プロ野球 新人王の投票結果まとめ~2000年度編~

bluesky51
前回のまとめから続き、第2回目は2000年度の新人王投票結果を振り返ります。

セ・リーグから

投票結果

金城龍彦(横浜)178票
高橋尚成(巨人)15票
木塚敦志(横浜)3票

成績

金城龍彦(横浜)

110試合 145安打 3本塁打 36打点 8盗塁 打率.346
首位打者

2000年、対読売ジャイアンツ戦で代打で出場し槙原寛己からプロ入り初本塁打を記録。

これをきっかけに2番打者、三塁手のレギュラーに定着。驚異的なペースでヒットを積み重ね、打率が一時4割を超え話題となった。8月18日の対阪神タイガース戦で打率.384で規定打席に到達した。

そのまま閉幕まで打率トップを維持し、首位打者のタイトルを獲得し新人王に選出された。

同時受賞はプロ野球史上初であり、横浜の選手が新人王となるのは斉藤明雄以来23年ぶりであった。
金城龍彦 – Wikipedia

高橋尚成(巨人)

24試合 9勝6敗 投球回135.2 奪三振102 防御率3.18

4月6日の中日ドラゴンズ戦で堀内恒夫以来の初先発・初勝利を挙げるなど、シーズン当初から活躍。

新人王こそ首位打者を獲得した金城龍彦に譲ったものの最終的に9勝6敗、防御率3.18の好成績を挙げる。

同年の日本シリーズでは第5戦に先発し、史上10人目、巨人の投手としては5人目の初登板初完封を飾り、優秀選手賞を受賞した。
高橋尚成 – Wikipedia

木塚淳志(横浜)

46試合 7勝3敗 18S 投球回62.1 奪三振73 防御率2.89

2000年3月31日の対阪神タイガース戦で延長10回に初登板、直後に勝ち越し打が生まれ、いきなり初勝利を挙げた。

この初登板以降、引退まで全てが救援登板として起用されることとなる。

前年にシアトル・マリナーズへ移籍した佐々木主浩に代わり、新人ながら守護神に抜擢されると、7勝3敗18セーブ、防御率2.89の好成績を残して佐々木の穴を埋め、球団で新人投手が二桁セーブを上げるのは当時初めての事だった。
木塚敦志 – Wikipedia

パ・リーグは

投票結果
該当者なし      115票
斉藤和巳(ダイエー)  20票
鷹野史寿(近鉄)    11票
清水直行(ロッテ)   4票
清水章夫(日本ハム)  1票

この年は残念ながら該当者なしでした…

成績を振り返ってみると

斉藤和巳(ダイエー)

22試合 5勝2敗 投球回89.1 奪三振77 防御率4.13

2000年6月24日の千葉ロッテマリーンズ12回戦でプロ初勝利。

この試合では斉藤と同時期に肩を手術し、病院では隣の病室に入院していた小久保裕紀が先制本塁打を放ち、共にヒーローインタビューを受けた。

さらにこの試合では史上7人目となる「1イニング4奪三振」も記録。

この年は5勝を挙げ、そのうち4勝は後半戦で挙げた
斉藤和巳 – Wikipedia

鷹野史寿(近鉄)

画像は楽天時代

86試合 55安打 6本塁打 31打点 2盗塁 打率.296

ルーキーイヤーの2000年から86試合に出場し、準レギュラーとして活躍。

規定打席に届かなかったが、シーズン最多死球を記録している。

また8月22日の対千葉ロッテマリーンズ戦の第2打席から、8月26日の対埼玉西武ライオンズ戦の第2打席まで、史上5人目の13打席連続出塁を記録した。

清水直行(ロッテ)

画像は横浜時代

27試合 3勝6敗 投球回100.0 奪三振69 防御率6.12

2000年、4月1日の対福岡ダイエーホークス戦で初登板。

5月4日の対大阪近鉄バファローズ戦で初先発・初勝利を挙げる。

その後は中継ぎ投手として起用されていた。
清水直行 – Wikipedia

清水章夫(日本ハム)

画像はオリックス時代

23試合 6勝9敗 投球回115.1 奪三振67 防御率4.06

入団後の2年間は左肩やひじの故障に泣いたが3年目の2000年に先発投手として6勝を挙げる。

しかしその後思うように勝ち星を増やせず、2003年に中継ぎに転向し50試合に登板した。
清水章夫 – Wikipedia

https://matome.naver.jp/odai/2144414607536651601
2015年10月13日