ところで、ジンとは。
ジン(英語:Gin)とは、大麦、ライ麦、ジャガイモなどを原料とした蒸留酒。ジュニパーベリー(Juniper berry、主にセイヨウネズの球果)の上に流すことによって香り付けがされているのが特徴的。日本の酒税法上はスピリッツに分類される。蒸留酒の中では比較的個性が強くない上、西ヨーロッパでは古くから知られているため、そのまま飲むだけでなく、カクテルの材料として最も多く使われているものの一つである。
ジン (蒸留酒) – Wikipedia
カクテルベースに使われるのは大体がドライタイプである、ロンドンジン。
ジンフィズ
シンガポールスリング
甘味が加わるので、女性にもお勧め。
ラッフルズスタイルというパインジュースや薬草系リキュール等が入る、トロピカルで大人な苦味が楽しめるシンガポールスリングの別スタイルもあります。
ドライジン 45 ml
チェリー・ブランデー 15 ml
レモン・ジュース 20 ml
砂糖 1 tsp
ソーダ水 適量
ネグローニ
とても綺麗なカクテル。ベルモットのほのかな甘味があるものの辛口めの食前カクテル。
ジンの代わりにスプマンテを入れると、ネグローニ・ズバッリャート(間違ったネグローニの意)になります。
ドライ・ジン 30ml
カンパリ 30ml
スイート・ベルモット 30ml
定番カクテルに少しアレンジを加えたいなら。
注文の際に、よく思わない店があるかもしれませんが・・・。
ソルティドッグ (オールドスタイル)
ベースがウォッカでなくジンで、塩をグラスの縁につけず、ジンとグレープフルーツジュースと塩を合わせてシェークしていました。
今の、グラスの周りに塩がつく「スノースタイル」でウォッカベースのものになったのは、ベトナム戦争終結の頃のアメリカだそう。
ジンがお好きな方、お試しあれ。
ヘミングウェイ・ジントニック
たまには違う物を。
「アンゴスチュラビターズ」という薬草系リキュールを普通のジントニックに2、3滴垂らした物です。
苦味が強まり、大人な味わいになります。
カクテル名に冠された「ヘミングウェイ」の小説『海流の中の島々』では、こんな一節があります。主人公で画家のトマス・ハドソンは、「ジンを入れる酒の中じゃ、こいつが一番いける。いい気分になれる。」とジン・トニックにアンゴスチュラ・ビターズを数滴垂らしバーテンダーに作らせたところからきているとか。
元々このお酒は、南米ベネズエラのアンゴスチュラという町の英国軍病院で食欲不振や胃の疾患に悩む兵士たちを診ていたドイツ生まれのフランス人軍医ヨハン・ゴットリープ・ベンジャミン・シーゲルトが1824年に考案したものです。当時は、軍人のための健胃・強壮・解熱剤として使われたり、マラリアの予防の特効薬として使われたりしていました。
ジントニック プレスビティリアンスタイル
略してプレススタイル。
トニックウォーターを半分にし、残りを炭酸で満たしたカクテルのため、辛口にしたい方にオススメ。
強めのショートカクテル
グリーンアラスカ
オンザロックでもありです。
シャルトリューズはフランスの修道院が発祥の薬草酒。
製法は門外不出で、古からの秘薬。
当カクテルに使うヴェール(緑)と別に、蜂蜜により甘めでアルコール度数が低いジョーヌ(黄)があり、ジョーヌを使うと、「アラスカ」というカクテルに。
ジン 45ml
シャルトリューズ・ヴェール 15ml
ピンクジン
甘味ゼロのまさにジン好きのためのカクテル。
こちらもオンザロックでも楽しめます。
これを常温で飲む方もいらっしゃいます・・・。
ジン 60ml
アンゴスチュラビターズ 4,5滴
青い珊瑚礁
甘く爽やかなミントのリキュールが入っていて、アルコールはほどほど。
ジン 45ml
グリーンペパーミント 15ml
バーテンダーにより使うジンや砂糖が違うのはもちろん、入れる量も異なり、「店の味」を楽しめます。
ドライ・ジン 45 ml
レモン・ジュース 15 ml
砂糖 2tsp
ソーダ水 適量