三菱マテリアル、戦中の米兵強制労働を謝罪 「forced labor」か「slave labor」か

雨男
メモ(2015/7)

従軍慰安婦問題で、右派の主張の一つに「sex slave」という用語の撤回というものがある。
日本語で「性奴隷」と訳され実態と合っていない、というもの。一方、反対意見として「slave」は強制性を表す言葉で、性行為を「強制」された女性に対し「sex slave」とするのは間違いではない、とされている。

明治日本の産業革命遺産の世界遺産登録をめぐる韓国との対立問題で、韓国側が戦前の徴用労働者を「forced labor(強制労働)」とし主張しようとしたところを、日本側が反対し、お互いの妥協案として「forced to work(働かされた)」という表現に変更された。

三菱マテリアルが戦時中の米兵捕虜に対する強制労働について直接元米兵に謝罪した。捕虜の扱いに関する条約違反であり紛うことなく「強制労働」とされる。この「強制労働」について英文メディアの記事では「forced labor(強制労働)」と「slave labor(奴隷労働)」で表現が別れた。三菱マテリアルが公式にどちらの用語を使ったか、これらの英語表記にどれだけ違いがあるかもしくはないか、調べていない。

ドイツ公共放送
https://archive.is/3LoX3

朝日英語版

ロイター

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Googleニュース検索 「forced labor」と「slave labor」が混在

元中国人労働者やその遺族とは、案件について現在、和解等、さまざまな話し合いを含め検討を行っている最中

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2015年07月27日