【必見】書籍の電子化(電子書籍化)とコピー防止(著作権管理)

yugoigo
書籍を電子化するには、電子書籍を出版するには、どうすれば良いのか? 何に気を付ければ良いか? 必要なことは何か?をまとめています。 またコピー防止のため、DRMの有効性も調べています。

(1)書籍を電子化するためには、まずファイル形式を選ぼう!

電子書籍には複数のファイル形式(拡張子)が存在しています。
そして、その形式によって、各電子書籍のリーダーで読み込むことができるかどうか決まります。
使用するリーダーを想定して、そのリーダーでは読めるファイル形式で書籍を電子化しなければいけません。
まずは、その点を十分気を付けてください。

●主なファイル形式(拡張子・フォーマット)は3種類!

電子書籍のファイル形式はまだ乱立していますが、
少しずつ、ファイルのフォーマットが統一化されてきており、
どの電子書籍リーダーも多くのフォーマットを読み込むことが出来るようになってきています。

現在、主なファイル形式は以下の3つです。

①ePUB
②PDF
③AZW

①ePUBは、「Electronic Publication」の略称です。
アメリカの電子書籍標準化団体「IDPF」が推進しているオープン規格で、
アメリカでは、スタンダードなファイル形式です。

文字の大きさや配列を、端末や画面の大きさに合わせて自動的に調整できる、
いわゆるリフロー型(流動型)のファイルフォーマットです。

②PDFは、アドビシステムズが開発したファイル形式で、Adobe Readerなどを使って閲覧できます。
元となる原稿のイメージを忠実に再現することを目的としているため、
端末や画面のサイズに合わせてテキストが自動的に調整されることがない、
いわゆるフィックス型(固定型)のフォーマットです。
電子書籍リーダーの多くはPDFファイル形式をサポートしています。

③AZWは、Kindleを製造販売しているAmazonの独自規格です。
しかし、KindleではPDFも閲覧できますし、
Kindle Fireなどのタブレットでは、アプリをインストールすることで、
AZW形式以外の電子書籍も閲覧できます。

多くのファイル形式があるものの、
実際は、ストア(書店)で電子書籍を購入し、
ストアが提供している無料アプリ(リーダー)を利用すると、
基本的には自動的に電子書籍を読めるようになっています。

例)
Amazonだと「Kindle」
丸善ジュンク堂だと「honto」

●次期電子書籍ファイルとして「EPUB」に収束していくかも!?

楽天KoboやGoogle Playブックス、Amazon Kindleストアといった電子書店もEPUB3.0に準拠したリーダーを採用しています。

●「EPUB」を詳しく見てみよう! メリットとデメリットは?

EPUBについて説明しています。

EPUBには固定型とリフロー型とありますが、基本的にはほぼ「リフロー型」が主流です。

リフロー型とは、リフロー、つまり、再レイアウトが行えます。
使用するリーダーの設定に合わせて、文字の大きさや行間を変更することが可能となり、
作り方によっては縦組み・横組みを変えることもできます。

このリフローによって、電子書籍・雑誌の特徴を最大限に活かせますが、
一方で、リーダーごとに見え方が異なったり、そもそも見ることができないといったリスクもあります。
さらに、日本の書籍や雑誌のように多様化・複雑化したコンテンツの場合は、
リフロー型EPUBを制作すると、コストが大きく跳ね上がるケースがあります。

そのため、電子書籍の作成にあたっては、あらかじめ紙と電子の両方を意識した編集・デザインフローを確立し、コストを意識して制作する必要があります。

【EPUBのメリット・デメリット】

●メリット

何といっても標準規格であることです。
誰もが自由に、大多数の読者に向けて電子書籍を制作できます。
最新の3.0では日本の事情がかなり取り入れられており、これから日本の電子書籍においてもますます普及していくことが見込まれています。

また、基礎技術にWebの技術である(X)HTMLやCSSを採用していることで、
Webに関わる人たちが参加しやすいのもメリットです。
グラフィックデザインだけではなく、Webデザインの特性も利用した制作が行えます。

そのため、多くの編集者・デザイナー、Webエンジニア、Webマーケターなどが非常に参入し安いのもメリットです。

●デメリット

世界各国で「EPUB準拠」とうたったEPUBリーダーが数多く登場していますが、
タグをきちんと読み込めなかったり、エラーが起きるリーダーが数多くあります。

また、使用しているリーダーによって見え方が異なるのもデメリットかもしれません。

(2)何のために電子書籍を作るのか?

電子書籍を作る理由としては、主に以下の2通りではないでしょうか。

①出版
②資料配布(仲間うちやサークル・団体、仕事上で)

出版をするにしても、資料配布にしても、慎重を期さないといけないのは、著作権管理の問題です。

あえて、無料で配布するのであれば良いのですが、有料提供の場合は、コピーの乱立を防がなければなりませんし、資料配布の場合はパスワードによって、関係者以外が見れないようなセキュリティーが必要となるかもしれません。

①出版する!

まずは①から考えていきましょう。

電子書籍のストア(出版社や取次)に登録して販売するのであれば、基本的にはDRM(デジタル著作権管理)はあまり気にしなくて良いでしょう。

しかし、当然ながら、中間マージンとして、かなり利益は縮小されます。

電子書籍のストアで販売するメリットは、
著名人でなくても、個人で書籍を制作し販売できるという点です。

そのため、せっかく個人販売するのですから、あまり中抜きをされないで販売したいのではないでしょうか。

例として、流通度の高い「EPUB]形式の書籍を制作することとします。

制作過程は紙媒体とそれほど変わるものではないので、
特別懸念することはないとは思うのですが、
問題はやはり「販売」の部分ではないでしょうか。

この「販売」に関して、大きな問題が生じてきます。

それこそが、コピー問題です。

ストアや出版社を通さず、利益を増やそうと、
適当なダウンロードサイトにアップロードした場合、
どうしても、コピーされるリスクは高まります。

そこで、「EPUB」の著作権をどのように管理すればそのリスクを減らせるかを考えたいと思います。

●EPUBの著作権管理について

まず、高額なコンテンツでないことが必須条件です。

なぜなら、完全に制限できるわけではなく、抜け道のある方法だからです。
しかし、確実にコピーは減るとは思います。

ただし、何十万件もコピーされるくらいの人気がでるコンテンツであれば、
はじめは敢えて、無償で提供し、話題を作るのもありだとは思いますが。

EPUBの一般的なDRMについてです。

明治図書出版では、電子の教育書に対して、印刷して配布する可能性も考慮して、コンテンツに購入者情報を埋め込んでいます。それにより、最低限のコピー制限を保ちながら、使い勝手を損なうのも最小限に抑えられるとのことです。

将来的にDRMはどうなるのか?

結局、結論はDRM問題はいたちごっこなので、ある程度の線で落とし込むということですね。

DRM は電子書籍の海賊行為の防止に本当に効果的なのかが書かれています。

長い目で見れば、海賊行為への懸念はあれども、それよりDRMを外すメリットのほうが大きいと考える方向に電子書籍、電子出版の世界は進むだろうというのが結論です。

海外ではやはりDRMは緩くなる方向なのでしょう。

●電子書籍を出版するための販売サイト比較

確かに、DL-MARKETが最も使いやすそうです。

しかし、利用料金は無料ですが、
販売手数料が意外とかかります!

販売手数料は購入者が選択した決済手段によって異なるようで、
例えば、クレジットカード決済では、
~1,000円・・・14.3% (税込15.4%)
1,001円~・・・9.6%+57円 (税込10.3%+62円)
となっています。

Paypal、DLコイン、コンビニ決済、銀行振込も同じ手数料です。

楽天ID決済は少し高めで、
~1,000円・・・17.1% (税込18.5%)
1,001円~・・・12.4%+57円 (税込13.4%+62円)

Suica・楽天Edyは更に高く
19% (税込20.6%)
となっています。

あとは、電子書籍販売なら必要だと思われるのですが、
プレミアム会員の月会費が1,080円(税込)

更に、DRM機能を使用すると1商品につき、1,080円かかります。

Naverまとめの中に販売方法の種類と印税率を簡潔にまとめてあるところを発見!
なかなかうまくまとまっています!

https://matome.naver.jp/odai/2144844030590931001
2017年07月26日