▼町田瑠唯選手とは
町田 瑠唯(まちだ るい、1993年3月8日 – )は、日本の女子バスケットボール選手である。北海道旭川市出身でバスケットボール女子日本リーグ機構の富士通レッドウェーブに所属。ポジションはガード。背番号10。161cm。札幌山の手高等学校卒業。
町田瑠唯 – Wikipedia
「瑠唯」という由来は「ラモス瑠偉(プロサッカー選手)」からとったみたいです。両親がどっちもラモス瑠偉が大好きで、字は違うんですけど、3人目が生まれたら「瑠唯」にしようと決めていたと聞きました。
町田 瑠唯選手 富士通 レッドウェーブ への質問 | インタビュー | WJBL(バスケットボール女子日本リーグ機構)公式サイト
コートネーム及び名前の由来は、かの有名なサッカー選手の名前であるそうだ。

http://www.wjblchannel.jp/viewer/index.html?meta_no=2&path_to=pre_2015
このチャンネルにて、上記した町田選手のインタビューを視聴することが出来る。
▼今波にのるチーム富士通レッドウェーブの原動力

http://sports.jp.fujitsu.com/redwave/

http://www.wjbl.org/team/?bid=30
彼女は、強豪チームである富士通レッドウェーブ(以下、富士通)の原動力となる選手だ。富士通は、2015-2016年度シーズンのレギュラーリーグ(11チーム総当たり2試合から上位5チームでの総当たり1試合)にて、18勝6敗で2位通過を果たした。レギュラーリーグの結果で対戦が決まるプレーオフでは、クォーターファイナル(VS. 三菱電機)、セミファイナル(VS. シャンソン化粧品)共に接戦を制し、2014-2015年度シーズンから2年連続してプレーオフ・ファイナル(VS. JX-ENEOS)に進出した。
バランスのいい周りの選手にも恵まれ、以前から定評のある町田選手のアシストが、富士通のバスケットボールを左右する肝心な役目を担っていると思います。皇后杯の準決勝では、王者JX-ENEOSとあと一歩のところまで競り合っただけに、Wリーグの後半戦での戦いに誰もが期待し、注目していることは間違いないと思います。
第16回Wリーグ・後半戦の展望〜OGの目・小畑亜章子さん | トピックス | WJBL(バスケットボール女子日本リーグ機構)公式サイト
▼正確なパスと抜群のキャプテンシー
視野の広さやドライブ(ドリブル)の速さで自分より大きな相手をも抜き去る町田瑠唯選手。思った事をすぐに口に出すのではなく相手の気持ちを聞いてその上でベストが何かを追及する落ち着きとクレバーを兼ねそろえたガードだ。Wリーグに参加してシーズン5年目からは若干23歳ながらキャプテンをも務める。他のチームは27~30歳の選手がキャプテンを務めるのと比較すると異常に若いことがわかり、このことからもチームや監督からの信頼を伺うことが出来る。
ただ高校のときもそういう感じでやってきたんですね。まずは周りの意見を聞いて、それを基にして自分はこうしたほうがいいんだろうなと考えてきました。もしその人の言っていることが違っていたら、やったあとに「こうしたほうがいいんじゃない?」って言うようにしていたので、富士通に入ってからもそういった感じのままだったんです。
ルーキーイヤーは60点。負けず嫌いな19歳が描く司令塔像 « Cager “バスケットボールの未来を切り拓く!” ウェブマガジン”
私が後半戦に注目している選手は富士通・ #10 町田瑠唯選手です。4シーズン目になり勝ち負けを繰り返し、富士通のガードに定着するための力と経験が蓄積され、今が一番いろんなことが見えてくる時期に差しかかってきていると思います。個人的な観点で、今のWリーグでは唯一の「ピュアガード」だと思います。近年ではガードも点数が取れて攻撃的な「コンボガード」が増えているだけに、チームメイトをコントロールし、ポイントだと判断した時に点数を取るというゲームメイクのバランスが上手だと感じます。現時点でチームのポイントアベレージが79点(1位)という数値をたたき出しているのも、町田選手のパスにチームメイトが魅了され、パスが絶対に飛んでくるから走り、ポジションを取るといった好循環がうまれているからこそ。
第16回Wリーグ・後半戦の展望〜OGの目・小畑亜章子さん | トピックス | WJBL(バスケットボール女子日本リーグ機構)公式サイト
▼得点力も

http://www.wjbl.org/player/?pi=850
リンク先には町田選手の戦力分析が記載されている。2015-2016シーズンは、アシストだけではなく自らの得点力も大幅にアップした。

http://www.wjblchannel.jp/viewer/index.html?meta_no=34&path_to=vod_2015
今年度のプレーオフ・ファイナル第4戦ではチームトップのスコアである20得点を獲得。
▼負けず嫌い。
――こうして話をしていると声も小さいし、かわいらしいイメージがありますが、勝ち負けや、試合に出る、出ないということについても負けず嫌いの面を持っているんですね。
正直、負けず嫌いは半端ないと思います。それはよく言われます。顔にも出さないし、ウァーって言う感じではないんですけど、上島さん(正光。札幌山の手高校コーチ)にはよく言われましたね。「お前、相当な負けず嫌いだな」って。
ルーキーイヤーは60点。負けず嫌いな19歳が描く司令塔像 « Cager “バスケットボールの未来を切り拓く!” ウェブマガジン”
自他ともに認めるかなりの負けず嫌いだそうだ。
■#10 町田 瑠唯 選手
インサイドの得点、リバウンドともやられてしまったのが反省点です。もっと全員でやらなけ
ればなりませんでした。また、大事な場面で自分がターンオーバーを連発してしまったところも悔やまれます。昨年と同じ失敗をしないようにと初戦に臨みましたが自分たちのバスケができませんでした。しかし、2戦目以降は立て直し、3・4戦目は負けこそしましたが戦うことができました。昨年からベテランが抜けたことでスタートメンバーがより自覚を持って取り組んできたことが成長につながったと思います。
http://www.wjbl.org/images/topics/1458064597096.pdf
プレーオフ・ファイナル第4戦後のコメント。
悔しい悔しい準優勝。いずれの試合も町田選手の勝ちたいという強い気持ちがプレーに表れている。来シーズンんこそ「優勝のタイトル」を勝ち取ってほしい。
▼日本代表
2016年度に開催されるリオデジャネイロオリンピックの日本代表候補に選出されている。
■選手
三谷 藍 (富士通 レッドウェーブ)
吉田 亜沙美 (JX-ENEOSサンフラワーズ)
王 新朝喜 (三菱電機 コアラーズ)
栗原 三佳 (トヨタ自動車 アンテロープス)
髙田 真希 (デンソー アイリス)
間宮 佑圭 (JX-ENEOSサンフラワーズ)
渡嘉敷 来夢 (JX-ENEOSサンフラワーズ)
山本 千夏 (富士通 レッドウェーブ)
篠崎 澪 (富士通 レッドウェーブ)
近藤 楓 (トヨタ自動車 アンテロープス)
本川 紗奈生 (シャンソン化粧品 シャンソンVマジック)
町田 瑠唯 (富士通 レッドウェーブ)
宮澤 夕貴 (JX-ENEOSサンフラワーズ)
三好 南穂 (シャンソン化粧品 シャンソンVマジック)
長岡 萌映子 (富士通 レッドウェーブ)
藤岡 麻菜美 (筑波大学 4年) ★
馬瓜 エブリン (アイシン・エィ・ダブリュ ウィングス)
赤穂 さくら (デンソー アイリス)
平成28年度女子日本代表チーム 第31回オリンピック競技大会(2016/リオデジャネイロ) 日本代表候補選手発表 | 公益財団法人日本バスケットボール協会
身長162センチと小柄だが、広い視野と卓越したゲームメークで、北海道・札幌山の手高では2010年、主将として高校総体、国体、選抜優勝大会の「3冠」を達成。11年にはチリで開かれたU-19(19歳以下)世界選手権に出場し、チームは7位ながらベスト5に選出された。同年に入団したWリーグの富士通でもすぐに頭角を現し、新人王を獲得。昨季はアシスト数(1試合平均5.57)でリーグ1位となり、初めてベスト5にも名を連ねた。
【魅惑アスリート】ボーイッシュな司令塔は22歳 バスケ女子日本代表・町田瑠唯(1/2ページ) – 産経ニュース
▼ボーイッシュで可愛らしい容貌
その可愛らしさに魅せられるものも多いであろう。可愛い選手が非常に多い女子バスケットボール選手の中でも彼女は群を抜いた可愛らしさを持つ。
ボーイッシュで、かわいらしい顔立ちだが「ものすごく負けず嫌い。小さくてもできるところを見せたい思いがすごくある」とコート上では気迫をみなぎらせる。
【魅惑アスリート】ボーイッシュな司令塔は22歳 バスケ女子日本代表・町田瑠唯(1/2ページ) – 産経ニュース
▼高校時にはキャプテンとして、札幌山の手高校を3冠へ導く
▼最近の試合結果

http://www.wjbl.org/team/schedule_result_html?bid=30
【15-16シーズン/クォーター・ファイナル】
●富士通 52 – 55 三菱電機 ○
○富士通 66 – 54 三菱電機 ●
○富士通 61 – 51 三菱電機 ●
>>2-1で富士通がセミ・ファイナル進出

http://www.wjbl.org/team/?bid=18
クォーターファイナルの対戦相手は、レギュラーシーズン1勝1敗の三菱電機。
クォーターファイナル第1戦ゲームレポート
クォーターファイナル第2戦ゲームレポート
クォーターファイナル第3戦ゲームレポート
【15-16シーズン/セミ・ファイナル】
●富士通 61 – 65 シャンソン ○
○富士通 64 – 58 シャンソン ●
○富士通 51 – 49 シャンソン ●
>>2-1で富士通がファイナル進出

http://www.wjbl.org/team/?bid=11
セミ・ファイナルの相手は、町田選手の札幌山の手高校の同期であり、日本代表の本川選手が属するシャンソン。
セミ・ファイナル第1戦ゲームレポート
セミ・ファイナル第2戦ゲームレポート。25点差をひっくり返す大逆転劇。
セミ・ファイナル第3戦ゲームレポート
【15-16シーズン/ファイナル】
●富士通 54 – 71 JX-ENEOS ○
○富士通 103 – 78 JX-ENEOS ●
●富士通 59 – 72 JX-ENEOS ○
●富士通 66-75 JX-ENEOS ○
>>3-1でJX-ENEOSが優勝。

http://www.wjbl.org/team/?bid=8&rs=416
対戦相手は、日本代表の渡嘉敷、吉田、間宮等のスター選手が揃う女王JX-ENEOS。
リンク先は、ファイナルの全試合の結果である。ゲームレポートやボックススコア等の詳細を見ることが出来る。