ビール系の税額が統一に!知っておきたい酒税法

yukiyuki300
酒税見直しでビールの税率が減税!一方で、発泡酒と第3のビールは増税で直撃。酒税法とは?

●酒税法とは

酒税法にはお酒の定義や分類・税率など基本的な事項が定められています。 また、酒税を円滑かつ確実に徴収するために納税義務者や製造免許・販売業免許の取り扱いについて定めています。 ちなみに酒税法上でいうお酒(酒類)とはアルコール分1%以上の飲み物(飲料)のことを指します。
酒税法 | おいしいビールができるまで | サッポロビール

度数90度以上で産業用に使用するアルコールについてはアルコール事業法で扱われる。

日本において酒類製造免許がない状態でのアルコール分を1%以上含む酒類の製造は、酒税法により原則禁止されている。これに違反し、製造した者は酒税法第54条により10年以下の懲役又は100万円以下の罰金が科せられる。
酒税法 – Wikipedia

●税額が変わります!

年末にかけて与党やビール業界と調整し、来年度税制改正に盛り込むことをめざす。

●目的

税収の確保というよりも、既存の酒屋さんの保護というところに主眼があるようです。

コンビニや量販店などによって大量販売がなされていますが、他方で、町の酒屋さんは第三のビールばかりを売っていたのでは経営が成り立たず、かといって高いビールを売っても買ってもらえず、廃業するお店も多いのも事実です。
ビール類の「酒税統一」へ! 知っておきたい酒税法の基礎知識 – ネタりか

●消費者は

ビール系飲料のシェア(大手5社)をみると(2014年1月16日ロイター記事より)、ビールが50%、発泡酒が13.5%、第3のビール36.5%であり、さらに第3のビールは9年連続で前年比プラスとなっています。ここでもビールがシェアが50%と一番大きいのですが、逆に半分しかないとも言えます。
ビール税の引き下げはなぜ望ましいのか、消費者目線で考える (THE PAGE) – Yahoo!ニュース

ビール税引き下げとともに発泡酒や第3のビールの増税となれば、ともかく安くたくさん飲みたい人には、税負担が増えるでしょう。今までは我慢していたビールをこれまでよりは買いやすくなりますので、ビール税引き下げは望ましいはずです。
ビール税の引き下げはなぜ望ましいのか、消費者目線で考える (THE PAGE) – Yahoo!ニュース

●「企業努力なのに」と批判も

ビールの販売が落ち込む反面、発泡酒や第3のビール売り上げが急増している
ビール税、引き下げを検討 第3のビールなどは増税 「企業努力なのに」と批判も

ビールは高いからと発泡酒や第三のビールを買ってきた人が多くなったそう。

大手ビールメーカーのサッポロは、第3のビールとして発売した「極ZERO」を、国税当局から第3のビールには当たらないのではないかとの指摘を受け、116億円を追加納税した。「極ZERO」は製造方法を一部見直し、7月15日から発泡酒として再販売することになっているが、酒税も変わるため価格が値上がりすることが見込まれる。
ビール税、引き下げを検討 第3のビールなどは増税 「企業努力なのに」と批判も

税率が高いビールにならないように開発したお酒の税率が上がるのは、企業にとっては最悪だ。

●Twitterでの意見

はんたー@hunternameg

発泡酒がビールよりおいしいから登場したならわかるけど、そうじゃないでしょ、っていう話。

jdeathblackmetal@jdeath666

ビール値下げは歓迎

きっちょむ@kitchomP

第三のビールおわた?

けんたろ@elfenlied_EX

ビール以外を作る会社がなくなるんじゃね?

羽槻@hanedukicat

企業の努力を全て水の泡にするビール系税額統一。系ときたか……

嘴(38)@re_kth

「発泡酒が高くなるなんて」って、そもそもそんなにビールもどきが飲みたかったの? 安いからビールもどき飲んでただけじゃないの?

@kt0hya

発泡酒と第三のビールが事実上死刑宣告喰らったか。
https://matome.naver.jp/odai/2144089448040700401
2015年08月30日