【閲覧注意】怖い話

たこ11

転居先のアパートでの恐怖体験

学生時代が終わり就職活動が始まったのですが、
面接を受けて企業に無事就職が決まり、
社会人生活が始まった時の事です。
まだ世間の事も分からない20前後の事で、
新入社員と言うこともあり地方を転々として、
支社を回りながら仕事を覚えていく日々が続いていました。
地方勤務も与えられていたので、転勤の度に住まいも変わり、
色々な場所に住居を構えていました。
当時は会社の社員寮にも住みましたし、
時には与えられたマンションに住居を構え、
住まいが変わる度に拠点を移し、
仕事と新しい住まいとの両立の日々でした。
そんな仕事三昧の続いたある日の事ですが、
また地方に転勤を命ぜられ、
支社が変わるという事もあり、
また会社から与えられた住まいに拠点を移す事になりました。
新しい住まいは今までとは違っており、
マンションでも社宅でも寮でも無く、
2階建ての古いアパートでした。
鉄骨の階段を上がると廊下があり、
昔からある、一般的なアパートの風貌を兼ね揃えた建物でした。
建築年数も古く、トタン屋根が印象的で見るからに歴史のある建物で、
年期が外観からも伺える昔ながらのアパートです。
トイレはありましたが風呂は無く、
とてもシンプルな部屋で6畳が一つあるお部屋です。
早速、荷物を部屋に運び入れ生活が始まったのですが、
慣れない地で一人暮らしと言う事もあり、
寂しい気持ちもあったので、
同じ会社の友人を部屋に呼んで見る事にしました。
早速、友人が遊びに来てくれ、
一緒に一階から二階へ続く階段を上がろうとしたのですが、
なぜか友人の足が一階の階段で止まり、
上に上がろうとしないで立ち止まっていました。
私は上の2階の廊下で待っていたのですが、なかなか上がってこないので、
どうした早く上がって来いよ、
と声を掛けましたが、それでも上がって来ません。
そこで、どうした、と訴えかけるように語り掛けると、
一言、上がりたくないと言い出しました。
おかしな事を言い出すので思わず、何を言ってる、と言うと、
なんだか恐くて嫌な予感がする、と神妙な感じで言い出すので、
馬鹿な事を言うな、と言い、無理やりに手を引っ張り、
強引に部屋に連れて入ることにしました。
部屋に入ると、お茶を飲みながら会話をしていたのですが、
友人の様子がさらにおかしくなり、周りをキョロキョロしながら、
落ち着かない様子で辺りを伺う感じでした。
あまりにも様子がおかしいので、
一体何があるの、と聞くと、誰かに見られていて何かが居ると言い出しました。
そんな馬鹿な気のせいだよ、と言って話を変えましたが、
一向に落ち着く様子がありません。
その後、2時間ぐらいで友人は帰って行きましたが、
友人の様子がとても気になってしまいました。
その後一人になり夜も遅くなったので就寝をする事になりましたが、
自分が世にも恐ろしい体験をするとは思ってもいませんでした。
電気を消して布団に寝ていたのですが、
とても寝つきが悪く疲れたのか、少し息苦しい感じで中々寝付けませんでした。
すると、足元に何かがいるような気配がしたので、
何気なく顔を上げてみると、
透明な感じで透き通った人物が立っているのが見えました。
思わず目が点になり、恐くて反射的に布団の中に顔を埋めたのですが、
布団の上に乗ってくる感じがしたので、
無意識の内に布団を跳ね除けて、転げながら部屋の中を逃げ回りました。
部屋のどこに逃げても前から迫ってきて、
私を捕まえようとする感じがしました。
顔ははっきりと見えませんが全体的に白く霧が掛かった人物です。
恐くて悲鳴を上げながら逃げ回りましたが、
最終的には逃げられないと思ったので、
2階の窓から飛び降りようと思い、窓を開けて足を片方投げ出しました。
その瞬間に我に返り、目が覚めたような感覚で気が付きました。
飛び降りようとした瞬間に地面が目に写り、
目が覚めたような感じです。
一瞬、何が起こったのか判らなかったですし、
夢を見たのかと思ったのですが、それにしてもリアルすぎます。
実際に部屋の中が散乱をしており逃げ回ったのは事実です。
それと、昼間に友人が訪れて、2階に上がりたくない、
何かが居る、と落ち着かない様子もあったので、
この場所で何かあったのかと思うようになりました。
その後、2ヶ月ほど住みましたが、
恐怖体験が忘れられずに夜は電気を消して寝られなくなりました。
今でも思い出すと眠れない体験でした。

閉ざされた部屋から聞こえる女性の霊の声

学生時代に地方に住んでいたのですが、学生なのでお金が無い事もあり、6畳一間のアパートで生活をしていました。
昼間は学校で勉強をして夜は居酒屋でバイトをしている、普通の学生だったのですが、帰って来ては寝ると言う生活です。
そんなある日の事ですが、夜遅くバイトから帰ってくると、とても疲れていたせいか、畳の上にそのまま寝てしまいました。
すると、隣の部屋から女性が同じ事を繰り返し言っている声が聞こえてきました。
声と言うよりは囁く様な感じで、何を言っているかは分からないのですが、間違いなく女性の声です。

始めは隣の方が電話で喋っているのか、他の住民の方の声だと思い気にはしていませんでした。
ところが数日後に、また女性の声が聞こえだし、いつものように同じ事を言っている声が再び聞こえだしました。

ちょっと不気味な感じがしましたが、女性であることは間違い無いですし、独り言だろうと気にしないようにしていました。ところがある日の事です。

親しくしている大家さんがいたのですが、害虫退治の為に煙の防虫剤を焚くので、部屋の窓を閉めておいて下さいと連絡が入りました。
それで分かりましたと返事をしながら、お隣さんにも伝えておきますと、大家さんに伝えた所、隣には誰もいませんよと返事が返ってきました。

おかしいなと思ったので、隣の女性の方に言っておきますと、繰り返し言った所、本当に誰も居ないと言われました。
話を続けているうちに、一階には私一人が住んでおり、2階には二人が居住をしていて全員で3人だと言われました。

つまり、隣の部屋には誰も住んでおらずに私一人だと言う事です。

そんな筈は無いと思いましたし、確かに隣から聞こえていたので、声が聞こえたと言うと、どんな感じの声、と聞いてきました。

それではっきりと、若い女性の声で、うわ言のように同じ事を繰り返し言う女性の方ですと伝えました。
すると大家さんが、ちょっと怪訝そうな顔をしだし、何かの間違いでしょう、疲れているから空耳でしょうと、何かを思いつめた表情で足早に去っていきました。

何か悪い事を言ってしまったのかと思ったのですが、正直に隣の声の事を話しただけなのに、どうしてだろうと思いました。

それから数日後の事ですが、学生仲間が遊びに来たのですが、お酒も入っていたので仲間全員のテンションが高くなり、皆でふざけながら飲んでいました。

実はアパートに入居した時に、冷蔵庫が始めから備え付けられていたのですが、その裏に友人が財布を落としてしまい、手が届かなくて取れないので、冷蔵庫を皆で移動をする事にしました。

すると壁の一部が小さいベニヤ板で覆われており、酔っ払った友人がその板を剥がし始めました。
始めは止めろと言ったのですが止める気配も無く、経年老化で直ぐに剥がれてしまいました。

ますます、友人の悪ふざけがエスカレートして、さらに剥がれた箇所を覗き始めたのですが、友人が一言、なにかある、と言い出しました。

皆で、その中を覗くと明らかに部屋があり、なんでこんな所に部屋があるのかなと思いました。
興味が合ったので皆で狭い隙間から中に入ると、部屋の中にはベットが置いてあり、洋服ダンス、机、古いテレビ等が、そのまま置いてあり、まるで誰かが生活をしているようでした。

ですが、表の廊下にはドアは見当たらずに、コンクリートの壁だけで入り口等は一切ありません。

アパートの外側から見ても窓は一切無く、普通の外壁で覆われています。
その後、ベニヤ板を剥がした事もあり、大家さんに謝りに行ったのですが、悟ったのか全てを話してくれました。

実は、一昔前に若い女性の方が住んでいて、彼氏と揉めてしまい、部屋の中で女性が殺されたそうです。
身内が居なかったみたいで、その後の部屋の処分に困ったそうですが、不気味な出来事も起こり、入り口はコンクリートで固めて一枚の壁にし、窓も外壁で隠してしまい全てを封印したそうです。

全てを聞いた時に、あの声は女性の声だったのかと思いましたし、聞いているうちに現実味が帯びてきて震えが止まらなくなりました。

まさしく封印された不気味な館の出来事でした。

https://matome.naver.jp/odai/2143720233412175301
2015年07月18日