”冷え”も万病のもとだった。
深刻になると、さまざまな病気・疾患のもとになるらしい。
冷えは動脈硬化などの血管の病気や、婦人科疾患などの病気に発展することがあります。また、冷え性が免疫力の低下を招くために、アレルギー性疾患などが起こることもあります。
冷え性が関係する病気
気管支炎、気管支ぜんそく
自律神経失調症、心身症
腎臓病、膀胱炎、
子宮内膜症、不妊症
慢性関節リウマチ
アトピー、花粉症
動脈硬化
冷え性が関係する病気
それなら予防をしておきたい。
1.冷やさない。
冷気を体に触れないようにする、もしくは入らないようにする。
●帽子をかぶる。
また髪から寒さが伝わると感じる人もいるよう。
髪は温度変化から脳を守る働きがあるようです。
髪は加齢や環境などで少なくなったり、
細くなったりするので、変化に合わせて
かぶる必要があるかも。
帽子には
ビーニーキャップ
ベレー
ハンチング
キャスケット
など種類がたくさんあるので、
顔だちに合わせてチョイス。
素材はアクリルは安価で軽いが、
温かさ重視ならウール素材のものを。
また厚みも考えて選ぼう。
●マスクをつける。
実は保温対策でも使えます。
冷たい外気が体内に入り込むのを
予防してくれます。
また体内から排出される息は暖かいので、
鼻・口が冷えとまた乾燥から守ってくれます。
寒冷性鼻炎の方に特におすすめ。
●マフラー・ストールを着用する。
首は気温の影響を受けやすい部分。
つまり首が冷えてしまうと、
冷たい血液が他の部分に
伝わり冷えてしまう。
マフラー・ストールで肩がこる人は、
厚さや素材を調整してみる。
●手袋をつける、自転車にはハンドルカバーをつける。
天気が良く、気温がそこそこでも
風が手に当たり冷えてしまう。
手袋より広範囲に手を覆ってくれる。
自転車・バイクに乗る人は
膝の保温も気を付けたい。
●靴下をはく。
●発汗の際には着替える。
寒い屋外から暖房の効いた屋内に入った時
鍋など温かい食べ物を食べた時などは、
汗がでるので気を付けたい。
汗冷え予防には着替えが効果的。
2.温める。
温かいものを体内に取り入れたり、熱を生産する。
●白湯を飲む。
飲むとすぐに胃が温まります。
夏にクーラーで体が冷えたときの
対処方法としても。
外で活動することが多い時には、
ステンレスボトルに入れて携帯し、
こまめに飲むようにする。
コーヒーなどは利尿作用があったり
涼性に属するためかえって
体を冷やすことになるので
注意が必要。
●熱性・温性の食材を取り入れる。
”薬膳”の概念に基づいて、食材を取り入れたり組み合わせたりする。
生姜紅茶はおすすめです。
中国では生理痛にも効果があると
されていてお湯に溶かして飲んでいる。
●運動
体を動かして血行も改善。
手っ取り早いのはよく歩くこと。
運動後の汗冷えには要注意。
●足湯
体を温める効果がある。
バスソルトやアロマオイルを
有効に使い、リラックスしたい。
●お灸
ツボがあるので、冷え性に効果のある場所へ。
お灸が終わったあとは、
冷気に触れないように注意。
就寝前がおすすめ。
・手足が冷たい
・頭痛
・身震い
・鼻水
・腹痛
・しもやけ
などなど。