現代自動車はトヨタの『プリウス』を捕捉するために開発中の準中型親環境専用モデル、AE(プロジェクト名)を年末に発売しようとしたが、対内外状況を考慮して来年に発売する事にした。
当初現代自動車は年内にハイブリッドAEモデルを発売して、来年に電気自動車とプラグインハイブリッドモデルを追加して、3種のラインナップを備える計画だった。
現代自動車の関係者は、「AEの開発はほとんど終わった状況だが、競争会社などの諸条件などを考慮して来年に発売する計画だ」と話した。
現代自動車が初公開するAEは、全世界のベストセラー車であるトヨタの『プリウス』を捕捉できる期待が大きい。次世代のアバンテを基盤に5ドアハッチバックの形態で、4気筒1.6Lのガソリンエンジンと電気モーターを結合してハイブリッド専用変速機を組み合わせる方式である。
巷ではAEの燃費は20km/lを軽く超え、トヨタのプリウスよりも良いとの予想まで出ている。
業界の関係者は、「プリウスが卓越した燃費で全世界のハイブリッドカー市場を席巻したが、AEの燃費の方が良いという噂が流れて期待が大きい」と明らかにした。
先立って現代自動車は去る7月、プラグインハイブリッド(PHEV)を追加した2016年型ソナタを発表した。
PHEVモデルはハイブリッド車両に外部充電システムを適用して、EV(電気)モードとHEV(ハイブリッド)モードで全走行を可能にした親環境車両である。
ソナタPHEVは外部充電を通じてバッテリーをフル充電した後、モーターだけで44kmの走行が可能だ。 渋滞が酷い都心ではモーターで走行して、高速走行が可能な道路ではエンジンを主動力として使うHEVモードを通じて経済性を最大化する事ができる。ソナタPHEVの燃費はHEVモードで17.2km/l、EVモードでは4.6km/kWhである。
パクリ文化の奥深さという点で中国と双璧をなす韓国の、とある企業がまたやってくれそうだ。

https://matome.naver.jp/odai/2144135713125571101/2144135751225817703
ヒュンダイ自動車。販売台数が低迷しているうえ、ウォン高による輸出採算の悪化で厳しい経営が続く同社が起死回生を狙って年内にも投入する新型車が、トヨタ自動車のベストセラー車「プリウス」と酷似していると話題になっているのだ・・・
「似すぎている…」
そう専門家たちを騒然とさせているのが、今年に入り、自動車専門メディアで開発状況とその姿が何度か“スクープ”されている、その名も「プリウスハンター(通称)」。
現代自が、年内に市場投入するハイブリッド専用車だ。
外観だけではなく、中身もトヨタと同様のハイブリッドシステムを使用し、搭載するガソリンエンジンもプリウスと同程度の排気量となる
現代自のプリウス対抗車は、1.6リットルガソリン直噴(GDi)エンジンと電気モーターの組み合わせを選択し、いよいよ韓国国内でテスト走行を始め「デビューが秒読みに入った」と報道している。
そこに掲載されている写真をみても、黒いシートでマスキングはされているものの、リア部分のシルエットはプリウスそっくりだ。
現代自のパクリ疑惑には枚挙に暇がない
主力の中型セダンのソナタには、かつてホンダ・アコードやマツダ車などの模倣が取りざたされたことがあるほか、高級セダンのグレンジャーにも多くの日本車や欧米車と似ているとの指摘があった。外観だけでなく、ロゴマークやテレビコマーシャルなどにも、これまで多くの模倣疑惑が持ち上がっている。
しかも、かつては“粗悪”“安物”のイメージが強く、なかなか欧米や日本のメーカーに追い付くことはできなかった。
今世紀に入りもともとの価格の安さのにウォン安も追い風となって、日本を除く先進国市場でも販売拡大に成功。
近年は、年間の世界販売台数が800万台規模に達し、世界で5位、アジアでもトヨタに次ぐ規模のメーカーにまで急速な成長を遂げた。新興国だけでなく欧米でもシェアを奪われた日本メーカーにとって、現代自は「日本車キラー」として脅威となり、それまでとは逆に、日本メーカーが現代自のデザインを真似ているなどと韓国国内では指摘されるに至った。
ここ数年の円安ウォン高で日本メーカーの輸出競争力が息を吹き返すと、現代自の海外での販売にブレーキがかかる
米国では燃費の誇大表示問題で、当局に1億ドル(約120億円)の制裁金が課されるなどイメージ悪化もあり、14年の米国の新車販売では“ライバル”と位置付けるトヨタやゼネラルモーターズ(GM)が前年比で5%以上の伸びを記録する中、現代自(起亜自動車除く)は0.7%増の約72万台にとどまった。
今年に入ってからも苦境は続き、韓国紙・中央日報によると、5月の現代自の米国市場での販売台数は6万3610台で前年同月比10.3%減と大幅に減少。
さらに厳しいのは得意としていた中国市場での販売だ。
人気となっているSUVの投入遅れなどが影響し、今年4~6月期は前年同月期15%減の約23万台と急減速した。米中での失速により、現代自の4~6月期の業績は6四半期連続の最終減益と底が見えない状況に陥っている。
エコカー市場でトヨタに次ぐ2位を狙う
現代自の力の入れようは並みではない。6月に亜州経済に現代自の関係者が語ったところによると、プリウスハンターでは「クラス最高の燃費を実現する予定であり、プラグインハイブリッドモデルとしても発売する計画だ」と豪語した。
真っ向勝負を挑まれたトヨタも、11月には「新型プリウス」を発売するとみられている。軽量化などにより、燃費は現行のリッター=32.6キロを大幅に上回る40キロ超と予想されている。16年に特許切れとなるトヨタのハイブリッド技術を使っているともいわれ、スタイルも現行プリウスに似た「プリウスハンター」が、本家トヨタの新モデルを性能で凌駕することが本当にできるか。結果は年内にも明らかになる。