【テニス】BIG4他上位選手と錦織のATPランキング推移

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錦織圭選手の快進撃が話題となる昨今。かねてから君臨していたBIG4(四強)と言われる上位選手とその座を追う周辺選手のランキング推移をまとめてみました。

上位10選手のATPランキング推移


https://matome.naver.jp/odai/2143953979424004301/2154677727486317403
2018年〜のランキング推移

https://matome.naver.jp/odai/2143953979424004301/2154245879679057903
2017年のランキング推移

全仏の優勝後、2位まで戻したナダルは、8/2の週に3年振りの1位に返り咲きました。

14年ぶりにトップ10から転落していたフェデラーは、全豪、BNPパリバの優勝等を得て、2位まで戻しました。

故障によりツアー離脱したジョコビッチ、マレー、錦織、ラオニッチはトップ10から転落しています。

代わって20歳のズベレフが3位、ティームが4位、ソックとカレノ=ブスタがトップ10内に入ってきました。


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2016年のランキング推移

11月7日付でマレーがジョコビッチを抜き、自身初の世界ランク1位となりました。

そしてフェデラーは、14年ぶりにトップ10から転落。

11/21付で、ラオニッチが3位まで上昇。ラオニッチにとって2016年は一直線に上昇する年になったようです。

オーストリアの23歳、ティエムが6月に7位まで食い込み、その後10位以内を保っています。

又、モンフィスも好調で6位にまで上がりました。


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錦織圭のランキング推移(2011年10月~)

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崩れてきたBIG4
四強にしぼった2016年~2017年5月のランキング推移です。
フェデラーが16位へ転落、ナダルも8位へダウンし、かねてから続いてきた上位4強独占状態がいよいよ崩れてきました。※その後の全豪オープンにて優勝と準優勝まで勝ち上がり、4位と5位まで復活してきました。

アレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev)
1997年生 ドイツ。身長198cm、体重86kg。
父はロシア出身のテニス選手、10歳上の兄は現役のミーシャ・ズベレフである。ナダル、ジョコビッチ、ワウリンカも称賛した次世代の逸材である。
高身長を生かしたサーブと頭脳的なストローク戦に定評があるが、まだフィジカルが未熟との指摘もある。

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ズベレフのランキング推移(2015年5月~)
100位から10位まで、2年間で到達しました。
ミロシュ・ラオニッチ(Milos Raonic)
1990年生 モンテネグロ出身。3歳でカナダに移住。身長196cm、体重98kg。
長身から繰り出される最高250km/hの高速サーブを武器にする。チリッチ、錦織、デル・ポトロと共に、BIG4の次世代として注目されている。

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ラオニッチのランキング推移(2011年2月~)
2016年は一直線に上昇し、11/26には3位まで上がりました。
ガエル・モンフィス(Gael Monfils)
1986年生 フランス。身長193cm、体重80kg。
長い手足と類まれな身体能力を生かした広いコート・カバーリングを持ち味にする。2012年は右膝の故障に悩みランキングを落とした。

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モンフィスのランキング推移(2005年5月~)
2016年11月、6位に上がりました。
一時は100位以下まで落ち込んでいたのですね。
以前私もジャパンオープンで見ましたが、ラリーが終わるたびに膝を押さえて痛そうにしていました。
ドミニク・ティエム (Dominic Thiem)
1993年生 オーストリア。
身長185cm、体重82kg。バックハンド・ストロークは片手打ち。

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ティエムのランキング推移(2014年03月~)
2年間かけて、100位程着実に上昇して来たようです。

上位10選手のATPランキング推移(2014~2015)


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2015年のランキング推移
ATP上位10位までの選手について、
2014年と2015年のATPランキングをグラフ化してみました。
2015年夏から、ナダルが調子を戻し4強に戻りつつあります。2年間で見ると、バブリンカが4位以内に入っている期間が長かったことに気づきます。
錦織は2014年に大きく上昇し、2015年夏には4位まで上がりましたが、後半はやや落とし8位で終えています。

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2014年のランキング推移

BIG4、10年間のATPランキング推移


https://matome.naver.jp/odai/2143953979424004301/2146592661103427403
期間を長くして、2005年1月から2016年5月までの四強のATPランキングです。フェデラー無敵の時代が続く中、2005年にナダルが現れ、ナダル、フェデラーの2強と言える時期にジョコビッチとマレーが上昇。その後30歳に差し掛かったフェデラーと怪我などの影響でナダルがランクダウンし、ジョコビッチ王者時代が続きます。こうして見るとジョコビッチ王者時代はナダルが一位だった期間を超える長さになってきているようです。

2008年9月から2013年1月までの長期に渡り、フェデラー、ナダル、ジョコビッチ、マレーがATPランキングの4位までの座をほぼ占有しています。他の選手は4位以内になかなか立ち入ることができなかった。これがBIG4(4強)と言われるようになった所以でしょう。

BIG4とは?

BIG4(ビッグ・フォー、英語:Big Four )とは、男子プロテニスにおいて突出した成績を残している選手4人の総称。ロジャー・フェデラー、ラファエル・ナダル、ノバク・ジョコビッチ、アンディ・マレーを指す。 ビッグ4、四天王、4強とも言う。
ビッグ4 – Wikipedia

トーナメントの第4シードまでを彼らがキープし続けたため、準決勝までは4強同士の対戦で敗退するリスクがありませんでした。

ロジャー・フェデラー(Roger Federer)
1981年生 スイス。
身長185cm、体重85kg。バックハンド・ストロークは片手打ち。
グランドスラム男子シングルス最多優勝・歴代最長世界ランキング1位・通算獲得歴代最多賞金など数々の記録を塗り替えてきたことから、史上最高のテニスプレーヤーとの呼び声が高い。

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フェデラーのランキング(2000年1月~)
2004年2月2日~2008年8月18日 が「世界ランキング1位 連続在位記録」(237週)。その後怪我や不調からも復調し、上位ランクを継続しています。
ラファエル・ナダル(Rafael Nadal)
1986年生 スペイン。身長185cm、体重85kg。
叔父のトニー・ナダルがコーチを務め、本来は右利きであるにもかかわらず、幼少時より左打ちに矯正した(バックハンドは両手)。トップスピンを超える強烈な順回転をかけた「エッグボール」と、どこまでも追いかけるコートカバー力が特徴。『ドラゴンボール』の大ファンで筋肉のつけ方やウェアなどはそれを意識したものと言われている。

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ナダルのランキング(2005年1月~)
ノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic)
1987年生 セルビア。身長188cm、体重80kg。
世界ランキング1位在位記録歴代6位更新中。主にコート後方に位置し、非常に高い守備力を発揮する。体が柔らかい。

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ジョコビッチのランキング(2006年7月~)
アンディ・マレー(Andy Murray)
1987年生 イギリス・スコットランド。身長190cm、体重84kg。
2012年のロンドンオリンピックで金メダルを獲得し、2013年のウィンブルドンにではイギリス人選手として77年ぶりとなる、悲願の優勝を果たした。予測・反応に長けた守備に定評があり、もっともクレバーな戦術家の1人と言われている。

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マレーのランキング推移(2006年7月~)
2016年11月7日付けで、初めての一位が確定しました。
その後、怪我による不調が始まります。

10位以内の他選手のランキング推移


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2011年1月以降のランキング推移です。2015年8月時点で10位以内の選手を対象としています。
バブリンカ、フェレール、ベルディハといったベテラン選手に、ラオニッチ、チリッチ、錦織といった次世代選手が混在しています。
フェレール、ベルディハが安定した強さを維持していること、バブリンカとチリッチが怪我から立ち直ってきた軌跡が伺えます。
スタン・バブリンカ(Stan Wawrinka)
1985年生 スイス。身長183cm、体重81kg。バックハンド・ストロークは片手打ち。
近年好調となり、2014年全豪オープン、2015年全仏オープン優勝を果たした。BIG4以外の選手がグランドスラムで2回以上優勝したのは2005年全豪のサフィン以来10年ぶりのこととなる。「ワウリンカ」と表記されることがある。
ダビド・フェレール(David Ferrer)
1982年生 スペイン。身長175cm、体重73kg。
スペイン勢としてナダルの陰に隠れがちな存在だが、2013年には4強に食い込み世界3位となった。小柄ながら強靭なフットワークとスタミナを武器とする粘り強いベースライナー。
トマーシュ・ベルディハ(Tomas Berdych)
1985年生 チェコ。身長196cm、体重91kg。
長身を生かし、グランドストロークとサーブに優れている。「ベルディヒ」「ベルディフ」「ベルディッチ」などと表記される場合がある。
ミロシュ・ラオニッチ(Milos Raonic)
1990年生 モンテネグロ出身。3歳でカナダに移住。身長196cm、体重98kg。
長身から繰り出される最高250km/hの高速サーブを武器にする。チリッチ、錦織、デル・ポトロと共に、BIG4の次世代として注目されている。
マリン・チリッチ(Marin Cilic)
1988年生 クロアチア。身長198cm、体重82kg。
長身から放たれる高速サーブと安定したバックハンドショットが武器。2014年には母国の先輩イワニセビッチをコーチに迎え、全米オープンで優勝を果たした。

その他主な選手のランキング推移


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2014年1月以降の下記選手のランキング推移です。
モンフィス、シモン、ディミトロフ、イズナー、ツォンガ、デル=ポトロ、ガスケ。
ジョー=ウィルフリード・ツォンガ(Jo-Wilfried Tsonga)
1985年生 フランス。身長188cm、体重91kg。
パワフルで重いフォアハンド、ボールタッチ、強力なサーブを武器とする。
ガエル・モンフィス(Gael Monfils)
1986年生 フランス。身長193cm、体重80kg。
長い手足と類まれな身体能力を生かした広いコート・カバーリングを持ち味にする。2012年は右膝の故障に悩みランキングを落とした。
グリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov)
1991年生 ブルガリア。身長190cm、体重80kg。バックハンド・ストロークは片手打ち。
フォームやプレースタイルがフェデラーに似ているため、「ベビー・フェデラー」と呼ばれている。
ジル・シモン(Gilles Simon)
1984年生 フランス。身長182cm、体重70kg。
ジョン・イスナー(John Isner)
1985年生 アメリカ。身長208cm、体重108kg。
巨体から繰り出す高速サーブを最大の武器とする。2010年のウィンブルドン一回戦ニコラ・マユとの対戦は、互いにサービスをキープし続けた結果、11時間5分の史上最長記録試合となった。
リシャール・ガスケ(Richard Gasquet)
1986年生 フランス。身長185cm、体重75kg。バックハンド・ストロークは片手打ち。
ジュニア時代から天才と呼ばれる、なで肩の選手である。
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2019年01月06日