再逮捕か!?終値関与とは!? 相場操縦容疑 村上世彰元代表

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株価を意図的に下げた、相場操縦の疑いで強制調査を受けた、旧・村上ファンドの村上世彰(よしあき)元代表が、この取引で、数千万円の利益を得ていたことが、新たにわかった。

旧村上ファンドの村上世彰元代表を巡る相場操縦事件で、村上元代表が「終値関与」と呼ばれる手口などで相場操縦をしていたとみられることがわかった。


https://matome.naver.jp/odai/2144851141752502901/2144851235352956003
通産省出身の村上元代表は「もの言う株主」として知られていましたが、平成16年に旧ライブドアの堀江貴文元社長などからニッポン放送の株を大量に買う計画を聞いて株を買い集めたとしてインサイダー取引の罪に問われ、4年前、執行猶予のついた有罪判決が確定しています。

1999年に元通産相官僚の村上世彰(よしあき)氏が中心となって設立した投資グループ「村上ファンド」は、保有資産を持て余し株価が割安で推移する企業に投資し、株主還元の拡大や事業売却などを強く求める「もの言う株主」として注目を集めた。2006年、村上氏はライブドアによるニッポン放送株の買収に絡み、インサイダー容疑で逮捕、起訴され、ファンドも解散した。

nippon.com

今回の強制調査の容疑は相場操縦です。関係者によりますと、村上元代表は保有する上場企業1社の株式を市場で大量に売却していて、監視委員会はこの大量売却自体が、株価を意図的に下げる違法行為だと見ています。ただ、株価を下げるだけでは利益を得ることはできません。監視委員会のある幹部は、「村上元代表が過去に例のない手法で利益を得た可能性がある」と話しています。

TBS系

旧・村上ファンドの村上世彰(よしあき)元代表(56)らによる相場操縦疑惑で、東証1部に上場するアパレル会社の株式の売買に元代表が関係する複数の会社が関与していたことが、関係者の話でわかった。

読売新聞

関係者によると、売買の対象となったのは、アパレル大手の「TSIホールディングス」(東京都港区)の株式。

関係者によると、村上元代表と、長女で投資会社代表の絢(あや)氏(27)ら数人は、昨年6~7月頃、TSI株について大量の売り注文を出す手口で株価を不正に下げ、金融商品取引法に違反した疑いが持たれている。

読売新聞


https://matome.naver.jp/odai/2144851141752502901/2144851235352956103
村上元代表はシンガポールに拠点を移し投資活動を行っていましたが、ことし8月、長女が運営する投資会社が東証1部に上場する大阪の電子部品商社「黒田電気」の株式を大量に取得し、村上元代表を社外取締役にするよう求めるなど、再び市場関係者の注目を集めました。

https://matome.naver.jp/odai/2144851141752502901/2144851341553662603
株価を意図的に下げた、相場操縦の疑いで強制調査を受けた、旧・村上ファンドの村上世彰(よしあき)元代表が、この取引で、数千万円の利益を得ていたことが、新たにわかった。

村上世彰元代表は、2014年6月ごろ、東京都内のアパレル会社の株価を、大量の売り注文で意図的に下げた疑いが持たれていて、25日、証券取引等監視委員会の強制調査を受けた。

関係者によると、村上元代表は、自宅の捜索に立ち会い、任意で事情を聴かれたという。

「もの言う株主」として知られ、旧・村上ファンドを率いた村上世彰元代表が、複数の銘柄の株式を市場で大量に売って株価を意図的に下げるなどの相場操縦をした疑いがあるとして、証券取引等監視委員会は25日、村上元代表や投資会社を運営する長女の自宅などを捜索し、強制調査に乗り出しました。

NHK

村上世彰氏「終値関与」手口で相場操縦か

村上元代表が、取引時間が終わる直前に大量の株を安く売って株価を引き下げる、「終値関与」と呼ばれる手口などで相場操縦をしていたとみられることがわかった。

日本テレビ系(NNN)

村上元代表は株価を下げた後、時間外取引などで買い戻し、値上がり後に売り抜けていたとみられている。

日本テレビ系(NNN)

終値関与とは!?

終値関与は、不公正取引の一種で、特定の銘柄(株式等)の終値を高くする、安くする、あるいは一定にすることを目的として、立会終了時を含む特定の時間帯に多量もしくは反復継続した注文を発注し、約定させる取引のことをいいます。

金融情報サイト-iFinance

これは、立会い時間(取引時間)の終了間際に、直前の買い気配(売り気配)よりも高い(低い)値段で注文を行い、終値直近の価格より高い(低い)値段で約定させることによって、値段を吊り上げる(引き下げる)などの行為を指します。

金融情報サイト-iFinance

一般に立会い時間の終了間際や大引けでの売買自体は違法ではありませんが、終了間際に継続的な売買等を行い、特定の銘柄の終値を操作(引上げ・引下げ・維持)する取引を行うことは、他の投資家の注文を誘引する目的を持った「相場操縦」と疑われる可能性があります。

金融情報サイト-iFinance

また、複数営業日に渡り、連続して終値に関与する約定については、「終値関与」の疑いをもたれる可能性があるので十分な注意が必要です。

金融情報サイト-iFinance

長女の村上絢とは!?


https://matome.naver.jp/odai/2144851141752502901/2144851235352957203
村上 絢(むらかみ あや)1988年生まれ。慶應義塾大学卒業後、モルガン・スタンレーMUFG証券に入社。2015年6月より投資会社、C&Iホールディングス代表取締役CEO。父は”もの言う株主”として知られる村上世彰氏。

「村上ファンド」の流れをくむ「C&I Holdings(HD)」は、コーポレート・ガバナンスの適正化を全面に押し出し、投資先企業の企業価値向上を強く求めている。現在、東証一部上場会社で国内トップの電子部品商社である黒田電気に対し、株主還元の拡大や手元資金の活用などガバナンスの強化を強く求め、世彰氏を含む4人の社外取締役の選任を求めるなどのアクションを起こし、「もの言う株主」として再び注目を集めている。C&I Holdings代表の村上絢氏に話を聞いた。

nippon.com

帰ってきた村上ファンド 大量保有7銘柄に投資家が熱い視線は幻に!?

「帰ってきた村上ファンド」が再び市場を賑わせている。かつて「モノ言う株主」として脚光を浴びた村上世彰氏(56)は長女の絢氏(27)が代表を務める「C&Iホールディングス」とともに、新たに株の大量保有を進めている。その“新生・村上ファンド”が買い進める銘柄が大きく値を伸ばしているのだ。

NEWS ポストセブン

黒田電気以外の「村上銘柄」にもプロたちが注目しているということだ。金融庁に提出される大量保有報告書によると、村上氏やその運営ファンドが積極的に投資を進めているのは、ゴルフ場運営会社・アコーディア・ゴルフ、半導体商社・三信電気、エレクトロニクス商社・エクセル、自動車部品メーカー・ヨロズ、メディア事業・セブンシーズ・ホールディングス、金融サービス・日本証券金融の7社だ。

NEWS ポストセブン

C&Iホールディングス(以下、村上ファンドと表記)が株を大量取得したことで話題になった電子部品商社・黒田電気の株価が好調だ。

8月21日に開かれた臨時株主総会で社外取締役の選任は否決されたものの、株主配当は当初予定していた1株36円から94円と2.6倍に上積みされた。この間、株価は上昇を続け、大量保有が判明した昨年12月22日から約56%、年初からは約47%も上昇し「村上銘柄」の底力を見せつけた。

NEWS ポストセブン

https://matome.naver.jp/odai/2144851141752502901
2016年05月26日