File:24 – 命の定義
ネズミは体の粒子を壊し、体外に排出し、
それを補完するためにチーズを食べ、
そのチーズが失われた体の一部となっていたんだ。
ネズミだけではなく、これは犬も猫も人間も
生きている全てのものが同じなんだ。
尿やうんこを構成している物は、
もちろん消化されなかった食べ物も入っているが
大半が体の一部を構成していた粒子なんだ。
そして、それらを補完する為に食べ物を食べているって事さ。
食べた食べ物の粒子はそのまま体の一部となっていく、
この流れを繰り返す事こそが、生きているという事なのだ。
この流れが完全に途絶えた時が本当の死なんだ。
数年、数十年という月日が経った時、
自分を構成していた物質は、
過去に自分を構成していた物質とは大きく異なる。
もしかしたら、全くの別の物と入れ替わっているかもしれないんだ。
成熟ネズミはそれ以上大きくなる必要はないので、餌は生命維持のためのエネルギー源となって燃やされ、重窒素はすべて尿中に出現すると予想されたが、結果は鮮やかに裏切っていた。
物質代謝 (コトバンク)
物質代謝(ブッシツタイシャ)とは – コトバンク
ぶっしつ‐たいしゃ【物質代謝】
生体内で行われる物質の化学変化の総称。外界から摂取した物質が分解・合成されて自己の構成物質に同化され、やがてエネルギーや老廃物として異化され体外に排出される。物質交代。新陳代謝。代謝。
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考えてみれば、当たり前・・・

https://matome.naver.jp/odai/2145007348127456601/2145010544563688703
当然、体重が減少した場合、肉体を構成していた物質は、体外に排出されている。
体重が増えた場合は、摂取した食料(物質)は、肉体を構成する物質になっている。
一見、数分の間では、体重の増減など、殆ど無いかのように思われるが、ミリグラム単位で増減を繰り返している。
「おおむね一定の体重を保っている。」ように見えているだけ。
昨日、体内に存在した水の分子(H2O)
と、
今日、体内に存在している水の分子は、
かなりの 割合で 別のモノ。
つまり、一つ一つの細胞が「生きている」わけだ。 細胞のまわりにある血液などの体液は、一定の濃度・温度になった塩水で、細胞がちゃんと活動できるように守る働きをしているのだ。