不思議な世界観を体験できる?鏡を巧みに使った芸術作品

dgr
その空間だけ現実とかけ離れた感覚を感じるかも?鏡って不思議ですね。

Kuru Kuru

鏡がクルクル回転する作品
とてもシンプルな作品ですが、これだけで空間が
曲がったり、視覚が狂うように見えるそうです。

イェッペ・ハイン氏の作品です。

こちらは別の世界が見える様に見えますね。
鏡の世界ってこんな感じなのかなぁ?

『Kuru Kuru』と題された本展では、ときに円というかたちに悟りや真理を象徴させる日本文化に寄せて、円形、球形をした作品を展示する。
鑑賞者と空間の対話をテーマにしたユーモア溢れる作品、イェッペ・ハイン『Kuru Kuru』展 – art-designニュース : CINRA.NET

鏡に映り込む反射で風景を変容させつつ、同時に風景にカモフラージュしてなじませ視覚や空間の感覚を惑わせる鏡で出来た迷路の作品
若手気鋭作家イェッペ・ハインさん、谷中のギャラリーで個展 – 上野経済新聞

回転する鏡が時に別の鏡を写し、そこに無限回廊を作り上げます。また前者のオブジェの前に立つと、位置によっては自分の体の一部分が消えてしまったかのような錯覚を与えられました。
「イェッペ・ハイン – Kuru Kuru」 SCAI – はろるど

鏡の様に映り込む作品が多くて、周りの環境と自分の関わり合いを第三者のように、観るという感じがしました。
イェッペ・ハイン 「Kuru Kuru」 « around ART

鏡の向こう側の世界があるような。その向こう側を別の世界に
感じるというようなそういう作りになっていたような気がします。
イェッペ・ハイン 「Kuru Kuru」 « around ART

回転する迷宮

鏡の柱が人の感覚を狂わせる
入った人の感覚を狂わせる作品。

イェッペ・ハイン氏の作品です。

鏡張りの薄い柱が二重の円状に並び、外側の円と内側の円が
ゆっくりと反対方向に回転する作品「回転する迷宮」
デンマーク人若手作家、金沢21世紀美術館で日本初個展 – 金沢経済新聞

イェッペ・ハインさんの作品《回転する迷宮》は、丸い部屋の中で
たくさんならんだ鏡の柱がゆっくりと動きながら、
誰かが迷い込むのを待っているかのようです。
金沢21世紀美術館 | 子どもギャラリーツアー「鏡の迷宮を探検しよう」

鏡に自分がいっぱい映るからちょっとしたミュージカル映画気分(映画「シカゴ」とか)を味わえて楽しい
KAZKISS BLOG:金沢21世紀美術館は噂どおり凄かった…! – livedoor Blog(ブログ)

気持ち悪くなったりとかはありません。ただ、視覚や平衡感覚に
及ぼす作用は間違いなくありました。
あるYoginiの日常 「イェッペ・ハイン 360°」 金沢21世紀美術館

Kuru Kuru、回転する迷宮を製作した方のリンク先です。

Trace Heavens

光と鏡のコラボレーション!
家の隙間から光を差し込み、鏡で反射させた
芸術作品です。入射角と反射角をうまく
計算した素晴らしい作品ですね。

James Nizam氏の作品です。

このようにさらに複雑にする事も可能です。
この作品、なんと家に直接穴を開けています!
芸術という物は、時に大きな犠牲をしなければ
できないこともあるんですね。

このプロジェクトではJamesさんが家に直接穴を明け、そこから差し込む光を鏡でコントロールし、その光の形を写真に収めています。
http://www.jamesnizam.com/

Mirrored series

人型の鏡と自然が同化!
これスゴイなぁ。見事に自然と溶け込んでいる!
初めて見た時は絶対にビックリするわ。

MASLEN氏とMEHRA氏の共同作品です。

まるで絵本の世界にいるかのようですね。

ロンドンを拠点に活動する二人のアーティスト・MASLEN氏とMEHRA氏によって制作されており、自然と鏡の織り成す不思議な
風景を楽しむことができます。
自然の中に人の存在感を感じられるアート作品「Mirrored series」: DesignWorks Archive

実際には人の形に切り抜かれた鏡を自然の中に置くことで、まるでそこに人の存在があったかのような幻想的な空間が演出されており、その不思議な世界観が観客を釘付けにします。
自然の中に人の存在感を感じられるアート作品「Mirrored series」: DesignWorks Archive

The Square

たった1枚の鏡で自然と同化
手が見えますが、自然と同化していますね。
たった一枚で出来るとは、凄い・・・。

Seokmin Ko氏の作品です。

これは波のタイミングが重要ですね。
良い作品が出来るまで、ずっと波と戦っています。
根性も必要な作品だと思います。

韓国生まれで現在NYで活動しているSeokmin Koの
3年に渡るプロジェクト「The Square」。
でもそこにいる:The Square by Seokmin Ko | wagamamaya

海や、草原、山中の道路などに鏡を持って、
自分の身をカモフラージュするという作品。
迷彩よりカモフラージュ可能。鏡を使って自然に潜り込む作品 | FABmedia

鏡を持ち風景に溶け込む、でも完全に消え去るわけでなく鏡を
ホールドする小さな手も見えている。
でもそこにいる:The Square by Seokmin Ko | wagamamaya

自分が隠れるくらいの大きな鏡を持って風景に紛れるというユニークな作品になっていて、一箇所だけ景色がズレているような違和感が面白いです。
鏡一枚でカモフラージュ!違和感を楽しむユニークな写真作品

Heaven on Earth

天国に導く階段?
階段の上に、鏡の階段が重なっています。
その鏡に映された風景は青空。

Shirin Abedinirad氏の作品です。

この階段を使うと天国に行けるのかな?

まるで、空が階段になってしまったようなこの作品は、
イランのアーティストShirin Abedinirad氏が制作した
「Heaven on Earth」。
空のサンドウィッチ!ミラーの階段に映し出されるブルースカイ「Heaven on Earth」 : ジャポンタ

タイトルの「Heaven on Earth」のように地球上に現れた天国への階段を彷彿させる、ミラーと階段、そして自然を取り入れたミラーアートである。
空のサンドウィッチ!ミラーの階段に映し出されるブルースカイ「Heaven on Earth」 : ジャポンタ

”空中散歩”というのはこのことを表すのかもしれませんね。
シンプルなアイデアだけど、その日の気分をガラッと変えてくれる
ような良い作品だと思います。
青空の上を歩いてみよう。日常に現れた鏡張りの階段アート。

Evocation

そこにはいつも青空がある
砂漠に突如現れた円状の鏡。
鏡に映し出されたのは美しい青空。
見方によっては水にも見えますね。

Shirin Abedinirad氏の作品です。

宇宙に情報を発信しているようにも見える?

2013年に公開された、イランの砂漠の上に丸い鏡を置いて
空を映した「Evocation」です。
世界中のどこにでも青空は広がっているよ | roomie(ルーミー)

いつでもそこにある空。それを映す鏡。風や雨、そして、それを
見る人の心によっても見える景色は違ってくるのかもしれません。
世界中のどこにでも青空は広がっているよ | roomie(ルーミー)

Mirrored Ziggurat

鏡のピラミッド!?
私だけでしょうか?このピラミッド浮いている?

Shirin Abedinirad氏の作品です。

青空の時に真上から見ると、
美しい青のピラミッド見れます。
夕焼けになると黄金のピラミッドに変身!

古代メソポタミアで数多く作られたZigguratと呼ばれるピラミッド状の建造物に着想を得て、このインスタレーションを作り上げた。
透明?浮かんでる?だまし絵みたいなピラミッドが面白い − ISUTA(イスタ)オシャレを発信するニュースサイト

周囲の景色に溶け込む姿は、透明のようでもあり、
浮いているようでもある。
透明?浮かんでる?だまし絵みたいなピラミッドが面白い − ISUTA(イスタ)オシャレを発信するニュースサイト

アングルによって地面と背景がシームレスに見えたり、青空がスライスされているように見えたり、芝生が均等なボーダーラインになっていたり…写真上でも様々な光景が見られます。
鏡を使ったアート作品が映し出す、不思議で美しい世界をご覧あれ : ギズモード・ジャパン

オブジェクトの両側で対照的に共存している、光と陰。通常なら陰しか見えないはずなので、これは鏡を使った(しかも屋外に置かれた)アート作品ならでは。
鏡を使ったアート作品が映し出す、不思議で美しい世界をご覧あれ : ギズモード・ジャパン

Heaven on Earth、Evocation、Mirrored Zigguratを製作した方のリンク先です。

https://matome.naver.jp/odai/2144046462051769001
2015年08月26日