良いカメラを買ったけど。結局全部オートで撮っている・・・そんなあなた!もったいないです!使い方を理解して楽しく撮ればいい写真が沢山とれますよ!
Mモードとは!?
「露出」に関係する「ISO」や「絞り」や「シャッター速度」を自分で決めるモードです!でも
まず基本事項から!
「露出」の基本要素の「シャッター速度」「絞り」「ISO」を理解しよう!
まず「露出」とは!?
絵の通り、映像素子(センサー)が受光する光の量。かなりざっくばらんに言うと「写真の明るさ」です。
例えば、左の写真は暗くなっており、一方で右側は明るくなっております。これが露出の違いです。写真を撮る上ではこの露出が「適正値」又は求める明るさになるようにISOやシャッター速度や絞りを調整することが大切です!
どうやって露出の適正値を調べるの?
ちょっとファインダーを覗いてみましょう。下の黒枠にある 0を中心とする小さなメーターが露出の値を表しています。マイナスだと暗い(光が足りない)、+すぎると明るい(光が十分にある)真ん中だと適正値です!
シャッター速度
受光部(センサー、又はフィルム)の前にシャッター幕があります。写真を撮るときに「カシャ!」とか「プチ」って言うのはシャッター幕が降りている音です。
で、シャッター速度がどんな仕事をするのかと言うと、「受光部に光をあてる時間の調整」です。
シャッター速度が長くなる(遅くなる)と、光が当たる時間が長いわけですから、明るくなります。
一方で短くなる(早くなる)と暗くなります。
シャッター速度が長くなる(遅くなる)と、光が当たる時間が長いわけですから、明るくなります。
一方で短くなる(早くなる)と暗くなります。
しかし長すぎると・・・
手ブレが起きやすい!
でも、長くするとこんなことが!
センサーに光を当てている間に何代もの車が通過すると、このように軌跡がみられます!また、ペンライトで文字を書いたりする遊びもシャッター速度を使います!
ちなみに短くすると
このように一瞬を切り取ることができる上に、手ブレがしにくい!
でも、暗くなってしまうのが難点… そこで露出を調整するもう一つの手段は・・・
絞り!
レンズの中に、こんな幕みたいのがありますよね!これは「絞り」といい光がレンズを通って行く量を調整するものです!
絞りはF値という値で測る!
絞りはF2やF4という風にF値という値で図ります。数字が小さくなればなるほど明るくなります!
さらに、絞りは明るさ以外にも・・・
明るくすればするほど、左の写真のようにボケをつくりだすことができます!
ここでは気にしなくてもいいですが、ボケはF値以外にも受光部の大きさ、焦点距離、被写体との距離からも影響を受けます。理解するのはなかなか難しいです。
ぼかしたい!時には明るくするほど(F値を下げる)
逆にぼかしたくないときは・・・
絞りを絞ってみましょう!
ピントが合う範囲が広くなりボケがでなくなります。だいたいF8以上からがおすすめです!
でも暗くなってしまう・・・
そこで最後の手段「ISO値」
ISOとは受光部(センサー、フィルム)が光を取り入れる(感光する)能力の大きさのようなモノだと思って下さい。
数字が大きくなればなるほど、シャッター速度や絞りを度外視して写真が明るくなります!
数字が大きくなればなるほど、シャッター速度や絞りを度外視して写真が明るくなります!
シャッター速度を下げたくない!これ以上絞りたくない!という人はISOを!
ISOを上げてしまえば写真は明るくなります!
しかし、上げ過ぎると・・・
ノイズだらけに・・・!これはISO204,800という非常に大きな数字です。一般的なカメラだと1600〜3200ぐらいが実用上の常用かと個人的に思います。
以上、露出は「シャッター速度」「絞り」「ISO」の3つを上手に組み合わせて調整する!
注意点:露出メータを適正な値にしたのに、暗い又は明るいのは何故!?
→測光点(明るさを測る所)を変えてみよう!
カメラによりますが、スポット測光、中央重点測光、分割測光と測光の仕方は様々です。取扱説明書やメーカーのホームページを確認して設定してみましょう!
ステップアップ①写真の雰囲気を変えてみよう!
色温度
色温度という設定項目があります。例えば温度を下げると写真があおーく、上げるときいろーくなります!
同じ写真でもこんなに雰囲気が変わります!
詳しくはメーカーのホームページや取扱説明書を見て設定してみましょう!
詳しくはメーカーのホームページや取扱説明書を見て設定してみましょう!
後は写真を取りに行くだけ!
このまとめを見ながらでも、ご自分で本を購入されてもいいので、最初は忘れる度に何かを見ながら写真を沢山とってみましょう!そのうち身体に染みこんできます!
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2015年12月07日