13日に初日を迎えた大相撲秋場所
そんな中、秋場所は波乱のスタート
初日から白鵬が2連敗を喫する
白鵬が連敗するのは、小結時代の2005年九州場所以来のこと。当然、横綱昇進後は初の連敗となる。
日本経済新聞 2015年9月15日版
小結時代から1度も連敗していない、というのも驚きだが、今場所の連敗がいかに驚きのニュースかがわかる。
場所前には宮城野部屋の移転に伴い、慣れ親しんだ土俵での調整ができず、連日の出稽古を余儀なくされている。
相撲 | NHKスポーツオンライン -NHKスポーツ番組総合情報サイト-
調整不足は否めなかったか。
白鵬は休場を発表
大相撲の横綱・白鵬が15日の秋場所3日目から休場することになりました。白鵬が休場するのは8年前に横綱に昇進してから初めてです。
横綱・白鵬 きょうから休場 NHKニュース
原因は膝の痛み、ということが発表されています。
夏巡業の天童王将場所では親指の付け根に痛みを訴え、取組を回避している。
白鵬、原因不明の右足親指付け根痛…巡業取組回避 – 大相撲 : 日刊スポーツ
「本人は、巡業中の怪我をかばってしまっていたのかもしれない。」と左ひざの怪我の原因が、巡業中の右親指付け根の違和感にある可能性を示唆した。
白鵬が休場を発表「力が入らない状態ですから」 (日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース
白鵬東京・墨田区の病院で検査を受けた後「左膝の炎症がありましたね。力が入らない状態ですから、休場ということになりました。皆さんに申し訳ないと思いますけど、大目に見てもらいたいと思います」と話した。
白鵬が休場を発表「力が入らない状態ですから」 (日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース
場所前の伊勢ケ浜一門の連合げいこで左ひざを痛めたとされている。
日本経済新聞 9月15日版
白鵬休場のニュースはファンの間でも衝撃を持って受け取られている
Msi@Msi1020
keiko sato@minibarak
白鵬の体にも限界が来ている?
白鵬は横綱昇進から8年間、1度も休むことなく、角界を支えてきた。
横綱の朝青龍が2010年に引退してからは16場所もの間、1人横綱として千秋楽を勤め上げ、その在位中には八百長や野球賭博等の問題も起こり、春場所が1度開催中止に追い込まれたりもした。
その間、大相撲人気に陰りが見えたこともあった。
それでも毎場所コンディションを崩さず、1番1番、勝ち星を伸ばし、優勝回数でも歴代1位の記録を打ち立てた。
その結果として今の大相撲人気がある。
今、新たな若い世代の力士の対等などで、若貴時代に迫る勢いを大相撲が見せている。
そして、その間の時代を支え、ここまで持ってきたのは間違いなく第69代横綱、白鵬の力だ。
ただ、8年間、横綱として手本になるような相撲を取り続けて、白鵬の体にもがたが来はじめているのかもしれない。
今では負けるだけで大騒ぎになる、大横綱となった。
身体には徐々にがたが来はじめているかもしれないが、
これまでの経験を存分に生かし、来場所以降も優勝争いを面白くしてほしい。
これで今場所、横綱は鶴竜1人となる
鶴竜は横綱昇進後初の優勝をする好機が訪れたといえるが、昇進後初の横綱の重圧に耐えきれるか。
今場所中の満員御礼見込みがあるだけに、重圧は相当のものになるはずだ。