[有名作家]宮沢賢治の言葉[名言集]

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宮沢賢治が残した数々の名言をまとめました。

宮沢賢治

宮沢 賢治(みやざわ けんじ、正字:宮澤 賢治、1896年(明治29年)8月27日 – 1933年(昭和8年)9月21日)は、日本の詩人、童話作家。
宮沢賢治 – Wikipedia

作家として、童話「注文の多い料理店」、「風の又三郎」、「銀河鉄道の夜」、「セロ弾きのゴーシュ」、詩集「春と修羅」などが知られる。ただしそれらが世間に知られたのは、彼の死後である。
宮沢賢治とは (ミヤザワケンジとは) [単語記事] – ニコニコ大百科

日本の教科書にも載り、日本では知らない人はいないのではないかと思われるほどの作品を作り上げた宮沢賢治の名言をさまざまな作品からまとめました。

「銀河鉄道の夜」より

何がしあわせかわからないです。
本当にどんなに辛いことでも、
それが正しい道を進む中の出来事なら
峠の上りも下りもみんな
本当の幸せに近づく一足づつですから
宮沢賢治『何がしあわせかわからないです。本当にどんなに辛いことでも、それが正しい道を進む中の出来事なら峠の上りも下りもみんな本当の幸せに近づく一足づつですから。』|インクワイアリー

けれども誰だってほんたうにいいことをしたらいちばん幸せなんだね。
草稿 『銀河鉄道の夜』 第3次稿

「春と修羅 序」より

わたくしといふ現象は
仮定された有機交流電燈の
ひとつの青い証明です
(あらゆる透明な幽霊の複合体)
風景やみんなといつしよにせはしくせはしく明滅しながら
いかにもたしかにともりつづける
因果交流電燈の
ひとつの青い照明です
名言サイトの決定版! 【一千人の言葉集】

「ビジテリアン大祭」より

一つずつの小さな現在が

続いているだけである
名言サイトの決定版! 【一千人の言葉集】

「小岩井農場」より

もうけつしてさびしくはない
なんべんさびしくないと云つたとこで
またさびしくなるのはきまつてゐる
けれどもここはこれでいいのだ
すべてさびしさと悲傷とを焚いて
ひとはとうめいな軌道をすすむ
もうけつしてさびしくはない: ことば こころのはな

「雨にも負けず」より

雨にも負けず 風にも負けず

雪にも夏の暑さにも負けぬ

丈夫なからだをもち

慾はなく 決して怒らず

いつも静かに笑っている

一日に玄米四合と

味噌と少しの野菜を食べ

あらゆることを

自分を勘定に入れずに

よく見聞きし分かり

そして忘れず

野原の松の林の陰の

小さな萱ぶきの小屋にいて

東に病気の子供あれば

行って看病してやり

西に疲れた母あれば

行ってその稲の束を負い

南に死にそうな人あれば

行ってこわがらなくてもいいといい

北に喧嘩や訴訟があれば

つまらないからやめろといい

日照りの時は涙を流し

寒さの夏はおろおろ歩き

みんなにでくのぼーと呼ばれ

褒められもせず

苦にもされず

そういうものに

わたしは なりたい
宮沢賢治の名言

「農民芸術概論綱要」より

世界全体が幸福にならないかぎりは、

個人の幸福はありえない。
宮沢賢治の名言3

「生徒諸君に寄せる」より

諸君はこの時代に強ひられ率ゐられて、奴隷のやうに忍従することを欲するか?むしろ諸君よ あらたな正しい時代をつくれ。
宮沢賢治名言集

https://matome.naver.jp/odai/2144469621379326001
2017年06月30日