【衝撃】バチカンの天文学者が宇宙人の存在を公言!! 「信仰となんら矛盾していない」

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NASA(米国航空宇宙局)が新たに発見した惑星「ケプラー452b」。驚くほど地球に似た惑星であるとの発表に「ついに宇宙人が存在する惑星を発見したかもしれない!」と世界中から強い関心が集まっている――。

英「Daily Mail」紙によると、この惑星の発見にカトリック教会の総本山でもあるローマ・バチカンの天文学者までもが「ケプラー452bの発見は、地球外生命体が存在するという信念を強める発見であった」と興奮気味に発言、大いに話題となっているようだ。

本題に入る前に「ケプラー452b」について少し解説しておこう

この惑星は、今年7月にNASAのケプラー宇宙望遠鏡によって発見された。約1400光年離れた白鳥座に位置し、15億年ほど地球より年上であるとのことだが、NASAによると“地球のいとこ”と呼べるほど似た環境にあるという。その形や地表熱、液体状の水分、そして火山が存在する可能性、さらに地球にとっての太陽のような恒星「ケプラー452」との関係もソックリなのだとか。

「ケプラー452」は、太陽よりも10%大きく20%明るい恒星だが、今回発見された「ケプラー452b」は、この「ケプラー452」を恒星とし、生命が誕生するのに適した環境にあるといわれるハビタブルゾーン(生命居住可能領域)を385日かけて公転していることもわかっている。

バチカン「宇宙は神が創造したもの。宇宙人がいてもおかしくはない」

さて、カトリック教会が「地球は動いている」と提唱したガリレオ・ガリレイの地動説を批判してから、380年の時が過ぎた。天動説が支持されていた時代だっただけに、初めて「地動説」を提唱したガリレオは、カトリック教徒からすればとんでもない異端児であったのだろう。当時、我々人類が宇宙へ飛び立ち、火星への移住計画が持ち上がるまでの進歩を遂げるとは、誰にも想像できなかったに違いない。

しかし時代は完全に変わった。我々は宇宙人が存在するかもしれない惑星を発見するまでに至ったのだ。そして今回の衝撃発言が飛び出した、というわけだ。

ケプラー452b」について、1582年に設立されたバチカン天文台の所長フネス神父は、「近い将来に起こることはない」と前置きした上で「いつかそこで暮らす地球外生命体と接触するかもしれない」と語っている。

コルドバ国立大学で天文学を学んだフネス神父は、“宇宙はすべて神が創造したものであり、地球外生命体への探求は信仰となんら矛盾はない”という信念のもと、積極的に地球外生命体の存在を公言している人物の1人である。バチカンの日刊紙「オッセルファトーレ・ロマーノ」でも「圧倒的なほど未知の惑星が存在する中で、生命体が我々だけということはない」と地球外生命体の存在を主張し、「ケプラー452bの発見は、そこで暮らす生命体や文明の発見にもつながるかもしれない」と述べているのだ。

もっとも現在の技術では、1400光年も離れた惑星に探査機を送れるはずもなく、「ケプラー452b」の全貌が明らかになるにはまだまだ時間が必要になるだろう。しかし380年前のカトリック教会がそうであったように、数百年後は現在の私たちが想像もできない未来が待っているのかもしれない。実に夢とロマンに満ちた話ではないか。

https://matome.naver.jp/odai/2144284795806351201
2015年09月22日