某夢の国を風刺?悪夢のテーマパーク「ディズマランド」開園。手がけたのは覆面芸術家「バンクシー」!!

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英国の覆面ストリートアーティスト、バンクシーの作品などを集めたテーマパークが期間限定で英国にオープンします。

悪夢のテーマパーク「ディズマランド」がオープン

朽ち果てたおとぎの城やパパラッチに囲まれたシンデレラ、移民船の航行ゲーム――。神出鬼没のアーティスト、バンクシーが手がけたテーマパークが英イングランド南西のウェストンスーパーメアに期間限定でオープン
CNN.co.jp : 「悪夢のテーマパーク」開園、バンクシーが手がける 英 – (1/2)

テーマパークの名はディズニーランドならぬ「ディズマランド」。ミッキーマウスの耳を付けたけだるそうな係員に出迎えられ、古い公共プールを改装してつくったパーク内に入ると、メインアトラクションの朽ち果てた城が目に入る。
バンクシーが手がける「ディズマランド」の中身とは? – ライブドアニュース

バンクシーいわく「お子さまには適さないファミリー向けテーマパーク」とのこと。

「dismal」には「陰うつな」「暗い」といった意味がある。
あのお城やプリンセスがヤバいことに…ディズニーランドを風刺した「ディズマランド」が英国に登場 – IRORIO(イロリオ)

ディズマランドは50以上のアーティストの作品群にバンクシー自身の10作品で形作られ、8月22日〜9月27日までの5週間期間限定で訪れることができる。
夢の国を皮肉った『ディズマランド』! 仕掛けたのは覆面作家・バンクシー | ニコニコニュース

朽ち果てたお城やグニャグニャに歪んだ人魚のオブジェ、横転したカボチャの馬車などなど、どれも某夢の国を強烈に皮肉ったものばかり。おい、消されるぞ……!
イギリスのアーティストが某夢の国を皮肉ったテーマパーク「ディズマランド」開園 ディストピアすぎて子供泣きそう – ねとらぼ

入場料は1人3ポンド(=約580円)で、期間中は毎日11時から23時まで開園。なおサイトには、園内に持ち込み不可能なもの1つとして「ウォルト・ディズニー・コーポレーションの弁護士」が挙げられています。
イギリスのアーティストが某夢の国を皮肉ったテーマパーク「ディズマランド」開園 ディストピアすぎて子供泣きそう – ねとらぼ

「ディズマランドへようこそ 人生はいつもおとぎ話ってわけじゃない」

ディズニーランドのように「世界一幸せな楽園」ではないかもしれないが、地元住民やバンクシーのファンはこのプロジェクトを歓迎している。
覆面芸術家バンクシー、期間限定テーマパークを英国にオープン| Reuters

園内を取材した英メディアによると

ディズニーランドのように、ウォルト・ディズニー社のシンボルであるシンデレラ城に酷似したロゴ付きのリストバンドがゲストたちに配られる。

しかし、似ているのはこれだけだ。ここにあるものは全て、殺風景な色合いが目立つ。黒、茶色、汚いグレー、そして所々に鮮やかな赤が使われている。スタッフですら、このような色合いだ。
悪夢のテーマパーク「ディズマランド」が期間限定オープン その全容が明らかに

アトラクションの中に入ると、みずぼらしいなりをした守衛たちが偽のセキュリティエリアであなたを待っている。辺り一面に、バンクシー的なアート作品、偽物の小道具、偽物のX線スキャナーがある。

全てが味気なく、殺風景で、色を吸い取られている。
悪夢のテーマパーク「ディズマランド」が期間限定オープン その全容が明らかに

真ん中の池にある看板にはこう書かれている。 「無料のホットドッグです。ホットドッグの中にどんな動物が入っているか想像できる人は、無料でお持ちください」

そして、アトラクションは家族連れに優しい――ある程度は。
悪夢のテーマパーク「ディズマランド」が期間限定オープン その全容が明らかに

覆面芸術家「Banksy(バンクシー)」とは?

バンクシー(Banksy, 生年月日未公表)は、イギリスのロンドンを中心に活動する覆面芸術家。社会風刺的グラフィティアート、ストリートアートを世界各地にゲリラ的に描くという手法を取る。
バンクシー – Wikipedia

世界各地に神出鬼没に現れ、壁や路上に社会風刺的な作品を描く覆面ストリートアーティスト、バンクシー
覆面アーティストのバンクシーの扉画 価値1億円超を2万円で持ち去り 持ち主「だまされた!」(1/4ページ) – 産経ニュース

2007年2月に行われたサザビーズ主催のオークションではバンクシーの作品計6点が落札予想価格を大幅に上回る総額37万2千ポンド(日本円で約8500万円以上)で落札

2009年、6月13日から8月31日の期間で地元ブリストルの美術館(市営)において大規模展「Banksy versus Bristol Museum」を開催。

2010年、バンクシーを追いかける男の映像をもとに、いつの間にかその男がバンクシーらによってグラフィティーアーティストにしたてあげられていく一風変わったドキュメンタリー映画『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』を監督。同年度のアカデミー長編ドキュメンタリー映画賞にノミネート
バンクシー – Wikipedia

イギリス国内では、パレスチナ問題、消費者主義などバンクシーが世の中に警鐘を鳴らすようなテーマに作品を描いたときに、それ自体がニュースになることが多い。
なぜバンクシーだけが壁に描くことを許されるのか | VICE Japan | The Definitive Guide to Enlightening Information

ブラット・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが彼の作品に100万ポンド(1億8000万円)を支払った
なぜバンクシーだけが壁に描くことを許されるのか | VICE Japan | The Definitive Guide to Enlightening Information

バンクシーの作品の価値はうなぎ上りだ。壁ごとはぎ取られた作品は通常、50万ドル以上で取引され、2013年にロンドンで競売にかけられた壁画には、110万ドルの値が付いた。05年にはイスラエルで壁に9作品を描いたが、以来、一帯は観光名所となり、バンクシー・グッズが土産物店で売られるなど経済波及効果も大きい。
覆面アーティストのバンクシーの扉画 価値1億円超を2万円で持ち去り 持ち主「だまされた!」(4/4ページ) – 産経ニュース

https://matome.naver.jp/odai/2144038511792318901
2015年08月24日