1973年創刊。”ワンダーランド”が前身で、晶文社より創刊された。ワンダーランドが既に、誌名登録されていたため、”宝島”に変更(3号より)。画像は誌名変更後最初のもの。その後JICC出版、宝島社と出所が変わった。
本棚(新旧サブカルチャー雑誌紹介)
宝島(たからじま)は、宝島社の看板雑誌。現在は「タブーに斬り込む知的探求マガジン」というキャッチコピーの下、アングラ情報を含む情報誌となっている。現編集長は富樫生。1973年7月10日に晶文社より『WonderLand(ワンダーランド)』として創刊。1970年代のサブカル文化の一翼を担った。現在に至るまでに何度もの雑誌自体のコンセプトの変更(リニューアル)を経ている。創刊時の誌名「WonderLand」は、現在も同誌の英文表記として使われている。
宝島 (雑誌) – Wikipedia
1970年代
音楽&カルチャー雑誌という形で植草甚一らの手によって世に出された(創刊号の特集はキャロルであった)。これは企画当初、アメリカの雑誌「ローリング・ストーン」の日本版を創刊する予定で準備してきたものが、版権取得が不調に終わったため、別雑誌として内容・誌名を新たにして発行されるに至った、というもの(実際、日本語版「ローリング・ストーン」は同年桑原茂一らによって刊行されるのだが、売れ行きは思わしくなく3年ほどで廃刊になる。理由は、記事内容があまりにも“アメリカ的”であったため)。
宝島 (雑誌) – Wikipedia
表紙の絵を描いているのは、大橋歩さんです。
植草甚一 マイ・フェイヴァリット・シングス | フクヘン。- 編集者/美術ジャーナリスト 鈴木芳雄のブログ
この雑誌だけがもつフェティッシュな魅力とでも表せそうな
雰囲気
植草甚一 マイ・フェイヴァリット・シングス | フクヘン。- 編集者/美術ジャーナリスト 鈴木芳雄のブログ
「ポパイ」は1970年代のアメリカ西海岸の文化を初めて紹介したことでも知られています。しかし、実は先じて西海岸の風を日本に吹き込んだのは、隣に展示してある「宝島」の初期のものだったのです。
古書古本 スタッフからの情報 買取しますお売りください。(2009-08)
この雑誌から別冊宝島や別冊宝島Real、VOWといった、ムック本等が誕生していった
宝島 (雑誌) – Wikipedia
植草甚一編集時代のB6版
ワンダーランド 創刊号/植草甚一編集/ザ・サーフボーイ | 古本買取販売ハモニカ古書店の雑記
1980年代
落ち込んだ部数を回復させ、危機を切り抜けるため、「宝島」は関川誠を編集としてそれまでの編集方針を替え、YMO、忌野清志郎などのミュージシャンを好んで取り上げるようになり、1980年代的なパンク・ニューウェーブのファッションや音楽や文化の特集を組むようになった。1985年には全ページにカラーグラビアを採用し、誌面は1980年代のポップカルチャーで埋め尽くされた。1980年代後半になるとその傾向は顕著になり、ストリートファッションの特集やロックバンド特集など、当時の若者のバイブルとしてもてはやされた。1987年1月号から誌面がA5判から変形B5判に大型化、モノクロページが復活する。同時に反戦反核路線も明確となった。
宝島 (雑誌) – Wikipedia
1973年に創刊して以来、日本のサブカルチャーを牽引してきた『宝島』は、RCサクセション、YMOなど、まさに時代を作ったアーティストを世に広めた。
音楽だけでなく、現在のカジュアルファッションの礎となるヒステリックグラマー(Hysteric Glamour)、ミルク(MILK)など数々のブランドが“原宿ファッション”を広め、さらにその後の裏原ブームを作り出したデザイナーたちも『宝島』に連載を持っていた。
80’sカルチャーを牽引した『宝島』が復刊 – 新雑誌『宝島AGES』発売 | ニュース – ファッションプレス