貯蓄の何割かは「純金積立」でしておけと、若者にススメる人が言う理由

やる気総研
あなたは貯蓄を「円」だけですることにリスクを感じる?感じない? 国や経済がどうなっても自らを守れる資産として、純金積立での貯蓄を薦める人が少なくありません。

■ 金は無価値にならない(なったことがない)

株や債券、さらに預貯金などは、それ自体に価値があるのではなく、発行した企業や国の業績、信用などによってその価値が決まります。一方、金は、そのもの自体が価値を持つ実物資産です。しかも歴史上、一度も無価値になったことがありません。

■ インフレに強く、いまはデフレにも強い

通貨の価値が下がることで、モノの値段が上がるインフレ。金はモノ=実物資産であるため、当然インフレに強いとされてきましたが、最近は「デフレにも強い」ともいわれています。デフレに陥って経済が悪化し、国や企業の信用が低下しても、金の価値はひきずられることがないためです。

■ 金の希少価値は増していく

一説には、採掘可能な金の埋蔵量は、あと十数年で底をつくともいわれています。また、採掘できたとしても、難度が高い、コストのかかるケースが今後はおそらく増えていくでしょう。一方で、金の二大需要国とされるインドと中国の経済成長が続いています。

■ 有事の頼りはやはり金

有事で即買われ、即値が上がるという「図式」は過去のもの。現在の「有事の金」はやや複雑です。それでも国際的な経済問題や軍事的緊張などが世界を覆った際、金が通貨以上の重みを発揮しているのは確かです。

■ 不動産よりも金

金とともに、実物資産の代表とされるのが不動産です。しかし国内に限っては、人口が減少していく中での不動産投資は、年々、より高度な戦略が必要なものとなっていくでしょう。金とは真逆に、必要なときにすぐに現金化できない弱点も、今後さらに重みを増していくはずです。

■ 純金積立ならば楽にリスクをコントロールできる

貯蓄を主目的に金を買うならいちいち購入に面倒のない「純金積立」が便利。また金には価格変動リスクがありますが、「ドルコスト平均法」にのっとって金を買う純金積立の場合、ほとんど手間なく、それを軽減することができます。月々千円台から手軽に始められるものも。

ドルコスト平均法は、上がり下がりしながらも長期的には値が上がっていく投資物件を買うのに適した方法。金はまさにそれだといわれています。

■ 特別付録:金のアヤトラ豊島逸夫さんの発信集

豊島さんの発信は、買い上げるメディアが多いので、下記それぞれでは内容にダブりがあります。お好みのサイトでご閲覧を。

https://matome.naver.jp/odai/2144930068460730801
2018年04月29日