日本のゴミ事情
1日15万トン、年間5千万トン以上のごみ(一般廃棄物)を排出しています(平成18年度)。これは10トントラック換算500万台分に相当します。
環境問題::世界及び日本のごみ問題の実態|環境創造株式会社
税金及び処理されているごみ処理事業経費年間2兆円(1人当たり17,900円)になります。
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日本のリサイクル法の欠点
第一に、企業:生産者責任が含まれていない。
第二に、市民:使用者責任が含まれていない。
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この二つが考慮されないと、ゴミは一向に減りません。
結果として、毎月の一家庭でゴミ処理費を3万円以上負担しているのです。
環境問題を知ろう|NPO法人ネットワーク『地球村』
世界の国々では
環境省の環境統計によると
2005年(単位:千t)
アメリカ合衆国 222,863
韓国 18,252
フランス 33,963
ドイツ 49,563
イタリア 31,677
スペイン 27,593
英国 35,077
日本と世界の国の焼却炉数を比べてみると
焼却炉の数 (OECD2008)
日本1243
アメリカ351
フランス188
ドイツ154
スウェーデン28
イギリス55
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日本のゴミ焼却場数はダントツで世界一です。
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日本のごみ焼却量はヨーロッパの環境先進国の10倍以上で、ダイオキシン排出量も世界一です。
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日本のごみ処理の現状・・
日本は欧米諸国に比べ、ゴミ焼却炉が非常に多い状況です。その理由は、国土が狭いうえにゴミが大量に発生するからです。なんと他の先進国に比べ、10倍以上ものゴミ処理費用がかかっています。
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日本のゴミの最終処分場は後10年分程度しかありません。
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Greggの面白い取り組み
“7 Days of Garbage” 「1週間分のゴミとその持ち主を写す」
〈1週間分のゴミ〉と撮った衝撃のポートレート。あなたの出すゴミは、7日間でどれくらいでしょう?
参加者からの声は「たった1週間でこんなに地球にダメージを与えていたのか…」等様々です。
Amy Coulson@MissMaimy
まず最初に知っておきたいこととして
私たちにできること。
ごみ削減の5R
Refuse:ごみ源を拒否
Reduce:ごみを削減
Reuse:ごみ再利用
Recycle:ごみを資源に再生
Resolve:ごみの分解
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これらをやってみてはいかがですか?
世界各国の取り組み
「デポジット制」
企業責任と消費者責任をつなぐ方法のひとつ、預かり金(デポジット)システム
商品を買うときに一定のデポジットが徴収され、使用後、お店に持っていくときにデポジットを返してくれるシステム。
少し昔の例では、ジュースのビンに 10~30円上乗せして、お店に空き瓶を持っていくとビン代が返金されたシステムです。
オーストリアなどでは廃棄時にデポジットのおよそ1万円が戻ってきますので、不法投棄は減る仕組みがあります。
ヨーロッパのごみ政策
循環経済法によって「経済活動を自然の循環の範囲内で」と大枠が設定されています。
そのおかげで、使い捨て容器に高額の税金、ゴミの完全分別、生ゴミの堆肥化、デポジット制の導入などが整然と実施されています。
ゴミを作らない、売らない、買わない社会システムの基盤がしっかり整備されています。
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