遊女とは?
安達祐実 映画「花宵道中」 朝霧役
主人公の朝霧は地味で小柄な上、幼い顔立ちだが熱を帯びると体に赤い斑点が浮かび上がることで「花が咲く」と人気女郎に。八津に連れ出された縁日で半次郎と出会う。その時に身に着けていた草履の鼻緒が半次郎の染めたものであった縁からやがて恋仲となるが・・・。
34歳の安達さんが演じたこの役の設定はなんと14歳!でも見て分かるように、違和感は全くありません。
土屋アンナ 映画「さくらん」 きよ葉役
江戸。吉原で育ったきよ葉が、花魁になるまでの葛藤や苦涯、事件などの人生模様が描かれている。
吉原の玉菊屋に連れてこられた8歳の少女はきよ葉と名付けられ、高級花魁で気の強い粧ひに面倒を見られることに。何度も脱走を試みるきよ葉だが粧ひや玉菊屋の清次などに導かれ花魁になることを決意する。17歳になったきよ葉は持って生まれた美貌と気性の強さで一躍売れっ子となる。やがてきよ葉は、お客として来た青年・惣次郎と恋に落ちるが……。
キャッチコピーは、「てめぇの人生、てめぇで咲かす」
菅野美穂 映画「さくらん」 粧ひ役
禿だった頃のきよ葉の面倒を見、女郎として一人前になるための手練手管を教え花魁になることを決心させた。気が強く根性は悪いが美人で機転が利いてその上、床上手であった為、番付では常に上位3番に入った。過去に医者、和尚に求婚されたが断り、後に大店の材木問屋の若旦那に身請けされ、吉原を出た。吉原を出る際に、初めての給金で買った金蒔絵の長ぐしをきよ葉に譲り渡す。花魁にのぼり詰めるための覚悟を託す意も込められた、最後の贈り物であった。
木村佳乃 映画「さくらん」 高尾役
嫉妬深く、情熱的な面がある。光信という間夫がおり、剃刀で相対死にを試みたが自分だけ殺される。映画版では隠居の馴染となっており、漫画版の三雲の設定が受け継がれている。
日南響子 映画「桜姫」 桜姫役
高橋メアリージュン 映画「るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編」 駒形由実役
観月ありさ ドラマ版「吉原炎上」 内田久野役
主人公の久乃は明治の終わり、1908年に吉原の中梅楼に遊女として売られた。そこでは借金に縛られた女たちが六年の年季が明けるまで、春をひさいでいた。
生まれては苦界、死しては投げ込み寺の世界を生き抜いた女郎と生き抜けなかった女郎の波乱万丈の世界を描いた作品である。
野々すみ花 NHKドラマ「吉原裏同心」 薄墨太夫役
2014年6月より、NHK総合テレビの木曜時代劇枠にてテレビドラマ化された
幼なじみで、人の妻となっていた汀女と駆け落ちした神守幹次郎は、追っ手を避けながら流れ着いた江戸で、吉原遊郭四郎兵衛会所の用心棒、裏同心として雇われる。幹次郎は、遊女たちに俳句などを教えることになった汀女や会所の面々と共に、吉原に起こる様々な事件を解決していく。
江戸吉原の小見世・山田屋が舞台。5部構成で、それぞれ主人公が異なる。最新号より、第6部「大門切手」の連載がスタートした。
2014年、映画化作品が公開された。