皆さんも一度は経験したことがあるはず。
こっそりと見ていたサイトに突然「登録完了しました」という文字が。
そうです「ワンクリック詐欺」というこの手法。
十年以上前からありますが、いまだになくならないようです。
アダルトサイトなど、人に閲覧したことを知られたくないようなサイトでクリックしたときなどが多いようです。
ツイッター難民も被害者多数
もし被害にあったらどうすればいいのか?
ひかり総合法律事務所在籍の高木 篤夫弁護士に聞いてみた。
単に請求されるという相談のような事例であれば、無視しておいてかまいません。
アダルトサイトで「10万円」請求ーー「ワンクリック詐欺」請求は無視していい? (弁護士ドットコム) – Yahoo!ニュース
また、スマホではシャッター音を流してスマホで顔写真をとられたかのように思わせる手口も出てきていますが、実際にカメラで写真撮影をしてデータを送信するというような動作をしているものはありません。
アダルトサイトで「10万円」請求ーー「ワンクリック詐欺」請求は無視していい? (弁護士ドットコム) – Yahoo!ニュース
なんと最近のものはシャッター音まで流すというから驚きだ!
もし支払をしてしまった場合は?
被害回復は困難なことがほとんどですが、銀行振込の場合には、被害にあったと気づいたらすぐに弁護士や警察に相談したりして口座凍結をしてもらうことで取り戻せることもあります。
しかし、無視してはダメなケースも…。
業者からの連絡を無視するという対策を悪用し、実際に少額訴訟を起こし、裁判所からの連絡まで無視させて、請求の法的根拠を得るといったことを行う業者も存在しています。
神奈川県警察/インターネット上のトラブル事例
なんと、訴訟を起こされ裁判所に出廷しなかったために、裁判に負けて法的に支払いをしないといけなくなったという事例もあるそうです。
では、どうすれば
最近の詐欺は無視されることを前提で行われています。
最悪なケースですが、裁判所から通知がきたら出廷しましょう。
しかし、住所や氏名など個人情報がなければ訴訟を起こすことはできません。初めの段階で個人情報を与えないように無視するのが一番です。
なお、架空請求の被害回復をうたうWeb上の探偵業者や行政書士等もいますが、被害回復のための交渉は、弁護士等の資格が必要です。二次被害にあう可能性もありますので注意しましょう。
もし被害に遭ってしまい不安な人は、まずは弁護士や法律事務所に相談しましょう。