「見るな」「悪質」…映画『進撃の巨人』後篇がまたしても”炎上”

銀河鉄道の昼
9月19日に『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』が公開されました。前後編にわけて公開された本作ですが、前篇は原作ファンから酷評され、ネット上のレビューは大荒れでした。後篇も映画化公開される前から”炎上”状態となっており、賛否両論入り乱れています。

映画「進撃の巨人」後篇がついに公開!

9月19日に映画「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド」が封切られました。本作は前後編に分けられた実写映画「進撃の巨人」の後篇に当たります。

前篇は公開されるや否や原作ファンからの大バッシングを食らい、ネット上のレビューはどこもかしこも大荒れ状態、大コケは確実かと思われました。しかし、数字としては興行収入30億円を突破し、観客動員230万人を記録するなど、まずまずの数字におさまりました。

果たして後篇はどうなるのかと多くのファンが見守っていましたが、早くもレビュー欄は炎上状態、評論家からの評価もはっきりとわかれているようです。

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同作は全世界累計発行部数5000万部を突破した諫山創氏による大ヒットコミックを実写化。
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前後編あわせて興行収入60億を目指せるとのこと

同日、東宝は「前後編合わせて興行収入60億円を目指せるスタートを切った」と初日概況を発表した。
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本来の目標の5分の3程度とはいえ興収30億円という立派なヒット作になった
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30日からはアメリカで日本の実写映画としては史上最大級の112館での公開が決定している。
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しかし…前篇はネット民に酷評されまくった

原作ファンの怒りを買った前篇

迫力のある映像に賞賛の嵐かと思いきや、見に行ったファンの多くからは溜息が漏れるほど酷評の嵐
『進撃の巨人』前編厳しい評価 三浦春馬、後編で巻き返せるか? [T-SITE]

監督として樋口真嗣先生、脚本家として町山智浩先生を迎え、ファンが大きく期待していた作品だけに、落胆の気持ちも大きいようだ
【大炎上】映画『進撃の巨人』が酷すぎてファン激怒「巨人がただのオッサンオバサンじゃねーか!!」 | ガジェット通信

なかにはハッキリと「駄作だ!!」「原作を汚された! 許せない!」と言っている人までいる。
【大炎上】映画『進撃の巨人』が酷すぎてファン激怒「巨人がただのオッサンオバサンじゃねーか!!」 | ガジェット通信

原作を知っている人ほど、強い批判をしているように感じ取れる。はじめて『進撃の巨人』という作品に触れた人も酷評している
【大炎上】映画『進撃の巨人』が酷すぎてファン激怒「巨人がただのオッサンオバサンじゃねーか!!」 | ガジェット通信

海外でヒットしているという内容の記事まで炎上

“エレン”を演じた三浦春馬

7日には、『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』について、「7月にハリウッドで行われたワールドプレミア上映会でも随所で歓声が飛び、観客の心を掴んだ」と報じるニュースも
「ここまでくると嫌がらせ……」絶賛炎上商法中(!?)『進撃の巨人』水原希子“世界が高く評価”報道の違和感|おたぽる

記事の中では、特にミカサ役を演じた水原希子は世界中から高く評価されており、その人気は日本にとどまらず、世界へと広がっていきそうだと、天井を突き破らんばかりに持ち上げている
「ここまでくると嫌がらせ……」絶賛炎上商法中(!?)『進撃の巨人』水原希子“世界が高く評価”報道の違和感|おたぽる

このニュースに、もともと原作からの大幅な改変に憤っていたファンが噛みつき、「ここまでくると嫌がらせとしか思えない記事」「“日本にとどまらず”って、日本で人気なかったろうが!」と爆発
「ここまでくると嫌がらせ……」絶賛炎上商法中(!?)『進撃の巨人』水原希子“世界が高く評価”報道の違和感|おたぽる

ここまで原作ファンを怒らせる映画も珍しいが、果たして公開が迫る後編の出来はどうなっているのだろうか
「ここまでくると嫌がらせ……」絶賛炎上商法中(!?)『進撃の巨人』水原希子“世界が高く評価”報道の違和感|おたぽる

ネット上のレビューは”大炎上”状態だった

“ハンジ”を演じた石原さとみ

8月1日に公開された前編『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』のレビューページでは、3200件以上のユーザーレビューが集まり、平均評価は5点満点中2.22点(9月14日時点)
(1ページ目)映画『進撃の巨人』後編に公開前から酷評の嵐「嫌な予感しかしない」 – デイリーニュースオンライン

一時期話題になった「カリモクのソファーを抱いて溺死しろ」と題した酷評レビューを筆頭に、酷評レビューがずらり。
(1ページ目)映画『進撃の巨人』後編に公開前から酷評の嵐「嫌な予感しかしない」 – デイリーニュースオンライン

映画ファンの間では「難民の駆け込み寺」(観たい映画のチケットが買えない客がしかたなく観る映画)とさえ揶揄される
水原希子も三浦春馬も真っ青!?大コケ「進撃の巨人」に連日苦情が殺到! | アサ芸プラス

「監督、脚本に加え、ヒロインの水原希子や主題歌のセカオワまでが戦犯扱いされる中、主演の三浦春馬には『日本一芝居が下手な若手俳優』のレッテルが貼られてしまいました」
三浦春馬『進撃の巨人』演技酷評で「ナンバー1の“ド下手俳優”は誰だ?」論争勃発中!|おたぽる

(映画ライター)

そして後篇は公開前から大荒れ状態

“ミカサ”を演じた水原

公開された映画後編のレビューページに酷評が寄せられている。レビューの多くは、前編終了後に劇場で流された後編の予告動画や、PRポスターに関する苦情だ。
(1ページ目)映画『進撃の巨人』後編に公開前から酷評の嵐「嫌な予感しかしない」 – デイリーニュースオンライン

「こっちはある意味もっと凄まじい。公開1カ月前からすでに酷評が100件以上溜まってきてます。つまり、前篇を観たアンチたちのネガティブキャンペーンでしょうね」
水原希子の顔面だけで駄作!?「進撃の巨人」後篇も酷評レビューが決壊寸前 | アサ芸プラス

「『人生史上最低の映画』『予告編を流さないでほしい』『水原希子の演技がド素人』など散々です。公開直前でヤフーの平均点が1.7点のどん底レベル」
水原希子の顔面だけで駄作!?「進撃の巨人」後篇も酷評レビューが決壊寸前 | アサ芸プラス

「配給会社である東宝の全面バックアップによるとんでもない上映回数の多さで、強引にランキングを押し上げる作戦のようですから、再びファンとアンチを巻き込んでの1点と5点の乱れ打ちになるのではないでしょうか」
水原希子の顔面だけで駄作!?「進撃の巨人」後篇も酷評レビューが決壊寸前 | アサ芸プラス

実際に見た人たちの感想は…今度は映画ファンも激怒している

hiroshi@xxhiroshixxxx

進撃の巨人後編を観たんだけどこれは酷いなあ。前編はともかくとしてこれは…何が悪いって脚本だろう。特撮に関しては予算とかいろいろできること出来ないことあるのはわかるけどさ、これはないわ

CoULi0(うり)@couli01218

進撃後半見たんだけど前編よりくっそつまんなかったんだけどwwwwww
原作云々じゃなくて映画としてオチなしすぎ酷いwwwwww

言うまでもなく、「原作らしさ」は皆無だが…

どう頑張っても原作ファンの反発は避けられない…

特撮やSFXは前作の延長にあり、巨大な人型が激突する質量や、か弱い人間の視点から見上げる怖さはブラッシュアップ
「心臓を捧げよ!」実写版「進撃の巨人」後編に制作陣のギリギリの覚悟を見てしまった – エキレビ!(3/3)

原作ファンが期待した『進撃の巨人』らしさは薄く、猛スピードで風呂敷を畳む疾走感はあるものの、オチは観客を“怒らせる”タイプです。
「心臓を捧げよ!」実写版「進撃の巨人」後編に制作陣のギリギリの覚悟を見てしまった – エキレビ!(3/3)

邦画の限られたリソース、原作とは違うオリジナルの結末など、調査兵団なみに報われない任務
「心臓を捧げよ!」実写版「進撃の巨人」後編に制作陣のギリギリの覚悟を見てしまった – エキレビ!(3/3)

その中で「せめて観客の心に傷を残す」スタッフの意地を堪能してはいかがでしょう。
「心臓を捧げよ!」実写版「進撃の巨人」後編に制作陣のギリギリの覚悟を見てしまった – エキレビ!(3/3)

速水健朗さんいわく「バカの壁」を試すような作品だという

「観る人がどれだけ壁の意味を見つけられるか」

前篇が巨人の映画であるなら、後篇は壁の映画だ。壁を多重に描くことで、権力構造と描くべきドラマがいくつも生まれた。
(2ページ目)速水健朗が考察する、『進撃の巨人 後篇』で描かれた「壁」の意味|Real Sound|リアルサウンド 映画部

人と壁を巡る物語。登場人物の心の中にも、心の壁が築かれている。エレン視点では、壁の向こう側を見つけようとする青春ドラマ。
(2ページ目)速水健朗が考察する、『進撃の巨人 後篇』で描かれた「壁」の意味|Real Sound|リアルサウンド 映画部

シキシマ視点では、自分の中の壁に気づく「自分探し」のドラマだ。ミカサの中の壁が描かれなかったことは悔やまれる。
(2ページ目)速水健朗が考察する、『進撃の巨人 後篇』で描かれた「壁」の意味|Real Sound|リアルサウンド 映画部

こうした「壁」の解釈で見えてくるものが違ってくる。観る人がどれだけ壁の意味を見つけられるか。「バカの壁」を試すような作品でもある。
(2ページ目)速水健朗が考察する、『進撃の巨人 後篇』で描かれた「壁」の意味|Real Sound|リアルサウンド 映画部

映画史研究家の春日太一さんは「見るな」とバッサリ

https://matome.naver.jp/odai/2144306803386722501
2015年09月24日