◆目次◆
https://matome.naver.jp/odai/2143980655021485501/2144032952256349203
◆ノロイ◆(2005年)
2004年4月、1人の怪奇実話作家が「呪い」をテーマにしたドキュメンタリーを完成させた直後、失踪した。
『ノロイ』と題されたその作品は、あまりにも衝撃的な内容のために発売が見送られた……。
モキュメンタリーという、ノンフィクションっぽく撮ったフィクション映画です。
この手の映画は画面が単調になりがちですが、架空のテレビ番組や奇祭の映像を挟むことにより、観る人を飽きさせない作りになっています。
いろいろ考えるとちょっとん? となる所もあるのですが、そういった諸々を吹き飛ばす力強い怖さがあります。
何人か強烈なキャラクターが出てくるのも漫画チックでいいです。
隣の家から聞こえる奇怪な音、失踪した超能力少女、(中略)自称・霊能者、(中略)ダムに沈んだ村でかつて行われていた呪われた祭り…。
何の関係もないかのように見えるそれらの事象を解き明かしていくことで、驚愕の真実が明らかになっていく。
ノロイ − 映画作品紹介− CINEMA TOPICS ONLINE
『ノロイ』一見、関係のなさそうな出来事が繋がっていく見事な脚本に鳩やワンカットでの物の移動などモキュメンタリーを越えて本物の記録かと思えるほどのリアリティがあった。リアリティがある分怖さも十分にあり傑作と呼ぶにふさわしい映画。 http://t.co/hCLDZCTcuW
— と (@AcmKIZI) October 24, 2013
『ノロイ』ブレアウィッチプロジェクト系作品なんですがキチガイ度が全然違って逆に素晴らしいと思うw Jホラー好きじゃないけどノロイとオカルトは面白い。白石監督はすごい方だと思う。口裂け女は酷い出来でしたが http://coco.to/1729
— 眠都(ジャガ) (@jaguar__) April 22, 2011
『ノロイ』ニコニコ動画にて鑑賞。様々な映像媒体を組み合わせるという構成はモキュメンタリー映画としては非常に的確で、よく練られた脚本の良さもあってグイグイ惹きこまれていった。説明しきらない事で湧いてくる、後を引く怖さが心地いい。秀作です http://t.co/Bt3SZCHOt0
— Gothic/ゴシック (@lonegothdog) August 15, 2015
◆回路◆(2001年)
ミチの同僚、田口が会社に来なくなってから一週間。
言い知れぬ不安にかられたミチは田口の家を訪れる。
憔悴しきった様子の田口は、ミチが目を離した隙に首をつってしまう。
ミチの周りで異変はこうして始まった。
インターネットを始めたばかりの亮介。
深夜、亮介のパソコンが突如、とあるサイトにアクセスする。
浮かび上がったメッセージは、「幽霊に会いたいですか」。
亮介は、パソコンを強制終了するが……。
ワーッと驚かすようなお化け屋敷的な怖さではなくて、後からじわじわくるような怖さがあります。
黒澤監督はきっと静かに歯車が狂っていく、という描写がお得意なんだと思います。
黒澤監督の別作品「CURE」を上記まとめで紹介しています。
こちらもゾッとさせられる作品です。
インターネットや携帯電話が、死者の姿や声を伝え始める。
封印が解かれた今、ネット画面に突然現れる“死のアクセス”
回路 − 映画作品紹介− CINEMA TOPICS ONLINE
久々に黒澤崇監督の《回路》って映画みた。何度みても不思議な作品だ…
— ペッツィー (@syutaifu_petty) October 19, 2012
『回路』死んだらどうなる?子供の頃、その考えに取りつかれて結論の出ない自問に恐怖してた。そんな気持ちを思い出させた作品。黒沢作品の恐怖が少し分かってきて面白い。 http://t.co/sU8jiNf4
— みりぃ (@milyfuji) January 16, 2012
paopaø@gibberishers
◆女優霊◆(1996年)
監督デビュー作の撮影中、ラッシュフィルムに一本の未現像フィルムが混じっていた。
その中に謎の女が映っていたが、どうやらそのフィルムは昔、製作中止になった作品のものらしい。
しかし、そのフィルムを見てしまった時から次々と撮影現場に奇怪な出来事が起こり始め、ついには死人まで出てしまう。
果たして、謎の女は誰なのか?
過去の女優のたたりなのか?
映画の完成間近、次は何が……?
Jホラーで一番怖い作品といえばこれを挙げる方も多いのでは。
邦画独特の湿度が感じられる正統派オカルトホラーと言えそうです。
伝説にして史上最恐と謳われたホラー映画が、遂に復活!!
絶対に見逃すな!!!
『呪怨』『リング』『らせん』『回路』『着信アリ』・・・
すべてはここから始まった!!
女優霊 − 映画作品紹介− CINEMA TOPICS ONLINE
リバイバル上映時の宣伝コピー。
日本のホラーコンテンツ、血を一滴も垂らさずにに本気で大人を涙目にさせることに素晴らしく長けてると思う。CM業界にいた時、『女優霊』見てスタジオに入るの本気で怖かった。
— Maiko Kissaka (@kissaka) May 6, 2015
『女優霊』どこからどうみてもジャパニーズホラーで特有のジメジメ感を感じることができる作品♪公開当時は怖すぎて観ることができないってトゥナイト2で聞いたw 今でこそ珍しい作りじゃないけど、真似できない恐怖感がある。 http://t.co/J6ycJ0BL
— miki (@kamaimiki) September 26, 2011
◆邪願霊◆(1988年)
アイドルのプロモーション作戦を追跡するうちに、不可解な事故が続出する。真相究明に乗り出した取材班が見たものは……。
1988年のオリジナルビデオ作品。
音楽や服装など、何もかもが古臭いですし、映像も安っぽいのですが、それらを補って余りある怖さがあります。
「ノロイ」はもちろんのこと、「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」より10年以上も前にモキュメンタリーホラーを製作していたというのもスゴイです。
「女優霊」でものすごく怖いシーンがあるのですが、それはもしかしたらこの映画の影響を受けているのかもしれません。
アイドルのプロモーション模様を記録したドキュメンタリー番組を撮影するスタッフに巻き起こる怪奇現象を描いたホラー
オリジナルビデオ サイキックビジョン 邪願霊 〜狙われた美人キャスター〜 – allcinema
@singe3D 「邪願霊」初めて見たときはビビりました。あれこそいわゆる“JJホラー”のハシリではないかと‥(´∀`)
— セニョール小林 (@SenorKobayashi) July 3, 2013
邪願霊、流石に時代を感じるシーンが多いし表現スタイルも現在浸透しきってしまっているけどそれでも今見ても不気味に感じる瞬間があるのは凄い
— 根津梅安 (@NeDu_Baian) August 6, 2015
小中千昭の「邪願霊」を見る。88年の作品で50分弱という短いものだが、その後の日本ホラーのエッセンスの萌芽がそこかしこに見てとれた。小中千昭恐るべし。
— 松木創 Matsuki Tsukuru (@geneiza) August 8, 2010
『その表現方法は「小中理論」と呼ばれ』
『のちに映画監督の中田秀夫や黒沢清、脚本家・高橋洋らが展開していく「ジャパニーズ・ホラー映画」に大きな影響を与えた』
とのことです。
https://goo.gl/w2cC3N
◆呪怨ビデオオリジナル版◆(2000年)
伽椰子は大学時代に好意を抱いていた俊介と再会して想いが再燃。
それが夫の剛雄にばれ、激しい虐待の果てに惨殺される。
後日、剛雄は伽椰子に呪い殺され、変死体で発見される。
「呪怨」と言えば「リング」と双璧をなすJホラーの代表的シリーズですが、実は第1作目は劇場公開されておらず、Vシネマ作品でした。
この第1作目がシリーズ中最恐との呼び声が高いです。
霊が割とガンガン姿を見せてくれる派手目のホラーと言えそうです。
じゅおん【呪怨】つよい怨みを抱いて死んだモノの呪い。(中略)
その呪いに触れたものは命を失い、新たなる呪いが生まれる……。
呪怨(2000) | Movie Walker
呪怨ビデオ版の安上がりさ故の怖さと話の完成度はパない。
— くるっぱ(本家) (@kuruppa) November 20, 2011
ホラー低予算でいいよ、呪怨ビデオ版面白いもん。すりーでーなんかやるもんじゃないよ
— わかきさんは眠い (@wakaki_mura_yam) February 1, 2014
昔は結構ホラー好きだったのだが、呪怨(ビデオ版)があまりに怖くてそれ以来ホラーがダメ。
— ろくがつ (@lockguts) May 30, 2010
ホラーはやっぱり90~00年代くらいのジャパニーズホラーに限るんじゃ!!!!呪怨ビデオ版が至高なんじゃ!!!!!
— 菓苗(かなえ)/お絵かき強化期間 (@kanaunk) April 22, 2015
◆リング◆(1998年)
原因不明の突然死が続き、あるビデオテープの噂はまたたくまに広まっていった。
偶然、そのビデオを見てしまった玲子は、別れた夫、高山と共にその謎を解こうとするが……。
(http://goo.gl/SV6lWx)
言わずと知れた超有名作品ですが、やはりこの作品を抜きにしてはJホラーは語れません。
未見の方は是非。
ビデオの映像とあの一連のシーンはやはりすごい迫力です。
見た者は7日後に死ぬという呪いのビデオテープが巻き起こす恐怖の実体を探っていく
リング〈1998年〉|ストーリー@ぴあ映画生活
『リング』ありがとう。この映画のおかげで怖い映画がなくなったよ。これぞ日本の誇る湿式ホラーだ!! http://t.co/6t3iJVH8
— space winos (@winos) February 17, 2012
昔観た時はただただ怖い映画だと思ったけど、改めて観直したら怖いだけじゃなくてサスペンス色も強くておもしろかった。というか昔は怖くてまともに観れてなかっただけなんだろうけどww
— 園山撒き餌改め早嶋すみ (@sato_henri) May 5, 2012
◆着信アリ◆(2004年)
女子大生の由美の友人、陽子の携帯電話に、陽子本人からメッセージが残されていた。
3日後、陽子は携帯に残った着信時刻に、謎の死を遂げる。
(http://goo.gl/Iec1IL)
正直ちょっと「???」となる点がない訳ではないのですが、ホラーなのであまりストーリーの整合性などは求めない方がいいのでしょう。
「オーディション」で世界的にも有名な三池監督作品なので、どれだけグロいかと思っていたら今作はグロさはほとんどありません。
でも怖い所はしっかり怖いという感じです。
「オーディション」は上記まとめで紹介しています。
よろしければこちらもご覧ください。
来る。
3日後の自分からの着信。
残されたメッセージは死の予告。
あなたの携帯にも「死」が届く。
映画 着信アリ – allcinema
『着信アリ』まぁこんなものかな感で終始。ストーリーとホラー感をうまく両立させるのは難しいんだなぁ〜と思った。 http://t.co/ioRIN3QQBU
— 羊男 (@kazu_play) September 2, 2013
つく@ariy_opp1955
◆感染◆(2004年)
経営危機に瀕した“中央病院”で、深夜、医療ミスによる死亡事故が発生した。
担当の外科医・秋葉医師は、内科の魚住医師の提案で看護婦らと共に隠蔽工作を画策する。
そんな中、内臓が溶け出すと言う奇怪な症状の急患が運ばれて来た。
(http://goo.gl/UDZBGC)
これもちょっと「???」となる点があるのは否めないのですが、全体的に漂う不気味な雰囲気は中々のものではないかと思います。
Jホラーの中では割とビックリ要素が多めなので、洋物オカルトホラーのノリにちょっと似ているかもしれません。
「急患」は上記まとめで紹介しています。
「世にも奇妙な物語」の一作品なので、20分弱のドラマです。
しかしギュッと濃縮されている分、もしかしたらこちらの方が怖いかも……。
《奇妙トリビア 036》1991年に放送された「急患」は、2004年に映画「感染」としてリメイクされている
— 白虎 (@byakko419) July 11, 2015
落合さんがメガホンを撮った映画『感染』は話の内容的にはあれやけど、演出はさすがやね。高嶋政伸、星野真里、真木よう子、佐野史郎、すべて怖く見えた。草村礼子さんの狂った感じも良い。
— (@k1ller_aka_tKo) May 5, 2010
@MONGOL850 いいよね木村多江、幸薄そうだし、脇役とか意外な犯人役とかにあってる。アンフェアのとときとかね。感染って映画の看護婦役の木村多江かなり不気味でいいよ。でもあの映画の1番いいのは佐野史郎の不気味さだけどね。まぁつまりなにが言いたいかってゆーとぼくは黙らない。
— こしーすけ (@kei5414) June 25, 2013
◆輪廻◆(2006年)
昭和45年、群馬県のホテルで無差別惨殺事件が起こる。
35年後、事件を映画化しようとする映画監督・松村は、主演女優の渚らを連れて現場のホテルに足を踏み入れる。
視覚的にも怖い所はありますが、私はそれよりもストーリー的に「えっ、まさか!」とビックリさせられる所がありました。
優香さんにあまり女優のイメージがなかったのですが、この映画での演技は素晴らしいと思います。
“生まれ変わり”をテーマに、現在と過去の衝撃的な因縁を語り明かすミステリー・ホラー
輪廻 | Movie Walker
『輪廻』なぜか観たくなって二回目?前回より怖かった。伏線、テンポ、小物、そして優香。あらゆる点において素晴らしかった。私的ホラー映画のベストになったかも。 http://t.co/RSp6WwByca
— と (@AcmKIZI) June 9, 2013
『輪廻』ホラーは日本の方が気味悪くて好きだ。映画の中でビックリさせるのではなく、日常に恐怖が浸食してくるような・・・特に「輪廻」はストーリーも凄い面白かった。半端なく怖いけど。 http://coco.to/3597
— PlantPine (@swallow88tail) May 15, 2011
tubokabi@jugglertubokabi
◆仄暗い水の底から◆(2001年)
夫との離婚調停中の松原淑美は、娘・郁子を連れてマンションの一室で新しい生活をはじめる。
だが、神経質な彼女は天井のシミや上階の物音が気になりはじめる。
そんな中、郁子が奇妙な行動をとるようになり……。
(http://goo.gl/JA2Itr)
題名に水が入っているだけに、じめじめしたイヤ~な雰囲気がムンムン漂っていますが、終盤にかけてちょっと失速していってしまう感じがあるような……。
しかし「泣けるホラー」がお好きな方ならハマれるかもしれないです。
身近な存在である “水”をモチーフに、恐怖から娘を守ろうとする母親の姿を描き出す
仄暗(ほのぐら)い水の底から | Movie Walker
『仄暗い水の底から』昔からマンションの廊下やエレベーターがなんか怖かった。非常口の緑色の明かりが混ざった微妙に薄暗い感じとか。そんなのもあって個人的にこの雰囲気はツボの怖さだった。ただ、この結末に至る説得力がもうちょい欲しかったかな。
— 園山撒き餌改め早嶋すみ (@sato_henri) July 28, 2015
『仄暗い水の底から』リングの監督&原作。ホラーとしては地味だけど全編に漂うどんよりとした暗さがいい。テーマは母性だけど、自分は悲しみかなと思う。悲しい霊は悲しみを抱えた人間に引き寄せられる。黒木瞳の薄幸なお母さんぶりは絶品。#eiga http://t.co/Abpw3T0uI7
— ももみ@歌と映画とアート (@momomikan0608) May 22, 2013
◆関連リンク◆
八つ墓村、復讐するは我にあり、野獣死すべし、「吉原炎上」西川峰子、「凶気の桜」窪塚洋介、「オーディション」山崎麻美役椎名英姫、「冷たい熱帯魚」でんでん、「その男凶暴につき」ビートたけし、「エコエコアザラク」菅野美穂、「CURE」萩原聖人等……。
サイコパスな役柄等の狂った演技が怖すぎる邦画まとめです。
見たら最期(筧利夫)、急患(近藤真彦)、あけてくれ(優香)、死体くさい(関根勤、ルー大柴)、恐竜はどこへ行ったのか(佐野史郎、松下由樹)、ベビーシッター(浅香唯)、午前2時のチャイム(椎名桔平)、ミッドナイトDJ(石黒賢、菅野美穂)、迷路(谷原章介)、海亀のスープ(いかりや長介、天本英世)等。
回路
女優霊
邪願霊
呪怨ビデオオリジナル版
リング
着信アリ
感染
輪廻
仄暗い水の底から