【デマ?】ヘルプデスクAI作っちゃった天才ニューヨーク職員の話

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MBA取得の秀才ヘルプデスクNY市職員が問い合わせに自動応答するAIを自作し、仕事をさぼったという理由で停職処分になったという記事が話題となり、そんな!!!という反応が多数あったが、1年前のニュースで、実際は66歳の方がロボット口調で応答して、注意されても止めなかったため・・・という話だった。

最初はなんだか夢のある話だった・・・

このニュースを見て、いや!むしろすごい!!と思った人が多数。

ツイートでも市職員やってる場合じゃないよ!という意見が多数

水落亜樹@Aki_Mizuochi

もっとかかると思っていたけどコールセンターがロボット化される日も遠くないね。停職にはなったけど、もっと給料の良い企業からオファーくるんじゃないの→ ニューヨーク市のヘルプデスク職員、自作のAIプログラムに仕事をさせて停職処分 businessnewsline.com/news/201510020…

森林猫@StoatTail

ニューヨーク市のヘルプデスク職員、自作のAIプログラムに仕事をさせて停職処分 businessnewsline.com/news/201510020…

ニューヨーク市が仕事をさぼった職員を停職処分にしたという以前の問題として、彼の作ったAIプログラムの出来があまりにも高度すぎることが大きな関心を集めている

@magarigarikun

凄すぎワロタ。そっち方面に就職しとけよw/
ニューヨーク市のヘルプデスク職員、自作のAIプログラムに仕事をさせて停職処分 businessnewsline.com/news/201510020…
定着率が悪いコールセンターにこのAIプログラムを導入すべきではないか? AIなら電話対応係の心のケアとか必要ないし。(かなり真面目にそう思う) / “ニューヨーク市のヘルプデスク職員、自作のAIプログラムに仕事をさせて停職処分 -…” htn.to/7Qh7YM

KOHEIHEI@sotoshigotoo

なんだこの凄まじく優秀な職員。笑
>「ニューヨーク市のヘルプデスク職員、自作のAIプログラムに仕事をさせて停職処分」businessnewsline.com/news/201510020
こういう仕事をさぼる天才系の人には幸せな未来があってほしい >ニューヨーク市のヘルプデスク職員、自作のAIプログラムに仕事をさせて停職処分 businessnewsline.com/news/201510020…

しかし・・・英語サイトを見て指摘する人が現れる

元記事読んだけど、「ニューヨーク市保健局の職員が、Siriみたいなロボット声でふざけて電話対応しているのを上司が注意したがやめなかったので停職処分にした」
と書いているので、逆に解釈したのはすごい誤訳。
しかも1年前のニュース。
dnainfo.com/new-york/20141…

ちなみに元記事はここ。

タイトルからして「ニューヨーク市保健局の職員がロボットの声で応答」ですね・・・
ここに実際の音声もあるのですが、そんなに違和感を感じないのは、英語圏の人間ではないからでしょうか。

1年前の記事というのがコレ。

なんだか、全然違う話だけど、名前が一緒だし、状況は一緒・・・。

ロナルド・ディロンさん(66)は、同局ITヘルプデスクの担当で、同僚や外部の医療提供者などからの問い合わせに答える職務を担当しているが、2013年2月から4月の間に少なくとも5回“故意にロボットのような声で”電話に対応し、上司からやめるようにと指導されても従わなかった。
ロボット声で停職処分 NY市職員、上司の注意も無視 | Bi-Daily Sun New York

66歳のヘルプデスクっていうのも相当シビれるのは私だけでしょうか・・・

なんでロボット声で応答をしたのか・・・?

ディロンさんは「私は話すのが速すぎるうえブルックリンなまりがある。上司の指示通り対応マニュアルをゆっくり読み上げただけで、ロボットのまねはしていない」と主張。「上司や同僚から話し方に異議を唱えられ、抑揚のない言い方に変えたまで」とも話した。
ロボット声で停職処分 NY市職員、上司の注意も無視 | Bi-Daily Sun New York

うちの社にも話し方に違和感がある人、いるいる!!と思った方はいませんか?

でも、録音テープを聞いたら・・・

電話応対の録音テープを聞いたキャラ・ミラー行政法判事は「ゆっくり明確に話すことと、電話の相手が人間と話していることに気づかないほど人工的な話し方をすることには明らかな違いがある。故意にロボットのような声で話しており、気に入らない上司に不満を抱いた末に及んだ行為である」と判断した。
ロボット声で停職処分 NY市職員、上司の注意も無視 | Bi-Daily Sun New York

そして、20日間の無給停職処分となったとこのこと。

デマだと言われたサイトが更新している・・・

この記事に関して停職処分となったRonald Dillonは自分の声をゆっくりとしゃべらせるスピーチシンセサイザーのようなものを使っただけで、AIを使っていたわけではないとする別のサイトの記事をソースとするコメントがいくつか寄せられていた。その記述は、Ronald Dillonがニューヨーク市に行った弁明が元となっており、彼の弁明の範囲によると彼の英語はブルックリン訛りが酷くて相手が聞き取りにくいので、自分の声をゆっくりとしゃべらせるプログラムを使って対応をしただけと述べたとされている。
ニューヨーク市のヘルプデスク職員、自作のAIプログラムに仕事をさせて停職処分 – BusinessNewsline

Ronald Dillonに関しては、単にオートアンサーシステムを使ってサボタージュをしていたのではなく、AIを使って仕事をさせていたのではないかという疑惑が持ち上がっている。というもの、この電話の応対を聞く限りは、Ronald Dillonの対応には問題があるとは考えられず、ニューヨーク市がこのことをもって停職処分にまでしたのは、別の原因があるのではないかとする見方が広がっているからとなる。
ニューヨーク市のヘルプデスク職員、自作のAIプログラムに仕事をさせて停職処分 – BusinessNewsline

結局、AIはあるの?ないの?

ざっと見ても、ゆっくりとしゃべらせるプログラム・・というのも記事には見当たらない。
翻訳ソフトにかけたら、「上司の指示したスクリプトから読んでいた」と訳された部分や「質問してきた職員が新しい自動応答システムだと思った」とする部分があるので、そこがゆっくりしゃべらせるプログラムになったのかもしれない。この場合のスクリプトはもちろんプログラムではなく、対応マニュアルのことである。
というわけで、AIはなさそう・・・。

スーパー公務員がいなかったこと、業務改善すると仕事をさぼっていると言われた件がなかったこと、コールセンターがAIで対応できそうとおもってしまったこと、いろいろ残念すぎる・・・。

https://matome.naver.jp/odai/2144390118028819701
2015年10月04日